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'09/07/27
('09/07 訪問)
Three-Amigos (140) (30代前半・男性・東京)
天然うなぎ、野田岩
名店
昨夜、お客様の招待で
飯倉の交差点を赤羽橋方面へ下ると右手に、
雰囲気あります
ここから中へ。
中へ入ると仲居さんがぞろぞろ
(さすがに写真は撮れませんでしたが・・・)
三階の個室へ案内されました。
箸袋とコースターですが、ん?
五代目?六代目??
まあ、とにかく200年くらいの歴史があるそうです。
食べましょう
まず白焼き
わさび醤油か塩で。
これもつけて食べます
キャビアこんなに食べたの初めてだったかも・・・
白焼きは「うなぎ」と言われなければ、脂の乗った白身の魚という感じ
トロトロしてて、ご飯にも合うと思いました。
今回は白ワインと一緒にいただきました。
さてさて、
蒲焼き
味付けはわりと薄めだったかな・・・
私はたれを追加でかけて食べました。
しかし、天然ものってやわらかいですね
個人的には中国産の歯ごたえも好きですが・・・
白焼きがこってりしてたせいか、こちらはあっさりと感じました。
口直しの大根おろしも絶妙に良いです。
帰りにはお土産までいただきました
とてもおいしかったです。
ごちそうさまでした。
来月も連れて行っていただけることになりました
予約は2〜3週先なら取れるみたいです。
http://www.geocities.jp/poem_feel/nodaiwa/
'09/07/12
('09/07 訪問)
友人のオススメで行ってみた。
予約したかったが、予約は3名以上から。そもそも一ヶ月以上先まで予約はいっぱいだった(>_<)
順番待ちシートに書いたのは6時30分、40分待ちだった。
何気に7時過ぎに行くとあまり待たずに入れるかも。
店内は大正ロマンを感じさせる懐かしい落ち着いた和風インテリア。
好みだ。
ビールは瓶ビールのみ。
焼酎日本酒ウイスキーは1種類ずつ。
ワインがメイン。
鰻屋にしては珍しい。
外国人対策!?
単品でキャビアが頼めるのもそのためか?
10500円のコースをチョイス。
先付:鰻煮こごり、もずく、マグロ赤身刺身。
煮こごり旨い!
志ら焼き。
わさびを付けて。あっさりふわふわ。
鰻茶碗蒸し。
小さな蒲焼き入りでちょうど良く濃厚。
蒲焼き、ごはん、肝吸い、漬物、大根おろし。
蒲焼きのタレが甘過ぎというコメントがあったが、そんなことはなく甘さも控えめで濃すぎずちょうど良かった。ごはんも水っぽいということはなく、むしろ固めの炊き上がり。難を言うなら肝吸いのお汁がダシの味がせず、塩味だけだったことだ。おしい。
デザートはメロン。
甘くて美味しかった。
サービスも普通に丁寧。
コストパフォーマンスはこんなもんかな。
蒲焼き志ら焼き両方食べられて満足。
肝焼きが品切れで残念だった。
また機会があれば行ってみたい。
'09/07/09
('09/07 訪問)
VERONIQUE (22) (20代後半・男性・東京)
個人的に全く用事がない部類の駅「赤羽橋」が最寄り駅。そこにこのお店はあります
赤羽橋からもちょっと距離があり軽く歩いたって感じです
桜田通りに面しているので見過ごすことはないと思いますが、入り口は桜田通りに面してないです。
店内は昭和初期のレトロ風、照明も暗めで雰囲気あります。
土曜の11:30くらいに到着したのですがすでに結構な人数が並んでました。
本館にするか別館にするか訊かれ、若干迷ったものの別館へ
別館は本館から歩いて3分くらいのところです。
別館も建物自体は新しいですが、本館に近い感じのスタイルです。
「この時期は養殖と天然を併用しています」という表書きがあり
若干訝しんだのですが、まぁいまさら退店もできないので「鰻重 梅」を注文
そしてひたすら待つ。たぶん20分くらい。
「うなぎとはそういうものだ」と言われるのかもしれませんが、何もない状態で20分待つのって辛いですね
で、お味は
「旨い…けど3000円の価値はあるのかよくわからない」
といったところ。
鰻はたぶん天然でしたし、タレも及第点レベルだったけど
たぶん南千住の尾花の方が美味しかったかな。
アクセスの良さを考えても、再訪は考えてしまう。
…というか下北沢店があることが判明したので、もし行くならそちらかな~
食べた後、麻布十番までブラブラ歩き散策し、思いの外よかったです。
そういう展開がありだな、という方は是非~
天然・養殖共に、ふんわりとしたエレガントな鰻が楽しめる老舗店。
'09/07/04
('09/06 訪問)
森のコロちゃん (518) (女性・東京)
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※再訪して写真を追加したので更新させていただきます。
「おいしい鰻が食べたい!」という本人のリクエストに応えて、今年の父の誕生日と父の日を兼ねたお祝いは此方に出かけることとなった。
キャビアをのせたメニューもあるらしいが、当日は「蒲焼きコース」(10,500円をお願いしてみることにした。なお、少し前から「天然鰻」が入りはじめた!ということなので、「天然鰻の蒲焼き」(一人につき2,000円アップ)にグレードアップをお願いする。
店脇で家族を先に降ろし、契約先の東京タワーのパーキングに車を停めて戻ってくると、すぐ近所にある「熊野神社」のお祭りの準備が進められているようだ。
当夜のお席は2階のお座敷席だった。
「蒲焼きコース」の内容は以下の通り。
・おつきだし(鰻の燻製、鰻の煮凝り・枝豆)
・志ら焼き(岩塩か本山葵でいただく)
・鰻とフカヒレ入りの茶碗蒸し
・天然鰻の蒲焼き(肝吸い・お漬物・大根おろし付)
・デザート(メロン)
父たちはビールで乾杯しているが、ドライバーの私はひたすらお茶で我慢。これは家族イベントの場合は恒例なので致し方ない。
此方でコースをいただくのは実は初めて。少々、緊張してしまわないこともない。
まずはおつきだし(鰻の燻製・煮凝り・枝豆)がしずしずと運ばれてきた。卓上への置き方も決まりがあるらしく、年配の仲居さんが別の方の置き方を「大変失礼いたしました!」と言いつつ正していた。
「鰻の燻製」はヒンヤリと冷たくて不思議な食感。ホロホロと柔らかいのだけれど、タレがないので鰻を食べている感じがしない。あっ、でも、香りはたしかに鰻だ。一方、「鰻の煮凝り」は超美味。「燻製」に比べると、だいぶ普段の鰻に近い感じだ。
そして「志ら焼き」が登場。「本山葵」か「岩塩」のいずれかでお召し上がりください!とのこと。ふんわりと優しい感じに焼き上がった「志ら焼き」は箸でほろほろとほぐれる柔らかさ。ツーンとくる本山葵でいただいてもおいしいのだけれど、岩塩でいただいた方が「志ら焼き」本来のおいしさが引き立つような気がした。
この「志ら焼き」(蒲焼きも)は某インターナショナルマーケットの冷凍食品コーナーでも売られているのだけれど、さすがに本店でいたただく「志ら焼き」とは月とスッポンの差があることをしみじみと思い知らされてしまった。
続いて「鰻とフカヒレ入りの茶碗蒸し」の登場となる。これは初めて此方を訪問した時からずっと食べてみたい!と秘かに思い続けてきたお品だった。こんもりとしたかわいらしい器を開け、イザ!とスプーンで切り込んでいく。「あれ?」、思わずフカヒレを捜索してしまったが、下の方に「これでもかーー!!」というぐらいにたっぷりと入っていた。しかも、さらにその下からは2センチ大の「鰻」が顔を出すという嬉しい趣向が!!火傷しそうなぐらいに熱々な上に、茶碗蒸し自体に鰻のエキスとフカヒレのエキスがミックスされてかなり重厚な味わいの茶碗蒸しだ。お味的には悪くないのだけれど、ちょっとたっぷりしすぎの感も。。。この時点で、すでにお腹は満腹になりつつあるが、この後には本日のメインである「天然鰻」が控えているのだ。
そして遂に「天然鰻の蒲焼き」がお出ましになった。予約した時のお店の方の話によると、此方でも年々、天然鰻の入荷量は減りつつあるということらしい。
「天然鰻の蒲焼き」は先ほどの「志ら焼き」同様、熱いお湯を張った金属製の容れ物に入った重箱に「これでもかー!」という感じでミッチリと敷き詰められている。「おおっ!これが此方の天然鰻かーーっ!!」としばし感慨に耽る。そしてまずは一口。「へーーーっ!!」。。。意外なほどに柔らかい。天然鰻というと、もっと身が引き締まってプリプリっとしているのかと想像していたのだけれど、感じるとしたら相当に控えめなプリプリ感だ。また、もっと泥臭くてワイルドなイメージを勝手に抱いていたのだけれど、全然そんなこともない洗練された味わいの天然鰻だ。しっとりと上品なテイストに焼き上げられていて、お腹はいっぱいのはずなのに、何故かご飯がパクパクと進んでしまう(笑)。鰻重同様、箸休めの大根おろしと浅漬けのお漬物が有難い。が、さすがに肝吸いに入っていた大きな肝は家族に進呈することになってしまった。
普段、此方でいただく鰻重の養殖鰻に比べると、若干、トロミがかった脂っこい感じもなきにしもあらずだし、いささか身がしまっているように感じる部分もあるが、それほど天然鰻を食べ込んでいる訳でもない私にとっては、その違いを明確に感じ取ることはできなかった(恥)。というのも、すでに食べ始めた時点で腹八分目の域に到達していたため、最後は死にものぐるいで食べきることになってしまった(爆)。まさか高価な「天然鰻」を残す訳にもいかない(笑)。
「鰻腹」となってはちきれそうなお腹をさすりながら座っていると、最後にデザートが運ばれてくる。冷たい大きなマスクメロンは別腹にすんなりと収まっていく。
家族の感想も「さすがに天然鰻はおいしい」だの「志ら焼きはなくてよかった」だの「茶碗蒸しに鰻は入ってない方がよい」だの、実に色々で面白かったが、総体的に今回の「鰻尽くしコース」の評判は概して高かったようだ。家族点を加味した上で総合評価を★4.5に繰り上げさせていただきたいと思う。
鰻尽くしのコースを堪能してきたせいもあるが、しばらくは鰻の「う」の字も見たくない気分。もうすぐ土用の丑の日だが、母などは「まだ食べなくてもいいぐらいだねぇ!」とのこと(笑)。
鰻以外でユニークだったのは、熱燗のお酒(菊正宗)の容器。ちろりのように中にお湯が入っていて燗が冷めないようになっている。なんでも五代目が中国で気に入って購入してきたものなのだそうだ。
これだけたっぷりといただいた上に、ビール2本と熱燗を2本いただき、サービス料10%を加えて大体6万円弱。鰻重のみをいただく場合よりもだいぶお高くなったが家族の満足度は高い。
お会計を済ませてまたまた東京タワーの麓まで車を取りにいくと、ライトアップされた東京タワーが暮れなずむ夕闇の中に美しく輝いている。おいしい鰻料理をたっぷりと堪能した後に眺める東京タワー、日本人として生まれてきたことの喜びをつくづくと噛みしめてしまった(笑)。
【2007年8月14日のレビュー('07年8月訪問)】
毎年恒例のお墓参り帰りの利用。
11時半すぎに両親を店近くで降ろし、東京タワーの駐車場をめざすが、すでに長蛇の列だ。周辺のコインパーキングに車を突っ込んで店に走り込んだ時には、店前にもあふれるほどの待ち客が並んでいる。掻き分けて店内を見回すと、すでに両親は着席して食べ始めていた。当然、私のお席にもちんまりと「鰻重」が置かれている(爆)。「うっそーーっ!!」。
これまで何度か訪れたことがあるけれど、待たされなかったことは一度もない。なんでもオープン1巡目の最後から2番目の客だったらしく、待つことなく座れたらしい。おまけに父はお銚子まで飲んですでにご機嫌の様子。。。
これ以上、冷めるのはイヤなので慌てて食べ始める。この店に来てこんなに慌ただしい思いをするのは初めてだ。いや、自分が悪いのだけれど。。。
「萩」(3,675円)はうな重の最高位に君臨するだけあって、ふたを開けると鰻の香ばしい香りが立ちのぼり、熱々のご飯の全面にふっくらした鰻が「これでもかー」とばかりに敷き詰められているのが良い。但し、いつもに比べると若干、ご飯が温く感じられたのは仕方がない(笑)。熱々の肝吸いは着席後に運ばれてきた。これがまた上品な味わいでおいしい。また、おしんこの他にさっぱりとした大根おろしが添えられているのが有難い。山椒のピリ辛度も◎。実際、食べてみると幸せ感が全身に広がる。
いつも思うのだけれど、此方でいただく鰻は、巷の鰻店でいただく鰻に比べると、鰻自体が信じられないぐらいにフンワリと柔らかい。蒸し具合のバランスなのか、焼き具合の腕次第なのかはわからないが、ちょいとレア風味かなーというぐらいにホロホロでジューシーな仕上がり。それが口の中でハラリととろけていく。「まいうーーっ!!」。そのおいしさに、思わず笑みがこぼれてしまう。そしてご飯にかけられているタレも、この上品でエレガントな鰻の味をさらに際立たせるような絶妙の味わいなのだ。思わず無言になって黙々と食べ進んでしまう(爆)。
いわゆる一般的な「鰻重」を想定して訪問すると、若干、物足りなさを感じてしまう場合もあるかもしれないけれど、160年の歴史を誇る老舗ならではのとろけるような鰻を食したいという場合はお勧めの一軒。
実際、両親も「鰻を食べたのに、食後に脂っこさが残らない品の良いおいしさ!」と太鼓判を押していた(笑)。
すでに皆様がご指摘のように「粋な和のテイスト」が散りばめられた独特の雰囲気もお見事。但し、混んでいる店内の撮影はちょっと難しいかもしれない。また、お手洗いは階段を上がって一番奥になる。2階のお座敷席はすべて予約で満杯。毎年お盆のこの時期はかなり混み合うとのことで、ひっきりなしに鳴り響く電話に「店頭でお待ちいただければご案内できます!」と対応されていた。
満腹のお腹をさすりながら帰路につく頃には、待ち客の数がさらに増えていた。予約は4人以上からとのことだが、おいしいものを食べるためには多少の待ち時間もやむを得ないことなのかもしれない。
'09/06/18
('09/06 訪問)
koji877 (43) (40代前半・男性・千葉)
今回は家族の記念日でしたので事前に予約を。
(3名で平日でしたので予約ができました。)
メニューもFAXで送ってくれるなど、老舗でありながら心配りが素敵です。
2階の客室で流石創業百六十年の趣がございます。
仲居さんのお給仕もしっかりしております。(サービス料の加算がありますが)
オーダーは①コースに、②うな重(萩)、③志ら焼き。鰻巻きと柳川も。
肝焼きは予約時にオーダーでないと不可。
こちらはワインメニューが別にありましたが、日本酒派の私は??
日本酒の種類はお世辞にも多いとは言えません。
結論
①にするなら断然②。間違いない。そして二人で仲良くプラス③に鰻巻きで最高。
コースの品は、プチ志ら焼き+(萩)よりランク下の鰻重+煮こごり+デザート(西瓜)。
やはり鰻はお店の最上級を頂きましょう。鉄則です。再認識しました。
秘伝のタレは甘すぎず意外とさっぱりした印象で、美味しかったとのこと。
私は志ら焼きで一杯でお重は頂きませんでした。鰻巻きは絶品でしたよ。
お会計三人で2万円弱。素敵な記念日になりました。感謝。
'09/06/15
('09/06 訪問)
うりこ (240) (30代後半・女性・神奈川)
本日は週に1回はうなぎを食べたいうなぎフリークと一緒に老舗野田岩にお邪魔しました。
最寄り駅は赤羽橋ですが、神谷町からテクテク上り坂を歩いても10分弱。
帰りは六本木まで軽いお散歩代わりで約15分。
意外と不便でもなかった立地。
こちらのお店、4名未満は予約を受け付けないとの事前情報があったので、相当な待ちを覚悟で訪問。
到着したのは19時15分頃。
最後の1席に滑り込み、待ち時間なんと1分。
その後も徐々に空席ができ、この日LOまでお客さんの待ちは1件も発生していません。
不景気?たまたま?・・・もしや・・・味が落ちた・・・?
オーダーは、彩りコース(4500円。サービス料10%別、以下同様。)とうな重コース(7800円)。
こちらのお店はうなぎ屋さんなのにワインが豊富ということで、しら焼きに合わせて白ワインブルゴーニュブラン(800円)。うな重に合わせてサントネールージュ(700円)をオーダー。いずれもグラス。
(先付け)
(白焼き)
(うな重)
(彩りコースのデザート)
以前、横浜の野田岩にお邪魔した時、味は絶品、接客は・・・(省略)を体験していたため、味、接客ともそれを上回ることを期待して。
結論は、接客は比べ物にならないほど素晴らしい!(対象がとっても低いということもありますが・・・)が、期待の味は「う〜ん、、、すべてにおいて横浜のほうが美味しい。別の系列では横浜そごうの竹葉亭のほうがおいしい・・・」という結果に。
うかがった時間が悪かったのか、最近味が落ちたのか、私のうなぎ経験値が低いのか・・・
一言で言えば、このお値段を出すならもっと美味しいところがあるなあ、という印象。2000円台のうな重にしておいたらもっと評価が上がっていたかも知れません。
恐らく、町の名もないうなぎ屋さんよりは美味しいのでしょうが、うなぎの名店!と思っていただいてしまうと、どうしても辛口のコメントばかりになってしまいます。
・うなぎのタレが甘さばかり際立つ薄味。
・ご飯が水分を含みすぎて、タレ要らず?の水っぽい炊き上がり。
・しら焼きはふっくら感よりもパサパサ感がやや舌につく。
うなぎフリークとともに結論は同じ。
もう一度はいいかな・・・
あ、でも肝吸いは美味しかったです♪(フォローになってない・・・)
'09/05/02
('09/04 訪問)
ひでまっく (10) (40代前半・男性・東京)
お昼の食事会で利用しました。
お酒はすべてワインで合わせました。
メニューは以下の通りです。
1.鰻の燻製
2.白焼き
3.う巻き
4.蒲焼き
5.お吸い物と、香の物
1は軽く燻製してある感じ。鰻の味もしっかり残っていて、
かなりヒット。
お酒のつまみで、いつまでも食べていたい味でした。
2は、今の時期のお奨めかな。
塩、もしくはわさび醤油で食します。
しっかり蒸していてホクホク柔らかいのですが、鰻の味もはっきり分かります。
私は、わさびだけ少し付けるのが気に入りました。
3は、定番メニュー。
外せない一品だと思います。
卵のふんわり感と鰻の皮のバランスが良かったです。
4は他のお店よりだいぶあっさりした味付け。
鰻の味を引き立たせて、非常に美味。いくらでも食べられそうでした。
5も手抜かりなし。
残念ながら肝に釣り針は入っていませんでしたが...
香の物も手抜きなしで感心しました。
全体的に味はあっさり目。
素材重視の味付けだと思います。
私の好みにはぴったりでした。
次回、秋にまた訪れたいと思っています。
'09/04/20
('09/04 訪問)
tabe-aruki (870) (30代後半・男性・東京)
野田岩に行ってきました。老舗のうなぎ屋、天然うなぎに拘るお店です。
4月から12月まで天然うなぎがありますが、この日は養殖と天然を併用していますと貼り紙がありました。
4人で訪問なので、予約をしました。このお店は4人から予約を受け付けてくれます。
案内されたのは、3階の座敷、エレベーターなどはありませんので階段を使います。いろいろな調度品が置かれており、なんだか旅館のような印象を持ちました。
4人で使うにはゆったりとした部屋でした。待ち合わせのお二方はすでに到着していて、お茶で一服です。
さて、メニューを吟味する。といっても会食なのでメニューの読書ばかりをしていられない。
かみさんが是非食べてみたいと思っていた白焼きと、はたと目に留まったうまきを注文、それにうな重としました。
しばらく時間を頂戴しますと言い残して仲居さんが去っていきます。
まずはうまきから登場します。
1切れ単位で注文することができます。冷めないように湯せんの容器入りです。
甘く味付けされた柔らかな玉子焼き、中身のうなぎは、旨味とコクだけを残しております。
口中に広がる旨味が印象的な玉子焼きでした。
その余韻に浸っていると、白焼きが登場してきます。
こちらは2人に1人前づつとしました。やはり保温用に湯せんの容器に入れられてきます。
僕たち夫婦の前に出てきた白焼きは幾分小ぶりでした。先方の白焼きは大きくみえた。隣の芝生はの例かもしれませんが。。。
ふわっとした仕上がりの白焼き、ワサビ、塩、醤油で楽しみます。
とくにわさびをちょいとつけて、醤油を垂らす食べ方が気に入りました。塩をつけて食べるのも中々です。
うな重の登場です。たしか萩を注文したはず。うな重には、お新香、肝吸い、箸休めの大根おろしが一緒にやってきます。
3列に並んだうなぎが圧巻です。おもわず顔がほころびます。
一口頬張ってみる。口の中でほぐれていく。
ベースとなるうなぎの力強さを辛めのタレで仕上げております。キレのあるタレだから、天然うなぎの脂の強さをあまり気にさせずに食べさせる工夫なのでしょう。
3列のうなぎをどういう風にやっつけるか、1列目はそのまま食べて、2列目には山椒を、3列目は後から考えればいいか。
山椒を振ってみたところ、山椒の香りに驚いた。清々しい香りがする。新鮮な山椒を挽いているのでしょう。辛口のタレが持っているキレに、別の清涼感を追加してくれます。これはいい。
最後は、山椒無しとしました。タレの味わいとうなぎの味わいを味わおうと思った次第です。
ボリュームが多いかなと思ったものの、ごはんはそれほどの量があるわけではありませんでした。
肝吸いの肝は、香ばしさが香る程度の焼き上げで、プリプリとした食感がたまりません。
うなぎを待つ時間は、話をするにはうってつけだと思いました。久しぶりに会う人との会食はうなぎ屋がいいと思います。
1階の食堂は禁煙のようです。個室は灰皿が置いてあったので、お好きなようにということなのでしょう。
'09/04/09
('09/04 訪問)
vino_vino (122) (東京)
民芸調と町家と文明開花調をミックスしたような内装
「うまいもの出す老舗だぞ〜ッ!」と主張しているのです
「彩り」というコースを頼みました
まずは やや堅めの感触の煮こごり
口に入るととろ〜りとろけます
そして暫く待って「志ら焼き」
焼きはふんわりしつつ食感しっかり 絶妙な関東風の焼きです
ウナギのうまみと、わさびそして醤油の香り三位一体となって体をぐるりんと駆け抜けました
さらに暫く待って鰻重登場
鰻重の鰻も絶妙なふんわり食感
油が抜け 上品で甘さを抑えた薄めのお味
しみじみと鰻のうまさを感じます
山椒は要りません
香のものと箸休めにおろしが添えられます
絶品 肝吸いの肝も柔らかめ
ついでに この日はご飯が軟らかめ(笑)
リンゴと梅酒のゼリー はじめやや堅い感触ですが室温でとろりとしてきます
鰻重は2100円からあります
写真は4500円のコースで、コストパフォーマンスも良いと思います
'09/03/05
('08/03 訪問)
高輪サディスティックス (139) (40代後半・男性・東京)
2009年3月
一年ぶりの野田岩。蒲焼きの藤(5050円)と胆焼きを注文する。蒲焼きには、ご飯、お新香、肝吸い、大根おろしがついてくる。さてさて、いつも満足する筈の野田岩だったのだが、今日はそれほど美味しいと思わなかった。あれっ?こんなものだっけ、という感じである。どうしてだろう。もしかしたら身体が悪いのかもしれない。一年前のコメントは、もうべた褒めという感じのことを書いていたが、この程度だと、ちょっと味4.5星は厳しい。ということで一つ星ダウン。東長崎の鰻家の方がここよりは美味しいのではないか、と思わせられた。私の舌がおかしいのか、野田岩の味が落ちたのか、求める味が変わったのか、それらのどれかだと思う。
2008年3月
東京で鰻を食するなら野田岩に行きたい。志ら焼はそんなに美味しいかと言われると、ちょっと自信を持てないが、普通の蒲焼きはふっくらとして美味しい。というか、この店の佇まいが、旨いと思わせてしまう迫力がある。煮こごりなども美味しく、幸せな気分に浸れる。これ以上、何を求めるのか、という気分にさせられてしまう。いつもここを出る時は、なんか充実した気分にさせてくれるという点でやはり相当の名店ではあるだろう。
お江戸の老舗って感じな代表的なお店ですね。
洋物の食材などをうまく組み合わせたりしてドリンクなどワインが取り揃えてあったりして。
今回はすんなり入れましたが前回、並んで入ったのですが枡の裏に番号が書いてあるのを渡されて順番待ちなど洒落ていますよね。
こちらの志ら焼きは確かに絶品ですね。焼きの職人さんの腕にかかっている志ら焼きは誤摩化しは効きませんからね。
うなぎ自体のクオリティーも本当に大切です。焼き鳥などもそうですが調味料の少ない料理程、お客さんを納得させるのは難しいですからこちらのうなぎは当然どちらもクリアーしていると思います。
肝心なお重は少しお上品かな?
やはり、山椒ぶっかけてガツガツ派だから少し物足りなさがありました。
こちらもやはり山椒は旨い!!風味が飛んでいない!!
山椒に気が利いているうなぎ屋さんは必ず当たる!!
もちろん、香りが飛ぶぐらいの山椒を使っているお店はそれだけ出ていない訳ですからね。
オリエンタル?ハイカラ?異文化コミニュケーション?エキゾチック?こんな表現したら失礼ですね。
天然物ですのでまれに釣り針がなんて注意書きはおおっと思わされました。
ごちそうさまでした。
'09/01/09
('08/09 訪問)
すごいプゥー (44) (30代前半・女性・東京)
2票 [大きな写真]
素敵な外見のお店です。
鰻と言えば野田岩と聞いていたので、
とても楽しみに伺いました。
メニューは、コースとアラカルトがあります。
初めてだったので、 アラカルトにしました。
お通し。←煮凝り。
白焼き。←キャビアつき!! 二人でひとつ。
かば焼き。
漬け物。
お吸い物。
おろし?←オマケの口直し。
お通しの煮凝りスゴイです。お口の中で、とろけるんです。
お口の中がパラダイスですー。
白焼きは、なんか、ウナギじゃないみたいで、お魚みたいです。
ワサビとお塩でと、勧められて食べたらもうムチャクチャおいしいです。
次は、待望のかば焼きさん。
ふたを取ると~つやつやなかば焼きが~。
少し甘めですけど最高に美味しいです~。
またオマケのおろしがいいんですヨ~。
漬物もサラダみたいで全部食べちゃいました。
今度は夏に来て、いかだを食べたいです。
'09/01/04
('08/12 訪問)
chi-i (94) (20代前半・女性・東京)
東京タワーの間近の3階建てくらいの古い民家のような店構え。
明治9年発行の東京食通番附には、3番目の上位に載っているらしい鰻専門の老舗。
2階の席に通され、旅館のお座敷のような店内でした。
うな重コースを。
シャンパンで乾杯しながら、まずはつきだしの肝、鰻の薫製など。
白ワインを空けながら待つこと数分・・。
深い箱に入った天然鰻の志ら焼きが運ばれて来ました。
山葵とお塩でいただきます。
お上品と言う言葉が合う、ふわふわで柔らかいく、噛むごとに口の中に鰻の美味しさが口の中に広がります。
フカヒレと鰻の茶碗蒸し
柚子の良い香りがして、私の口に合っていました。
鰻にワインが合うのを知らなかったので意外でした。
CHIANTI CLASSICO、Ch.de Beaucastel と赤を。
そして鰻重がやってきました。
甘いタレのたっぷりついた鰻重に食べ慣れていたので最初は物足りなさがありました。
上品で脂の少ない飽きのこない味で、控えめな味付けなのに泥臭さもなく、鰻そのものの美味しさを味わいながら食べました。
デザートのメロンが来た後に、5代目がご登場。
老舗の料理人と言うと、頑固そうなイメージがしてしまうが、パリに支店を出しているそうであちらのワインを語る様子は、明るく気さくな印象を受けました。
美味しい生活 〜Happy life〜 五代目 野田岩
'08/12/25
('08/12 訪問)
志ら焼き&キャビア&シャンパンを。
今年飲んだヴーヴクリコはすべてNGだったが、この日いただいたものも…。
志ら焼きはたまたまなのかやや品に欠ける味で、キャビアも質的にイマイチ。
なので、キャビア乗せ志ら焼きは、鰻がある意味で完全にキャビアを喰っちゃってる。
結局この取り合わせは無理があるのかもしれないと思うに至った。シャンパン然り。
(もしそれぞれすべてが最高の状態なら、凄いことになるかもしれないが...)
現状では、山葵醤油のほうが断然美味しいし、白ワインのほうがずっと合う。
鰻重は相変わらず美味しかったけど、どうも納得がいかないので、★1/2下げる。
(2008年6月 title: 好物なんだからしょうがない。。総合評価4.5)
久しぶりの晴天。暑いけど風が気持ち良い鰻日和。
7,8分待ったところで3階でも良いですか~ってことで、初めての3階利用。
奥の個室をほぼ独占した。
白ワインが美味しそうだったが、ぐっと我慢。
昼酒は自律神経が狂うような気分になるので基本やらない。
(それが酔うってことだろうに...まぁしょせん公務員の娘なんで、勘弁してください。。)
大好物は一心不乱に食べてしまう。
で食べ終わると途端に喉が痛くなる。軽い火傷と激しい嚥下のせいだろう。まだ痛い。
小躍りせずに落ち着いて食べましょう私。
鰻重はいつもどおり美味しいのだけど、もうすこし香ばしさがほしい、量もちょっと多すぎる、
と感じる今日この頃。もちろん自分の好みが変わってきたまでのこと。
肝吸い絶品。
久しく来てないけど宵もいいな。肝焼き、志ら焼きet山葵、上新香、冷酒・・・
もし贅沢ができるなら、シャンパン、志ら焼きetキャビア、その他ぜんぶ・・・
あー夢のようだ。。
一口志ら焼き キャビア添え 今なら 軽~くヴーヴクリコ一杯ついてきます♪♪♪
'08/12/23
('08/12 訪問)
コトリのおばちゃま (385) (女性・東京)
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久しぶりの五代目 野田岩。 思えば去年2階の座敷で宴会して以来だわ。。
今日はフタリだったので、予約はできない。(3人以上なら予約できます。)
鰻やさんって、結構早くからやっているから、
早いお客さんが出て行きそうな19時ちょっと前を
狙って暖簾をくぐって赤いびろうどのカーテンを分け入って入店。
(情報ページにお店の営業時間は20時までと書いてありますが
20時までに入って注文をすれば21時くらい迄はいられます。)
この和洋折衷な雰囲気が独特です。個人的には和風のしつらえのほうが好きなんですが。。
ここに着たら「志ら焼き」は欠かせないから、つまみで頼もうね、と言ってたら、
席の上の小さなカードが目に留まる。
何?「一口志ら焼き キャビア添え」しかも12月~1月まではオレンジのラベルで有名な
ヴーヴクリコをサービスしてくれるって書いてある。。そりゃ、キャビアにはシャンパンだものね。
しかし、「志ら焼きにキャビア」とは。。。
確かに塩と山葵で戴く白焼きだからコンセプトとしては同じか。。。
ではいっちゃいます?!
あとはお重「菊」を注文。燗酒にしようかと思ったけれどシャンペンだから鰻に合うように
選ばれた赤ワインもついでに。。
やってきました、湯煎した志ら焼きの器。
そして、結構沢山盛られたキャビアは小皿に別盛りに。
いつもの通り、ピリッとした生山葵、そして「塩と醤油も一応お持ちしました」、と。
えっつ、でも塩はいらないですよね。「ええキャビアの塩気で充分と思われます」と。
ふわっふわの白焼きを小皿に移し、キャビアと山葵を載せる。
うん、美味しい。。ってか美味しい物二つの競演。
ふっくらした鰻の脂を山葵がサッパリさせてくれる志ら焼きだけど、
ここにキャビアの食感と淡い塩気(普通のキャビアより塩がきつくない感じでした)が
口の中でとろけていく感触はなんともいえない。。。
もちろんヴーヴクリコとも良く合う。
いやー、すごい、スゴイというコトバも良く合う感動の逸品です。
そしていつもの蒲焼。
こちらのお勧めは時価の天然モノだけど、白焼きキャビアで豪勢しちゃってますしね、
養殖モノですが。。
こちらの蒲焼は白焼きと比べると身が薄く、どちらかというとふにゅっとするくらいまで
蒸しあげられた柔らかめの鰻だと思います。脂が乗っているので、ピリッとした山椒は
もちろん、箸休めとして置かれた大根おろしと一緒に戴くと胃もたれもせずいいですが、
この大根おろしが甘くて美味しいんですよねー。。
肝吸いの肝もよくあるつるっとしたゴムみたいなのではなく、ふっくらした肝らしい
肝が入ってます。
コトシも年末に近いので、最後に「心くばり」を頂戴しちゃいました。去年は雪うさぎ
コトシは波千鳥の柄のガーゼハンカチです。
(女性のみね。。)
'08/12/15
('08/12 訪問)
ライティ (8) (30代前半・男性・東京)
【お店情報】
江戸末期の創業から160年の歴史を守り続ける日本を代表するうなぎの名店。
天然うなぎにこだわり続ける江戸前蒲焼が楽しめる。
(今回の訪問時は、天然うなぎは”志ら焼”にて、うな重/丼は養殖うなぎでの提供だった。
【利用目的】
奥さんと一緒にランチにて利用(平日月曜ランチ)
13:20に滑り込み、待ち時間無しで入店。(13:30までに入店必須)
【雰囲気】★4.5
歴史を感じさせる風情のある外観、和洋折衷の様式で気品を感じさせる店内。
そして、着物を着た仲居さんの面々で雰囲気は◎。
ちょっと贅沢したい時、大事な人との食事、ランチ利用として非常に良い。
【サービス】★4
仲居さんのそつの無いサービスが○。
「志ら焼」と「中入丼」を注文したが、最初に「志ら焼」が出され、十分に時間をかけて味わった後、
ほどよく器をピックアップ。お茶やおしぼりを出すタイミング、変えるタイミングともにそつが無い。
非常に心地の良い時間を過ごさせてくれる。
【注文内容】★4.5
「志ら焼」・・・天然うなぎを使用。岩塩もしくはわさびを添えていただく。”ふっくら”で且つ”しっかり”とした身で正にうなぎ本来の味が楽しめる。大衆店のいわゆる”脂っこい”うなぎを想像すると一瞬味気なさを感じるが、身の詰まった感じやしっかりした歯ごたえ、細かい骨の噛み応えなど、余計なものが一切邪魔をしない、”うなぎの身”を味わうには◎
「中入丼」・・・”ごはんの上にうなぎ、の上にごはん、の上にうなぎ”、という正に夢のような丼。養殖うなぎを使用。構成は、”丼+肝吸い+漬物+大根おろし”。
うなぎはふっくらで、タレも甘すぎず、しょっぱすぎず、口の中に程よいうなぎが充満する。
ボリュームもそこそこあるが、飽きない味で、後味もさっぱりしてて良い。
”山椒”はピリッと辛く、刺激的。
”肝吸い”は深みがあって、ホッとする味◎
箸休めの”香の物と大根おろし”も舌を常にリセットさせて、改めてうなぎを味わうという絶妙な働き。
主役の”うなぎ”のパフォーマンスを最大限引き出すお膳立てが全て整っている。
【価格】
高級うなぎでボリュームも満足となれば、値段的にも納得。
日常的に行くにはやはりちょっと高いか。
うなぎが食べたくなった時に、他店でそこそこの値段を出すのであれば、思い切ってここに踏み切りたい。
【その他】
駐車場は、東京タワーの駐車場がおススメ。(提携の有無は不明)
子連れはトライしていないが、雰囲気的に厳しいかも。座敷であれば??
中入丼 (3,675円)
'08/11/22
('08/11 訪問)
momo_goro (286) (40代後半・男性・千葉)
飯倉交差点から100m位桜田通り(国道1号線)沿いにあり。東京タワーが直ぐ側に見える。
東京で有名なうなぎ屋と言えば多くの方がこの店が出てくるであろう野田岩。
以前から一度は来てみたいと思っていたうなぎ屋。
平日ランチにて。店到着時刻12:10頃。
待ち行列を予測していたが意外にも待ち列がないため暖簾をくぐる。
和服姿の女性店員へ1人であることを告げると「ただ今満席で御座います」別館ならば直ぐに案内出来るとのことで、店員へエスコートしてもらい徒歩2分の本館裏手の別館へ移動。移動する際に伺ったが日によって客入りがかなり異なるらしい。別館2階へ通される。
メニュー
2つ折りのメニューには沢山の品書きがある。ワインリストまであり超ビックリ!
取り敢えず「うな重」のみ記載(奉仕料10%は、別)
単価 奉仕料込 消費税込
重箱 菊 2,600円 2,860円 3,003円
重箱 梅 3,000円 3,300円 3,465円
重箱 萩 3,600円 3,960円 4,158円
オーダ:菊 (うな重、肝吸い、香の物、箸やすめ)
緑茶とおしぼりが提供され待つこと10分少々? 意外だったがちょっと早過ぎ!
◆肝吸い
蓋を開けるとゆずと三つ葉の素晴しい香りの肝吸い。出汁がよく利いた肝吸いで美味い。
◆鰻
続いて重箱の蓋をオープン! 意外にも香りはそれ程強くなかった。
綺麗に敷き詰めてある鰻。箸で切り一口。
鰻は、焼きが多少強めと云った印象で香ばしく柔らかで旨みがストレートに伝わる。脂分が若干落とし過ぎているように思えた。ふっくらフワフワ感もやや少なめ。
タレは、甘味が少なくさっぱり目。これだけ甘味の少ないタレは初めて食べた。鰻の本来の味を邪魔しないタレといったらいいのか?鰻の旨みを最大限引きだすタレち云った印象。森のころちゃんさんも云っているがエレガントという言葉が実に似合う鰻。
御飯の炊き加減も絶妙の硬さ(チョイ硬め)を保っていて好みにあい実に美味い御飯。
◆箸やすめ
醤油が掛けられた大根おろし。一口食べると口の中がリフレッシュされ、鰻の旨さを再び楽しめる。たかが大根おろしだが素晴しい存在で鰻を引き立てる名脇役的な存在で威力は絶大。
◆香の物
白菜、蕪、胡瓜。冷やされていて漬かり具合も絶妙。これまた名脇役。
◆サービス
老舗の名店だけあり食前は、緑茶&お絞り。食後は、ほうじ茶&お絞り。配膳も下げ膳も大変丁寧。
行き届いた接客。会計時に判ったことだがサービス料(10%)が含まれているので当然かも!
※土用の丑の日は、休業。野田岩へ訪問の際は暦orPC調べて気つけて。
知らないときは、単なる臍曲がりの店と思ったが質のよい鰻が減るとのことで納得。
夏以外の土用の丑の日は、不明!
別館だったせいもあるが店に入って鰻の香りがしないうなぎ屋は初めて。
本店もそれ程、鰻の香りが強くなかった。何処へ換気してるのだろう!屋上か?
尚、別館へは直接入店不可。本館経由してから。
余談
ゴジラがやってきて東京タワーを店側に倒したとしたら間違いなくタワーが直撃する距離。
大切な人にご馳走して上げるなぎ屋という印象。
老舗の鰻が食べられたことに大満足!
★当口コミ100件目記念号
重箱 菊 (3,003円)
'08/10/27
('08/10 訪問)
P. Eater (659) (30代後半・男性・東京)
2票 [大きな写真]
鰻研究始めたらこちらには伺わないとね、ということで訪問。
外観は老舗の蕎麦屋のよう。中に入ってちょっと圧倒される。何だかレトロな洋館みたいな椅子や階段。ワイングラスやシャンパングラスが陳列されていたり、椅子にはビロード生地が張られたりしていて、何屋なんだか良くわからない。もちろん、サービス陣の女性はみな着物なのだけど。。
さすがに11時に来たら一番乗り。
志ら焼きが天然であることを確認の上、うな重の菊と合わせて注文。
こちらでもまずは緑茶。
志ら焼きは、湯煎された塗りの器に入ってくる。一口食べてわかる。本当に繊細。かつうなぎの身の味わいの豊かさも同時に感じる。だが、皮の脂も上品で、余計な脂っぽさはなく、身と混ざり合って、淡ーく溶けてゆく。わさびを塗って、醤油や塩でいただく。醤油はやや風味が強すぎかな。塩の方がうなぎの味がわかる。こりゃ参った。こんなのが2みなほんちょっとで食べられたら幸せだ。★4.5
肝吸い。最初は三つ葉の香りを強く感じる。最初のあたりはやわらかく、かつ同時に比較的強めのこくを感じる。肝にもしっかり味付けがしてあり、かつ香ばしく焼いてある。他と違い、肝のプルプルした食感より、レバーっぽさを強く感じる。
ほうじ茶が出る。
うな重の菊。タレは甘くもなく辛くもなく、ご飯も硬くもなく、やわらかくもなく、とにかくバランスが良い。ご飯とうなぎがきれいに溶け合う。ちょっと飽きてきた頃に、大根おろし。志ら焼きのわさびと同じ、うな重を食べるにあたっても逆方向の要素をアクセントとして考えているのは面白い。大根おろしを絞ったものでなく、その汁まで一緒にいれているのが、ポイント。汁のちょっとした苦味と大根の辛味が口全体に瞬時に行き渡ることで舌が洗われる。
ただ、第一印象は、志ら焼きの方が感動的。また、鰻の半身のうちの一方の身の部分が若干ぱさぱさしている上、骨をたびたび感じる。食後にまで骨がのどの奥の方にずっと残り続けて閉口。うな重は★3.5から★4.0。
ちなみに、山椒は非常にスパイシーさが強く、香りもかなり鮮烈。舌がビリビリするほど。粒は比較的大きめ。
全体として評価すれば、5.89みなほんと言う値段、丁寧なサービス(11時の1番のりだからかな)やお店の雰囲気も併せて★4.0.志ら焼きは別格。
'08/10/25
('08/10 訪問)
1票 [大きな写真]
クライアントに誘われ天然うなぎ 五代目 野田岩さんへ…
野田岩さんは下北沢店、大森、横浜(神田の“かね本”さんからは撤退…“うなぎ処おお葉”に店名変更)にもあるのですが、東麻布のお店は値段も雰囲気も他店とは違いがありますよねぇ~!?
志ら焼(こちらがメインですが…)やおつまみで時間を潰しながら、待ちに待ったうな重の登場です(*^-゚)vィェィ♪
タレも香ばしさがあり、甘辛いバランスがとても良い感じ…決して濃過ぎるような感じはしません!
中の御飯も少し硬めに炊き上がっており、ふっくら感もちょうどよいかも…
ごちそうさまでしたぁ~(^人^ (^人^ ) .
大好きな鰻を出すお店は都内に数店あり、自宅の近所だと賛否両論はありますがこのあたりが好きかも…
割烹・うなぎ 山の茶屋(赤坂)
※こちらも天然にこだわったお店で、季節や産地によって焼き方を変えてくれるので、肝焼き、吸い物、蒲焼などの味もそのつど違った味が楽しめるのですが、ちょっとランチで…という金額ではありません(/_<。)ビェェン
同じ金額を出して重箱(赤坂)さんに行くなら僕はこちらに行くかな!?(笑)
秋本(麹町)
※我家でうなぎの出前といえばこちらから…ってぐらい食べてました(^¬^)ジュル...
いつも“タレ多めでお願いします…”と注文してるのですが、食べ慣れてるせいかホッとするんですよねぇ~o(〃^▽^〃)oあははっ♪
'08/10/25
('08/10 訪問)
buff-buff (364) (男性・東京)
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2階の個室を利用しました。黒光りする太い梁や、歴史を感じさせる座敷がとても良い雰囲気で、さあ、鰻を食べるぞ!という気分が盛り上がります。
うな重コースを注文しました。
まずは生ビールでつきだしをいただきます。つきだしは、鰻の煮凝り、もずく酢、鰻のそぼろです。鰻のそぼろは初めて食べましたが、佃煮でもなく、でんぶでもない、面白いものでした。味わうと甘辛い中に鰻の風味がほんのりして美味いです。
☆志ら焼き
20分以上待って、志ら焼きがやってきました。黒い蓋のついた銀のお重に入っています。よく知られているようにこのお重は湯煎で保温されています。
蓋をあけると。、志ら焼きはきれいな狐色です。まさに「白焼き」ではなくて「志ら焼き」です。表面は綺麗に焼き上げられており、箸を入れると中はホクホク。
なんとここで同行者が注文したキャビアが登場しました。「なんで白焼きにキャビア?」と思いながら、志ら焼きの上にスプーンですくってキャビアをのせ、山葵をつけて醤油をちょっとつけて食べます。
・・・・ 「うまい!」 とろっと柔らかく、まったりと脂の甘い鰻の身に、塩味のキャビアがアクセントを加え、山葵醤油がびしっと締める。鰻の香りとキャビアの風味が口の中で渾然一体となって、実に美味しい。なんと贅沢で、謂わばなんと下品な食べ方なのでしょう。しかし、これが美味しいのです。フランスにも支店を持つご主人が考え出した、究極の和仏折衷です。合わせるお酒はブーブクリコでありました。
☆茶碗蒸し
志ら焼きキャビアの興奮に浸っていると、口直しに茶碗蒸しが登場します。これがまた、鰻とふかひれが入った茶碗蒸しです。そもそも薄味の出汁を楽しむ食べ物である茶碗蒸しに鰻とふかひれを入れるという発想がすごいのですが、結構いけます。鰻と卵の相性の良さに、ふかひれが深みのある出汁を加えています。美味いです。
☆うな重
さらに20分ほど待って、ついにうな重がやってきました。綺麗な日本画の描かれた黒い漆塗りの重です。蓋を取ると、ほわっと香る鰻。こんがり狐色の蒲焼は、照りが美しく美味そうです。
重の端から、ご飯と一緒に頬張ってみました。なんと上品な味! 今まで食べていた鰻は、甘辛いタレのインパクトが強かったのですが、その期待が完全に裏切られる上品な薄味。そのため鰻の身の美味さが口中いっぱいに広がります。鰻の身はすごく柔らかく、口の中でホロリと溶けますが、脂は強くありません。その食感は今まで味わったことのないもので、ある種魚のフレークのようなもの。鰻が魚であることを思い出せてくれます。さっぱりとした味わいは、濃いタレに慣れた口には少し物足りないような気がしますが、食べ進むと、鰻の旨みが広がり、飽きが来ないのでとても美味しく食べられます。
新しい経験です。「鰻」ではなくて「野田岩の鰻」ですね。
大満足の野田岩でした。
'08/09/15
('07/05 訪問)
donburiまる (6) (20代後半・男性)
初夏の仕事帰りに訪問。
日本橋の食堂で以前いただいていたが、
本店に来るのははじめてである。
民芸調の店内は落ち着いた雰囲気。
夕暮れに立ち寄るにはとてもよい感じだ。
うな重と中入れ丼を注文する。
しばらくして運ばれてくる鰻は、その串の跡から見ても柔らかく焼き上げられている。
鰻の蒲焼のあめ色と言うよりも黄金色に近い色合いである。
思わず箸を取り、掬うようにしていただく。
ギリギリの線。
一般的な鰻の蒲焼と異なり、
脂を限界まで落としている。
コレが野田岩の鰻か…。
ややもすれば、パサつくような、、、ツナのような食感ともいえるが、
白身魚の淡白な味わいの中に、にじみ出る鰻の滋味、香り。
鰻の魚としての面をそこに見る。
日本橋の食堂と比べ、焼き方が若干異なるのか、
こちらのほうが香ばしい。
肝吸いの肝は、焼かれており香り高い。
吸い物としてはやや濃いが、
このうな重には合うだろう。
箸休めの大根おろしもよかった。
鰻はちょっと。。。と敬遠される方にもお勧めでき、
鰻好きの方にも新たな発見となる逸品と言えると思う。
これはおいしい。
ただ、残念ながら接客面ではあまり感心できない点が見られた。
鰻屋にサービスを求めるのは間違っているかもしれないが、
吸い物椀のふたをひっくり返しておいて、そのまま知らぬ顔という法はない。
ただ一言あるだけでよいのに。お茶のお代わりの声かけもない。
立派なお着物を着ていては、そのような接客をすることはできないのか。。。
玄妙な味わい深い鰻を出すというのに。惜しいことである。
'08/08/30
('08/07 訪問)
eyeco (25) (30代前半・女性・東京)
1票 [大きな写真]
鰻好きなら知らない人はいないのでは?という超有名店。
個人的には鰻は関東Ver.より関西Ver.のほうが好きなんです。本当は。
でも東京で関西Ver.な鰻を食べられるところをあまり知らない。
銀座のひょうたん屋くらいかしら?
なので、どうも東京では鰻屋さんを敬遠しがちではあったんだけど。
ここは友人曰く「絶対食べといたほうがいいからっ」と言うので
会社から近いこともあり、ランチに行ってきました。
さすがの有名店。着いた時にはウェイティングのお客さんがいっぱい。。。
外国人の方もチラホラ見受けられました。
あまりの行列に諦めて帰って行く人も。
我々は行列・待ち時間覚悟で行きましたので、大人しく待ちます。
そんなウェイティングメンバーに、お店から麦茶(これがやたらと美味しいっ)と
ちゃんとした団扇のプレゼント。
団扇はスポーツジムとかが配ってるみたいなプラスティックのではなく
木製の骨のちゃんとした団扇でした。
麦茶をゴクゴク、団扇をパタパタしながら待つこと50分。
ようやく順番が巡ってきました。
案内されたのは3階のお座敷。
老舗の雰囲気満点の趣あるお座敷です。
お目当ては当然鰻重。
ラインナップは
菊(2,730円)
梅(3,150円)
萩(3,675円)
天然鰻は時価だそうです。いったいおいくらなのでしょう?
今回は菊をチョイス。
オーダーしてからも待ちます。
あれだけ行列ができているのに、作り置きをしていないんでしょうね。
30分ちょっと待ったでしょうか?
もう待つことにもすっかり慣れたころ、ようやく待望の鰻が到着。
重箱のふたを開けての第一印象は、お上品~。
見た目から分かる身のフワフワ感、タレは薄め、鰻にはコゲがほとんどありません。
一口食べての感想、ウナギって魚だったんだ!
なんて言えばいいんでしょうか?川魚?
タレの味が控えめなこともあって、鰻自体の味が十分に感じられるんです。
これまで鰻は鰻という食べ物であって、魚って感じたことは一度もなかったんですが。
まるで白身の川魚のような食感と風味にビックリしてしまいました。
ご飯は少し柔らかめです。
固めが好きな私でも、この鰻にはこの固さがベストなんだろうなと納得。
すっかり贅沢ランチになってしまいましたが、
高くても並んでも・・・また来たいっ!と思わせる名店です。
鰻重(菊) (2,730円)
暑い暑い土曜の昼に。。。
五代目 野田岩へ、うな重を食べに行く。
13時ごろに訪れ覚悟はしていたが、外まで待ち人が多数。
おぉぉ、、、暑い。暑すぎたこの日。
名前を記入したあと、すぐに近くのスーパーへ涼みに。
でもいつ呼ばれるかわからないので10分くらい涼んだ後、戻る。
40分くらい待っただろうか。。1Fのテーブル席に案内される。
うな重の「梅」3150円(税込)を注文。
(肝吸い、香の物、箸休め(おろし大根)付き)
野田岩のうな重がはうまい!
身はやわらかくふわふわ。タレのしみたごはんもおいしい。
またうな重だけを食べ続けると味に飽きたりもするが、野田岩は香の物が多め、
また箸休めの大根おろしもついており、うなぎと交互に食べることで最後まで飽きることなく美味しいうな重を堪能できる。肝吸いもまた美味。
後味もさっぱり、またすぐに食べれそう。。
うなぎの名店であり老舗。江戸前うなぎ。
次回は志ら焼き(天然うなぎ使用)も食べたい!
以下メニューに書かれたいた内容。
「当店では、養殖鰻は静岡の焼津産を、天然鰻は 霞ヶ浦・利根川・九州の有明海・宍道湖・江戸前(浦安沖)等 季節により産地の異なる鰻を使用しております」
'08/07/21
('08/07 訪問)
さとうこうじ (8) (20代前半・男性・東京)
味に関しては他の口コミと同意見なのでさらっと
:鰻重 萩:(¥3,465 税・サ料込)
を食べました。おいしいです。
蒲焼を裏返し、皮を見るとほんとに綺麗。
丁寧にさばかれてる事がわかります。
好印象だったのは店の雰囲気です。
初めて入る店ってのはやはり緊張するものです。
そこが「老舗」なら尚更。
野田岩も、建物は歴史を感じさせますし、
店員さんは皆着物姿。
やはり格式があるなぁ、と少し緊張したんですが
ここの店員さん(結構高齢)とっても愛想よく
そして自然体。
一流ホテルマンみたいな肌理細やかなサービスを
してくれるってわけじゃありません。
でも、お客を大切にしている姿勢が伝わってきます。
子連れや高齢者のいる家族連れなんかには
特に気をかけて接客していました。
「サービスの良さ」の定義は色々あると思います。
歌舞伎の黒子よろしく、空気の様に客の給仕をし、
まったく邪魔をしないってのも1つの完成形ですし、
無愛想で頑固な人が、無口に接客するってのも
おいしいお店の雰囲気作りに一役かったりするものです。
野田岩は正反対。
こちらから話しかけたくなっちゃう。
こういう店は好きです。
今度行かれる人、
是非野田岩の人情味もご賞味ください。
草々。
'08/07/01
('08/07 訪問)
実際、自分がどこ産の鰻を食べているのか良く分からないこの頃。
中国産も悪くないので、「国産、絶品!」とか言って間違っているかもしれない。
国産にこだわるつもりは無いが、「国産の美味しい鰻が食べたい」と思って訪れた。
団体意外の予約は受け付けていないようで、並ぶ覚悟はあったが、すんなり着席。
店内の雰囲気は掲載されている写真の通り、情緒があってよい。
フロアは年配の女性ばかりで、個人差はあるものの、比較的に丁寧な対応をしてもらった。
2人でコースを注文し、丼を俗に言うダブルに変えてもらった。
まず前菜は、ゼリー寄せなど3品。特筆すべきところは無い。
次に白焼き(志ら焼)だが、これは素人でも「国産」と分かる味。
この日の鰻は霞ヶ浦(養殖だろう)との事だが、良い意味で鰻臭さがあって美味い。
その後、茶碗蒸などが出てきたが印象に残っていない。
同僚はゆずの香りが漂う茶碗蒸を絶賛していた。
いよいよ丼だが、恐らくコッテリ鰻丼ファンには物足りないあっさり鰻丼で、身も大きくはない。
一見、がっかりするが、「鰻って、こういう味か」と実感する味付け。
「国産の鰻を食っているなぁ・・」とホッとするのだ。
身は小ぶりながらもフワフワで上品な舌触り。薄口のタレが鰻の美味さを邪魔しない上、飽きさせない。
ダブルの下の鰻だが、タレに浸され白米に蒸され、また違った美味さが出ている。
美味い。
コース通算で結構な量を食べているが、すんなり完食。
「あぁ、鰻食ったな。満足だな」
値段は別として、食事の後で笑顔になれた久しぶりの夕食だった。
難を言えば、コース料理の配膳される間隔が悪い。
間延びしてしまって、興が醒める。
「鰻は待つもの」とは言え、コースの利点というものがあるはず。
でも、美味かったから、また行きたい...
'08/06/27
('08/06 訪問)
ねこばすりんご (33) (女性・東京)
ランチで入店。
白焼きとうな重(梅)を注文。
ほんとはビールも飲みたいけど、がまんがまん。仕事中ですから。
白焼きは大事そうにお重に入れられて登場。
わさびのピリリがもうちょっと強くてもいいけど、
お塩をつけなくても全然おいしい、うなぎの旨みに悶絶!
もっと食べたいけど、高いよね、白焼きって・・・
そしてうな重登場!
ひゃ~ん、まっておりましたよ!
口に入れたら熱々で、身はほわほわ!
結構タレがあっさりしていてくどくなく、
ひとくちひとくちが幸せ・・・
わたしは名古屋人なので、鰻は焼いた皮がぱりっとしたのに馴染み深いのですが、
江戸前の本当に美味しい鰻はまた違う味わいでいいですよね~
このほわほわ感はたまんないっす。
肝吸いは、もっと美味しいところを知っているけど、
まあ主役じゃないしね。
箸おきが鰻なところもかわいくて、よい!
創業160年の老舗でいただく江戸前うなぎ…『五代目 野田岩』
'08/06/04
('08/05 訪問)
のりくん。 (343) (40代後半・男性・愛知)
恥ずかしながら東京でうなぎを食べたことは今までありません。 このお店を初めて知ったのはパリにある支店(※)です。 本店は創業160年の老舗との事でいつか行きたいと思っていました。
実は昨年のお盆に上京した際の最終日の夕方立ち寄ったのですが、まだ明るいうちから長蛇の列で断念して帰りました。 今回やっと機会があったので、一人で立ち寄ってみました。
5月の最終日曜日、また長蛇の列だと行けないと思い5時頃に着くように電車に乗りましたが、間違えて赤羽橋駅ではなく赤羽駅に着いてしまい、慌てて戻ってようやく6時ちょっと前にお店に着きました。
心配した行列はありませんでしたが、入った建物(本館)では既に待ち客が一組います。 仲居さんに一人だと告げると本館から歩いて2分程の所にある別館へ案内されました。 階段を昇って案内されたフロアはほぼ満席で、二人掛けの小さめのテーブルが一つ空いておりそこへ案内されました。 店内は趣がある雰囲気ですが、各テーブルが小さめの上、テーブルとテーブルの間が狭めで全体的に窮屈な感じです。
注文したのは「うまき」と「うな重(梅)」です。 取りあえず注文しようとした生ビールはおいて無かったのでメニューにあるお勧めのグラスワイン(白)を注文しました。 (ワインの名前をメモるのを忘れましたが、軽くてフルーティで美味しかったです。)
10分程待たされて「うまき」が登場。 何やら出前のピザではありませんが、保温容器に入れられて冷めにくいようになっています。 お味は普通に美味しいです。 次にうな重の梅@3150エン。 結構大きい様に感じた重箱は上げ底で1センチ程度の厚みのご飯に薄めのうなぎが二枚乗っています。 当然ながら江戸前でふんわり仕上がったうなぎは臭みもなく、味付けもお上品でとても美味しい。 名古屋風直焼きとは全く別物ですね。 ただパリ支店のうなぎと比べると厚みがなくボリューム的には3150エンはやや割高かなと感じました。
客層も年配の男性と若い女性といったカップルも多数見受けられ、デートや接待向きだと感じました。
※パリのお店で食べた時のブログ
http://blog-norikun.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_fe8b.html
うな重(梅) (3,150円)
'08/04/14
('06/08 訪問)
ムッシュX (61) (30代後半・男性・東京)
土用の丑の直前にこの老舗にお邪魔してきました。ラストオーダーが20時と物の本に書いてあったので会社を大急ぎで出て駆けつけたのですが、時期が時期だけに30分待ちました。
食道楽を自称する私「X」ですが、なんとこのお店は初めてだったので、店に着く前からもう興奮状態!30分待ってお店に入るなりあれもこれもと注文しようとすることろを先輩に制止されながら、酒肴三点盛り、白焼き、お重という至ってまっとうなを注文しました。
ここで一点気になったのですが、メニューに載っている品数が意外と(?)少ないですね。大食漢の私としてはやや拍子抜け。メニューから察するに、蕎麦屋同様長居無用の暗黙のサインか?でも注文次第では鰻の重量を上げて貰うことも可能なので、これは嬉しいところ。
さて、その白焼きですが、こちらは天然うなぎとの事。お味は今までに食べてきた鰻とは全く異なるもので、脂が落ちて筋肉だけがふわっと残った感じ。さしづめ鰻の懐石といった印象で、とても上品で美味、
冷えたブシャール・ペール・エ・フィスのムルソー(8,000円)との相性もばっちりでした。ただ、もう1.5倍はボリュームが欲しい・・・なんて言ったら野暮ですか?
お重の鰻も脂がしっかり落とされて醤油味のキリリと利いたタレとの相性がなかなか美味。ここの鰻の触感はちょっと言葉にしがたい新しいものでした。説明不足で申し訳ないですが、細かいレポートはもう一度食べてからさせて下さい。
ここで問題発生。関西風鰻の好きな私が野田岩の鰻をどう解釈するべきか悩みました。美味いか否かと聞かれると明らかに美味いのです。でも関西鰻とは明らかに対極に位置します。困った・・・。でも結論は簡単、美味いものは偉いのです。野田岩は全く別の「セレブな下町メニュー」として位置づけることとしました。
店の雰囲気は店主が5代目、150年余り続く老舗とあって古い木の梁や天井が歴史を感じさせる純和風の素敵な店内でした。私が食事をした1階のテーブル席は決して広くなく、LUXでもありませんが、この歴史的な雰囲気(老舗の風格?)がここで食事をしている私をなんだかセレブな感じにしてくれました。ここは是非デートで使いたいですね。
予算は今回の場合、一人13,000円。ワインを頼まなければ10,000円以内に収まるでしょうが、折角ここに来たのであれば美味しいワインと一緒に鰻を食した方が満足感高いと思います。次回はボーナスの出た頃にKRUGと合せたいと思います。
⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/wadangowada/folder/1520323.html?m=lc&p=2
'08/02/21
('08/02 訪問)
しょくじ (124) (40代前半・男性)
何度となく訪れている野田岩。うまさは皆さんご存知のとおりですが(マズいときはかなりマズい)、自分は前から気になっていたワインを初めて頼んでみました。浜松系の鰻にはビールは合うと思うのですが、東京のそれも野田岩の繊細な鰻にはちょっと違うと思っていました。また、甘口加減から、日本酒も違うともおもいます。
さて生魚系にワインが合わないのは当たり前としても、醤油だれの鰻は大丈夫なのだろうか?と心配しておりました。ちなみにシャルドネのハーフを頼んでみました。
フルサイズの銀のワインバケットに入ってドーンと出て参りました。ちっちゃいボトル入りで。
いやー野田岩のクラッシクな場所ではこれが、コッパズカしいのなんのったらありゃしません。しかも昼の一階です。しかも鰻とのマッチング的にも大してよくありません。ビールや日本酒の方がややいいかなって感じです。シャンパンなんてのもありましたが、このコッパズカしい感じはこの店ではチャレンジする気にはなれそうにありませんでした。
結論から言うと中国茶でも合うものが結構ありそうですし、または辛い山廃吟醸にソーダフォンで炭酸入れたものなんかがバッチリ合いそうな鰻だと思います。それを食前酒のグラスでさりげなく出されたら、パリ店でも大受けだと思うし、尊敬される日本の老舗っぽいかと思います。
そうなって初めてうな重の萩じゃなくて、コースでも頼んでみっかという気になるんじゃないかなぁ。
'08/02/17
('08/02 訪問)
「野田岩」の名前はいろいろなところで見受ける。時間が空いたので、ランチに立ち寄ってみた。こちらにお伺いするのは、ホント随分久しぶり。箸袋には下北沢と日本橋高島屋の店の名前のみ。大森とか、神田とか(ここは、もう閉ったか)、下北沢とか。まあ、分家とか、看板分けとか、いろいろ事情がおありなのでしょう。
野田岩というと、天然と巷間騒がれておりますが。少なくとも、この季節(1月~4月)は天然ものがそもそも入らないとのこと。ある意味ほっとしつつ、梅2500円(消費税+サービス料が入ると概ね3千円。とは言いつつ、肝吸い・お新香が付くのでそんなものかと)を。
まあ、こんなものかという大きさのウナギ。ふっくらとした仕上がり、焼き加減がなんとも上品な。タレも上品な。ここらあたりのふっくら感が仕事なんだろう。タレの味わいもさすがは老舗の看板に見合った上品・繊細かつ満足が行くもの。これで後に仕事がなければ、昼から熱燗をやっつけて志良焼でもやっつけたものを。
なんだけど、一点、申し上げると。ややご飯の炊き加減が気になるところ。もっと米がぴんとしっかりした感じが欲しい。老舗なんだから。ご飯が美味しいのが一番のご馳走と考える小生には、なんか蒸らしかその後炊飯器のふたの水滴か、ややべちゃっとした感が。
あと、もう一点。尾花とかでの待ち時間と今回のランチのそれとを比べると、裂きからはやってなかろう、他の方の志良焼きの供されるタイミングに鑑みると、ところてん式に志良焼きは仕込んでいって、その場で注文に振り分けているのではなかろうかとも(いえ、まったくの想像だが)。供されるものの中身に鑑み、問題ないレベルにてのオペレーションの工夫とは思うのだが、待たされないと鰻じゃねえという向きには気になることもあろうかと。ここに小生の個人的な想像として書き留めておく。
なにはともあれ、雰囲気・味わいやらなにやら考え合わせて、老舗の看板に見合った良い店と言える店のでは?と。一応、感心。
'07/12/24
('07/11 訪問)
北落師門 (348) (40代前半・男性・神奈川)
土曜の17時半過ぎに伺いました。
ちょうど最初のお客さんが一巡したタイミングのようで、
幸いにして、並ばずに入ることができました。
単品の注文で構成すると、当然のことながら、かなり待たされますが、
セットで頼むと、不思議と各品がペースよく出てきます。
肝のたっぷり刺さった肝焼きは、旨味とほのかな苦味で、ビールが旨いです。
セットのおつまみは、鰻そぼろ、鰻の煮こごり、もずくです。
鰻そぼろは、うーん、どうして白いご飯を一緒に出してくれないのか、
と理不尽な怒りを覚えるほど(笑)美味しいです。
志ら焼は、これはすごいです。柔らかいけれどしっかりした食べごたえです。
皮目と身の間の脂の旨味をこれほどはっきり味わえたのは初めてでした。
非常に上質な「魚」を食べた、という印象です。
ふっくら柔らかな鰻重は、上品かつ繊細な味わいの中から、濃厚な香りが伝わってきます。
意外とあっさりとしたタレのおかげで、鰻自身の持つ旨みをよく味わうことが出来ました。
ただ、非常に美味しいんですが、純然たる好みの問題で、
もう少し脂が残っていて、歯ごたえのある方が、個人的には好きかな。
志ら焼 (2,625円)
個人的に、この店の鰻は天然鰻の「志ら焼」に尽きる。
鰻の質もさることながら、焼き上げ方がまた素晴らしい。
香ばしく焼かれた身の表面のパリッとした食感は、野田岩ならではのものではないだろうか。勿論内側に火が入り過ぎることは無くしっとりと仕上げられている。またふんわりとした中にも、しっかりした噛み応えが残された加減も堪らない。この焼き上げ具合は、時折フレンチレストランで出会うもの(勿論具体的な手法は異なるとしても)であるが、和食系ではなかなか見られない技である。
天然鰻故、元々くどい様な脂っこさは然程無いだろうが、それにしても脂の抜け具合/残り具合が実に程良く、旨みはあるがくどさがない絶妙なバランスになっている。
とても上品に仕上げられているため、お供の塩、山葵、醤油(時にはキャビアを会わせることもあるが)等は最低限の量でも十分楽しめる。
熱湯を使った保温器もとても良い仕事をしてくれる。
ただこの見事なまでに洗練された白焼きには、裏を返すと品が良すぎて物足りなさを感じてしまう向きもあるかも知れない。いかにも滋味豊かな印象の、野趣溢れた風味も天然鰻の魅力の一つであるが、この部分では例えば明神下神田川本店に一歩譲ると言わざるを得ないように思う。
勿論これはどちらの店が上という類のものではなく、洗練された美味しさと野趣溢れた力強い旨さの、いずれをより強く求めるかによって評価が異なってくるのであろう。
斯様に繊細に焼き上げられた白焼きがそのまま蒲焼の土台になっているという訳ではないのだろうが、この店の蒲焼が白焼きと同系統の上品なスタイルのものであることは間違いない。
甘みは控え気味で醤油の風味が立った比較的さっぱりしたたれであるが、それでもこの実に品の良い鰻の場合、蒲焼にすると鰻自体の魅力がたれの味にやや埋没してしまうように感ずる。個人的に天然ものがある時にはついついそちらを頼んでしまうのであるが、この店に関しては天然鰻を楽しむのは白焼きだけで十分ではないかとも思う。
鰻重で食べる場合には当然ご飯と蒲焼のバランスを無視することができないが、上記のような蒲焼の上品さを考えると、ご飯の盛りをもう少し薄くした方が良いのではないかと感じる。全体の量はともかく、蒲焼と一緒に口に入るご飯の量を多少減らした方が、鰻重を食べているという満足感を更に高められるだろう。普通の店であれば、その点はたれの味を濃くするとかたれの量を多くすることで解決できそうだが、この店の繊細なスタイルの鰻にはこのような逃げ方は向かないだろうから。
志ら焼 (2,625円)
'07/11/18
('07/11 訪問)
やすんご (533) (男性・東京)
絵画や磁器など美術品を見極めるためには、常に本物の質の高い作品に接して鑑賞眼を養っておくことが必要である。画家であった亡き母からよく言われた台詞である。ワインや料理も同じだと思う。
そんなわけで鰻の野田岩である。しかし、この鰻の超有名店は、家から比較的近いにもかかわらず、これまで訪問したことがなかった。
鰻は僕にとっての不得意分野であると、前に書いたことがある。それには明確な理由がある。妻が鰻嫌いなのだ。正確には、鰻の蒲焼きや鰻重が嫌いで、白焼きだけは食べる。これは趣味の問題なのだが、鰻のように美味しい食材に甘辛い照り焼きのタレを付けることが食材の美味しさを台無しにしているように感じるらしい。同様に、御飯にタレを染みさせて食べることが御飯を冒涜しているようで許せないらしい。炒飯などは好きなのに、変わった美意識である。そんな訳で、鰻蒲焼き嫌いの妻がいるおかげで、僕の鰻の経験値も上がらないということだ。
だから、今日は、妻の目を盗んで野田岩に一人で訪問である。この鰻喰いの聖地のような店は、赤羽橋のそばにある。黒光りする外壁、年季の入った看板、木調の室内は、この店が老舗であることを一見して物語っている。
12時ちょっと前に入店すると、運良く最後の空きテーブルに案内され直ぐに着席できた。注文は、やはり評判の白焼きは食べたいと思い、一口白焼きと鰻重のセットにした。
しばらく待つと、有名なお湯を入れて器ごと暖める特注容器に入った白焼きが出てきた。一口サイズということで量は少ないが、厚めの白焼きだ。最初に山葵だけで食べ、塩、醤油と試してみる。厚い身が熱々でほくほくで、とても柔らかくジューシーだ。こういう白焼きが食べたかったというイメージ通りの味だ。僕の好みは塩と山葵だ。しかし、あまりに量が少ないので、次回は単品注文にすることは確実なうまさだ。
さらにしばらく待つと、今度は、鰻重に肝吸い、箸休めの大根おろし、お新香が出てくる。一口白焼きにセットされている鰻重は一番下のクラスなのだろう、鰻の量は多くない。御飯の真ん中に鎮座している鰻の周りから御飯が見える。ただし、このお店の鰻はかなりの肉厚なので、見かけよりは量がある。
鰻重に使っている鰻の身がかなり厚いのは、大型の鰻を使っているのだろう。このため、鰻の身にほくほく感が出て好ましい。タレは、濃厚タイプではなく、甘みやべたつきが少ない。そして鰻の表面に薄く色をつける程度のサラッとした焼き上がりになっている。
ごはんに対するタレも比較的少量だけかけてあるので、ごはんの下半分はほとんど白いまま残っている状態だ。これも鰻重のさっぱり感を増進している。しかし、鰻の量がもう少しないと御飯と鰻のバランスが悪いので、次回はより上級の鰻重を単品で注文することにしようと思う。
肝吸いをすすり、箸休めをとりつつ、鰻重を食べる。お新香は、僕の好みからすると、ちょっと浅漬けすぎるが、許容範囲だ。食べ終わると、自家製の梅酒ゼリーが付く。
さて、本日食べた場所は、20人ほど収容する本店の1階であるが、混んでくると別館に案内される客もある。また、本店2階、3階にも大広間や個室のスペースもあるが、予約客オンリーであり、夏は4人以上、冬は3人以上の客から受け付けるという。駐車場はないが、東京タワーの駐車場と提携している。
■2007/11/17昼
'07/10/29
('07/10 訪問)
セキノサトシ (107) (20代後半・男性・東京)
台風の最中、どうしても食したくて西麻布まで。五代目の野田岩本店。
台風から避難するかのように、なかなかの人の込み具合。これは粋なものだ。
災害からフィルターされた空間でただ一緒のものを喰らう人達。
ちょっとした乗り合わせた運命共同体。
名物の志ら焼きをチョイス。ご飯、香の物、箸休め、肝吸いとともに。
天然鰻がウリのこちらの白焼きだが、実はそこまでズドンとくるものはなかった。
あれ?と思ったので、追加で鰻重(養殖)を頼もうかしらと思ったくらい。
ただ鰻のような困った素材は、お店の歴史、物語、空間、サービスで一喜一憂もするというもの。
そのお店の歴史とか前後/背景のストーリー性が鰻を輝かせるもの。ここにはそれがある。
会計後に、どちらまでと聞かれ最寄り駅を答えると、
送りますよとの事。そっか、台風だから、さすが老舗だ行き届いてるなと思うも束の間。
五代目が送りますよ、と。びっくり。
そっか、そっか、こういった感動もあるもんだ。戸惑いもしたけど
(まだオーダー出てるのにお店を離れていいの?とか)、素直に嬉しかった。
僕はこういうのは素直に感動する習性は備わってるみたい。
この唐突の予期せぬお心遣いですべて救われる夜もあるもんだね。
と何かどこかの唄が頭に流れ始めて、五代目との束の間のドライブを堪能(笑)
飛び込みて またも頼みし 利根川の 名のみぞ高き 天然うなぎ
'07/09/22
('08/04 訪問)
酔狂老人卍 (620) (50代以上・男性・東京)
およそ鰻好きにして飯倉野田岩を知らざるはなく、その名の高きこと、傍(かたは)らに聳(そび)ゆる電波塔にも似たり。名だゝる評者、口を極めて志ら燒の美味なるを稱(たゝ)へ、筆を揃(そろ)えて蒲燒の今一つ美味ならざるを貶(けな)す。その味・その佇(たゝづ)まひ、一つとして詳(つまび)らかならざるはなし。
そも獸(けだもの)なるもの、人のみならず鼠に至るまで、概(おほむ)ね、脂(あぶら)を好む。養殖物の脂多きこと、天然物を凌ぐ。鰻、縞鯵、鮪、何(いづ)れも然(しか)り。さりながら、天然物は養殖物に比べて珍しく大いに値が張る。とりわけ、天然の鰻は極めて稀(まれ)で、その値の高きこと養殖物のを大きく上囘る。
脂(あぶら)多きを以つて口に旨しとするなら、「養殖物は廉くて旨(うま)く、天然物は高くて不味し」なる結論を得る。美食家の顰蹙(ひんしゆく)買ふつもりで敢へて言ふなら、この論法に誤りはなく、前提も概(おほむ)ね正しい。即(すなは)ち、この結論も大筋で正しい。とは云へ、誰しも天然物には心惹(ひ)かるゝものあり。
養殖鯛の色淺黒く、養殖鮪の赤身に桃色の脂混じるはあぢきなきものなり。加之(くはふるに)、徒(いたづら)に病(やまひ)を恐れて藥漬けとなし、あまりさへ産地までをも僞(いつは)るは實(げ)におぞまし。敢(あ)へて養殖物より値の張る天然物を尊(たふと)ぶ所以(ゆゑん)、偏(ひとへ)にこの邊(あた)りにあらん。
この日、譯(わけ)ありて、岡埜榮泉にて大福餅求め、狸穴から法務局で用を足し、時計を見ると午(うま)の刻には隨分と間あり。されば、のんびりと飯倉まで歩き野田岩に至る。幸ひにも既に商(あきな)ひ中にて、扉(とびら)を開くや、仲居うち揃ひて予(われ)を迎ふ。先客一組。五代目、頻(しき)りに彼等を構(かま)ふ。
夏の蟲、己(おの)が身の焦げるを知るや知らずや、自(みづか)ら好みて火に飛び込む。予(われ)もまた、こちらの天然鰻の身が痩(や)せ、纖維が舌に觸(さは)り、タレの鹹(しほから)きを知りつゝも、敢(あ)へて養殖物ならぬ天然物を選び、好みて「志ら燒」ならぬ「蒲燒」を頼む。更に、めしを附けてもらひ鰻重に。
・「鰻重(利根川産)」、値五千七百七十五圓也。
香の物(胡瓜、大根、白菜)、肝吸ひ(三つ葉)、大根卸し附き。豫(あらかじ)め仲居に確かめると「およそ二十分ほどお待ち戴きまする」との由。鰻を裂き、串を打ち、白燒きし、蒸し、タレにて漬け燒きすれば、自(おの)づと三十分は掛かる筈。されば、懐に携(たづさ)へし資料に目を遣(や)りゆるりとこれを待つ。
まだ資料の半頁も見終はぬうちに、頼みたる品運ばれ來(きた)る。待ち時間、僅(わづ)か十一分。東都で最も名のある店がかくのごときさまとは、歎かはしきかぎり。蓋(けだ)し、白燒を濟ませ、粗方(あらかた)蒸しまで掛(か)け置きたるものなるべし。常(つね)のごとく、身は纖維が立ち、タレにも鹹(しほから)さが殘る。
天然鰻は、季節により、産地により、大きさにより、拵(こしら)へ方により、その味はひ、大いに異なる。銀座のある店の鰻にはゴムのごとき齒応へを伴(ともな)ひ、こちらの鰻には纖維質殘ること少なからず。一つ養殖に勝れるはその芳(かぐは)しさ。臭みとは異なる仄(ほの)かな香(かをり)にて、趣(おもむき)あり。
'07/09/08
('07/09 訪問)
一級うん築士 (865) (男性・神奈川)
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飯倉の交差点から坂道を下る途中、時折ビルの合間からは東京タワーが見え隠れします。そんな東麻布1丁目も昔は飯倉4丁目と言われ下町的雰囲気も残っているエリアですが江戸の昔にはこの先の古川沿いには河岸もあって活況を呈していたそうです。
店のパンフレットには「幕末から明治初期の飯倉は大名邸も多く、商舗軒を連ね、花街もあり頗る(すこぶる)賑わいを極め、野田岩はその中に在り明治9年発行、東都食通番付には第三位の上位に載って居ります」と書いてあります。
このように創業160年の東京を代表するくらい有名であり、かつ老舗の鰻店ですが表通りの外観は意外なものです。あの神田川のようにこのうえなく風情にあふれるというのでは無くて、何か古めかしい土蔵のような印象を持ちます。
しかし一歩店内に入れば長い歴史を感じる重厚で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。その中でもやや普通の鰻屋のような1階よりも2階の趣ある和室のほうがこの店らしい、じっくりと鰻を食べるというにはふさわしいと思います。
今回は志ら焼と鰻重を食べるのですが一緒にワインも楽しむという事で訪問しました。土用の丑の日を数日後に控えておりましたので混雑を避けて5時丁度の訪問です。
*この店の素晴らしさの一つにワインの持ち込みは無料という点があげられます。
まずお通し三種で枝豆、もずく酢、鰻の煮こごりです。ビールから飲み始めましたので枝豆がちょうど良い肴になります。その後で飲み始めた赤ワイン(カベルネ)には煮こごりのややこってりとした味わいが良く合います。
実は志ら焼ですからルイ・ラツールのコルトン・シャルルマーニュのような長熟の辛口の白とも思ったのですが、炙ってはいるのとワサビ醤油で食べると聞いてむしろ繊細なカベルネの方が合うのではないかと思いました。
この志ら焼は白焼きにして蒸して、さらに表面を炙っていますが重要なのは鰻がそのままだと早く固くなるので容器が2重構造になっていて下に保温器がついている事です。従いまして味わい、風味を損なうことなく酒を飲みながらゆっくりと楽しめるのです。この点は非常によく工夫していると思います。
ワイン片手に山葵をつけていただきますが、臭みもなくてあっさりとした味わいですがよく注意するとうっすらとして香りが漂います。私の印象としては鱧の白焼きに近い感じもするのですが。
蒲焼は必要以上に脂が乗って柔らかいというものではなくて、どちらかと言うと上品な味わいです。私はもう少しだけ脂が乗って柔らかいものの方を好みます。ただタレが美味しいので脂が少なくても十分旨味は感じます。このタレは焼いた香ばしさをも引き立てると思います。
この日飲んだワインはカリフォルニアのLong Shadow Cabernet Sauvignon "Feather" 2004。伝説の造り手のランディー・ダンによるものです。繊細で果実味豊富、実に気品あふれるワインです。
実はこのワインはどうしても早く飲んで味を確かめたいものでした。現在、ボルドーもブルゴーニュも含めてフランスの名醸ワインは評価の高いものほど異常な値上がりを続けています。ユーロの値上がりや中国、インド、ロシアの影響で2005年など大変に入手が難しくなっています。
私も高級ワインを多少は保有していますが、一度飲むともう同じ銘柄は入手困難なのでフランスワインは出来るだけお宝として保存することにしました。それでカリフォルニアやワシントンあたりの1万円以下で非常にCPの良いワインを購入して気軽に飲む事にしました。
このワインなどまさに相応しい味わいとCPの良さを持っていました。ボルドーのスーパーセカンドと比較しても全く遜色はありません。
この日わかった事はこの店は志ら焼も蒲焼も固くならないように工夫していて、常に客が美味しい状態で食べる事が出来るように配慮している事でした。老舗の余裕というべきか、それにしては値段も滅茶苦茶高いわけでもなくて好感が持てます。
さらに私のようなワイン好きには持込みを快く受けてくださるので大変魅力的です。次回はどのワインを試してみようかなどと考えるのも楽しいのです。
'07/07/23
('07/07 訪問)
Nearco(ITY) (667) (30代前半・男性・神奈川)
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都営大江戸線赤羽橋の駅から右手に東京タワーを見ながら国道1号線を
ゆるやかにしばらくあがっていくとありましたよ野田岩が!
開店時刻11時より少し早かったものの営業中とあったので入ってみる。
美しい着物のお姉さまに案内される。
1階はちょうど自分で一杯になったようで幸運だったものの
一人で四人がけの席に座らせていただいたのは少々恐縮のお昼となった。
注文したのは蒲焼コース(10,500円)
立派な梁やその上の美しい天井を眺めながら(エアコンがミスマッチ)待っていると
先付けは枝豆、もずく酢、マグロ。
中ではもずく酢がすっきりとしていて美味い
★4.0
そのあとに、「志ら焼」が来る、まず一口そのまま頂く。
鰻のそのままの味がダイレクトに伝わってきて美味しいもののちょっと物足りないかなと言う印象だったのだが、
塩をかけて山葵をつけていただくと最初より味がはっきりして更に美味い、
半分くらい食べたあたりからなんだか、この味にやみつきになる。
食べる毎に美味く感じてくる少々未練を残しながら食べ終わる。
醤油も用意されていたが試すのを忘れるほど没頭してしまった。
山葵はまろやかでつんと来ないので沢山付けても美味しい。
★4.0
ここで失礼してお手洗い、二階にあると案内されたので二階に上がる、
一階が江戸時代なら二階は明治、大正といった趣きだ、
二階は妙にエアコンが効いていてちょっとビックリ、
突き当りのお手洗いへもちろんとても綺麗に掃除されているのだが
掃除道具が奥に見えるのはせっかくだから布でも垂らして隠したらと思う。
涼しい二階の廊下を通って席に戻る。
戻って間もなく茶碗蒸しの登場。
茶碗蒸しのなんと呼ぶのか元々だし汁だった部分は
大した事無かったが具の周辺は味がしみていて一緒に食べると美味い
フカヒレとメニューに書いてあったが入ってないなと思っていたら底に姿でありました。
てっきりほぐされていると思っていたのでちょっとにんまり。
フカヒレはほぐしちゃうと何がなんだかわからない事が多いから小さくとも姿だと嬉しい
二つに割って食べようかと思ったがスプーンではちょっと難しく一口で頂いた。
★3.5
そしてその後に蒲焼がご飯と肝吸い、香の物と大根おろしが出てきた。
蒲焼は三切れこれは一口目から美味い!
醤油がかなりきつめのタレで余計な甘さがなくすっきりとしていてこれも食べる毎にやみつきになる、
二切れ目は山椒をかけたがかけないほうが美味しく感じた。
★4.5
ミョウガの漬物は口の中がスースーするのでご注意を。
最後にメロンを頂いて会計は
奉仕料10%加わって11,550円
一階の椅子席では奉仕料と言う程でもないが
接客は適切で肩肘張ることも無く丁寧で気持ちいい。
体中から鰻の臭いを漂わせながらの帰り道
じわじわと感動が湧き上がる
決して安い値段ではないのでちょくちょくとは
いかないがまた行ってみたいと思う名店。
'07/07/15
('07/07 訪問)
うまうまうま (452) (20代後半・女性・東京)
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経験値★4.6。
いやいや参りました。
さすが野田岩さんです。
うかがったのは土曜のお昼。
13:30までに行くとお昼の営業時に食べられるそうなので、タクシーで13:10頃に到着。
お店の外には、20人位の待ち客が・・・。
むむむ・・・。
入り口すぐのところにある紙にカタカナで名前と人数を書いてひたすら待ちます。
結局待つこと、約1時間、14:00頃に入ることができました。
オーダーしたのは鰻重の菊(2,730円)と鰻丼(2,100円)それに、名物の志ら焼(2,625円)です。
今回は酒ナシで挑戦です。
まず出されたのが「志ら焼」。
冷めにくくするため、蒲焼が冷めないように、お重の下にお湯をはるという心遣いはさすがです。
キツネ色のそれは岩塩若しくは山葵醤油に付けて頂きます。
鰻ってこんな味だったの?と思ってしまう位、今までの鰻とは違うその鰻は何とも経験値の高い一品です。
鰻丼、鰻重も香り高き鰻とご飯の相性がこれほど良いものを正直食べた事がありません。
感動感動感動です。
また、最初に出されるお茶と最後に出されるお茶が全く違うものになっていたりと、真似できそうで、真似られないサービスにも関心しきりでした。
鰻重には萩(3,675円)や中入丼(3,675円)などのハイレベルもありますが、今回頂いたレベルで私的にはじゅうぶんGoodでした。
ご馳走様でした。
とにかく待つこと必至なので、くれぐれもその待ちの時間を楽しむ位のお気持ちでうかがってみてください。
(2007.7.7)
志ら焼 (2,625円)
'07/07/13
('07/07 訪問)
ウィーンの森の物語 (868) (30代前半・男性・大阪)
創業160年余りを誇る、東京を代表する鰻の老舗。
「野田岩」を名乗る店は、東京や神奈川にも何店かあるが、
嘘か真か?本家が支店と認めているのは、
国内では日本橋高島屋店のみで、
「横浜」は五代目兼次郎氏の弟、「大森」は叔父、「かね本」は息子で、
下北沢は弟子がやられているなんて話を聞いたことがある。
ただネットを拝見すると諸説あるようで、
実際の詳細については、自分にも不明である。
扱っている鰻は天然物か養殖物かということですが、
「志ら焼き」は(シーズン時は)天然物で、
それ以外の蒲焼、うな重などは、大部分が養殖物と記憶している。
(但しこれも人伝に聞いた話なので、真偽の程は不明)
どうしても、天然物に拘りたい時は、事前にお店に相談して、
有無を確認し、注文時、仲居に「天然物のうな重」と
一言告げると良い。値段は自分の経験上4000~6000円の
範囲内で大体収まると思う。
野田岩といえば、「蒲焼派」と「志ら焼き派」に分かれるが、
自分は断然「志ら焼き派」。無論、蒲焼も悪くないが、
野田岩の醍醐味は志ら焼きにこそあると思っている。
今回訪れたのも勿論、「志ら焼き」が目当て。
旨い物の為には仕方がないと思いつつも、
やはり週末の1時間待ちは、ちっと辛い。
今回は、「志ら丼」+「キャビア」の合わせ技で
攻めようかと思ったが、両方で7000円近くになるので、泣く泣く断念。
肝心なお味の方は、やはり美味しい。
サッパリと上品なお味で、
(良い意味で)川魚本来の香りがする。
シャリや御新香に関しては特に不満は無いが、
肝吸いだけは、もう少し頑張って欲しいように思う。
野田岩の鰻は、上品過ぎるきらいはあるので、
非常に好みが分かれるように思う。
事実、自分も初めて食べた時(確か大学二年の頃だった)は、
「鰻特有のワイルドっぽさというか、脂感が無く
蒸した白身魚のような、こんな鰻のどこが旨いんだ?」
という感想を抱いた記憶がある。
ただ、色々な店で鰻を食べ歩くに連れ、
野田岩の鰻って奥が深いなぁと次第に思うようになって来た。
正直、志ら焼きだけだったら荻窪「安斎」の方が旨いと思うし、
野田岩系統の味で比較するなら、
伊豆下田の「小川家」の方が一枚上手と思う。
ただ、都内ではトップクラスの味を誇る一軒であることは
疑う余地はないと思う。
今回、敢えて総合評価を保留したのは、
食べ終えて、勘定をお願いしてから、
20分以上も待たされたからである。
居心地の良いカフェならまだしも、
こんな狭苦しい店内で20分以上も待たされては、
流石に心中穏やかでなくなる。
お陰で折角の食後感も台無しである。
余談だが、去年、当店を訪れた時の話。
派手な(ピンクの)コスプレ姿の若い女性(20代前半)が
当店に一人で鰻重を食べに来ていたのだが、
堂々とした食べっぷりといい、
完璧で美しい箸の使い方といい、
明らかに只者ではないオーラを漂わせていた。
あまりにも異質な光景だったので、
こっちもしばらく彼女が食べる姿に見入ってしまったが、
今考えると、彼女、一体、何者だったんだ?
志ら焼き
天然物のうな重
3票 [大きな写真]
以前からモヤモヤしてた事・・・それは鰻。
まずは天然モノ、今まで脳天気に尾花や野田岩で天然モノを食べてると思っていた、しかしアレは養殖物だそうな、わざわざ「天然モノを!」と注文しないと天然モノは出てこない、もちろん料金も違う・・・「さもありなん」、である。
さらに味、蒸す蒸さないは楽しみ方の違いとしても関西人なので東京の鰻の味付けがNG、尾花や石ばしも鰻家としては面白いと思うのだけどタレが濃すぎてなんだかよく分からない、
美味しい!と思ったのは/m女史に教えてもらったたつみやと青葉(神戸から来たお店なので当然と言えば当然)くらい。
・・・しかしネ、ホントにそうなのかね?
やはりウマイ/マズイと言う前に東京の代表的な鰻屋でちゃんとした天然モノを蒲焼きで食わんとイカんのではないか???
とモヤモヤしてました。
果たして・・・昼時に飯倉で打ち合わせが終了、野田岩に電話すると今日なら天然モノが入っているとのことなので早速お店に向かう。
昔から近くで仕事をする事が多かったのでこのお店には若い頃からかなりの回数を訪れている。
ぶっちゃけぜんぜん美味しいと思った事はない、「げっ!また野田岩かよ」って感じ、
でも周りに他のお店が無いのでしょーがないナー、って感じだった・・・。
しかし今回はかなり久々ということもありピュアな気持ちで入店。
13時をまわっていたのでお店はガラガラである、席に着き「天然モノを」とお願いすると蒲焼きか御重か丼かいかがしましょう?とのこと、
御重と丼の違いは器だけだそうだが安いモン漁ってケチつけるのはヤなので御重にした。
ジャジャーンと登場、ありゃ?17分しかかかってないぞ・・・前は30分くらいはかかってたのだけれど空いてるからだろうか?
ガーンと蓋を取る、ちっちゃいんだナ・・・まぁ天然でそんなに立派な鰻がホイホイ捕れるわけないわな、早く出てきたのもちっちゃいからすぐ焼けたのだろうか?
これで二匹分だそうな。
ヒジョーにサッパリしている、あの鰻のギトギト感が全くない。
身も普通の鰻よりしっかりしているように感じた。
関東風の蒸した鰻は口の中でドロッとなるのが苦手だがこれにはそういう感じが無い、最後まで繊維質の歯応えが残る。
天然鰻自体を食べるのは初めてではない、数年前にまだ有名になる前のなかひがしで安曇川あたりで捕れた鰻の炭火焼きを食べた事がある。
肉厚でガッシリとした歯応えがあって普段食べてる鰻とは全くの別物、脂と炭火の香ばしさが一体となり大変美味であった、しかしそれ以上に清流のパワーみたいなもんを感じたな・・・海の物とは全く違うワイルドさ、数年後に新橋の鮎正で天然のスッポンを食べたときに全く同じ感覚がフラッシュバックしたのを憶えている。
この野田岩の鰻からはあのワイルドさは感じない、やはり蒸してあるのでそういうった雑味(旨味でもある)が削がれているのだろう、あるいはしょっぱすぎるタレで微細な味わいが消されてしまってるのかもしれない。
肝吸いの肝も小さくてバラバラに崩れていた、これも天然モンだからだろうか?
でも味は良かったな
そして問題のタレ・・・これはやはり口に合わなかった、醤油が強すぎてしょっぱすぎる。
舌がピリピリするほど辛い、こんなに辛いと鰻の風味もへったくれもない、と思った。
まぁとはいえ色んなコトが確認できて満足、
勘定は目方で変わる、今日のは¥5.192であった。
同じ大きさで養殖の御重だと¥3.500ほどらしい、
¥2.000弱の差だが練りエサ食って育った養殖モンと天然モンの差は大きい。
もちろん天然だから必ずいい物食べてるワケじゃない(ブリキの太鼓1シーンを思い出す)だろうけど養殖のほうがいいなんてヘンチクリンな食べ物はない。
フグは養殖を食うくらいなら食わない方がいいと思うけど鰻やスッポンはさすがに絶対数がね・・・ただ明らかに養殖と天然の差がハッキリしているので今後の鰻との付き合い方について考えさせられたな。
天然モノは毎日入荷するわけではない、夏場でも入荷しない日のほうが多いそうだ。
天然の志ら焼きをキャビアで頂きます 鰻重も非の打ち所がありません 「極楽 極楽」
'07/06/07
('05/03 訪問)
とんし (1526) (40代後半・男性・兵庫)
「名物に美味いもの無し」という言葉がありますが、「有名店に美味いもの無し」という言葉も正しいなとつくづく思っています。
しかし、鰻屋の代名詞と言うべき「野田岩」は、その思いを払拭させてくれます。
私が荻窪の「安斎」とともに最も好きな鰻屋です。
「うな重」「志ら焼き」共に完璧と言える美味しさです。
「うな重」の上品で鰻の旨味を最大限に引き出すタレは絶品です。
また、天然物の「志ら焼き」も筆舌しがたいものがあります。
天然物の鰻の香ばしさといったら、素晴らしいと言う以外言葉がありません。
養殖物よりも油は乗っていませんが、油自体が軽くて爽やかなので、一度天然物を頂くとやみつきになります。
川魚を焼いたような香ばしい風味があります。
その天然物の「志ら焼き」を岩塩で頂くと、本当に幸せな気分になります。
また、キャビアと一緒に食べても最高です。
贅沢ですね。
小さい頃から、「うな重」は好きでしたが、やはりその頃は、甘辛いタレの味が美味しいと感じたのでしょうね。
「テリヤキ」「すき焼き」もそうですが、日本人は、醤油と砂糖の混ざった味が大好きです。
特に、ご飯とこの甘辛い味は、非常に合うので、好きな人が多いのでしょう。
しかし、どんな料理であっても、やはり素材の味が引き出されていないと意味がないと思っています。
ある時、「味壺」というお店で、天然の鰻の白焼きを頂いた時から、本当の鰻の味がする鰻を頂くことがほとんど不可能に近いと感じていました。
特殊なルートを使えば手に入りますが、コストと手間が大変なことになってしまいます。
そのような意味では、こちらのお店で、「志ら焼き」を初めて頂いた時は、本当に嬉しかったですね。
ちゃんとした鰻を食べさせてもらえるお店があるんだと素直に感動しました。
親しい友人も先日久しぶりにこちらのお店に行ったようですが、「やっぱり野田岩は次元が違う美味しさだ。」と言っておりました。
鰻の有名店は他にもいっぱいありますが、私も「野田岩」は本当に次元が違う美味しさだと思っています。
ひとつだけ問題があるとしたら、昼に伺うと「肝焼き」が無くて、夜は閉店が早いので、なかなか「肝焼き」にありつけないことでしょうか。
志ら焼き
'07/06/01
('07/06 訪問)
TakuStreet (40) (40代前半・男性・神奈川)
12月ごろから4月ごろまでは、天然うなぎは、時期的にありませんが、さすがは160年ほど続いている老舗。東京のうなぎでは、最高です。ただ、柔らかく蒸したうなぎではなく、とても香ばしく焼き上げてあります。名古屋や関西のうなぎの香ばしさと東京の柔らかさの両方が、絶妙にバランスされているって感じかな。
雰囲気もいいですし、おばちゃんたちの接客も非常にいいです。うなぎの薀蓄いっぱい聞けました。正月明けだったので、枡酒の振る舞いがあったりしました。まぁ、それなりの金額もしますが、その価値は十分ありますね。今度は、天然の時期に行ってみようと思います。
という訳で、6月になったし、天然を食べに行ってきました。天然は、十分大きくなっている熟れたうなぎの”大串”と、まだまだ若い小さなうなぎの”筏”の2種類がありました。今回は、”筏”を頼んでみました。まだまだ身も薄く油も軽くしか乗っていませんが、今まで食べてきたうなぎとは別物でした。
香ばしさ、柔らかさ、しっかりとしたうなぎの味とうなぎの味を壊さない程度のたれの味。どれをとっても満足でした。今回は、うな重にせずに、蒲焼でいただいたので、より一層うなぎ自身の味が楽しめたのかと思います。蒲焼は、湯煎できるようになっている器にでてくるので、時間が経って冷めることなく、最後まで美味しくいただけました。
気になる時価の値段ですが、寿司屋のように、今日は幾らという感じではなく、出来上がった時に決まるようで、本当にお会計になるまでわからないらしいです。でも、高くても6500円ぐらいと聞いていたのですが、実際には、5000円でした。
5000円のうなぎの価値があるかどうかは、人によって意見が分かれるところだとは思うけど、ぼくは、満足でしたよ。
'07/04/29
('07/02 訪問)
( ̄~; ̄)ムシャムシャ (36) (30代後半・男性・神奈川)
※致命的な間違いがありましたので、訂正いたしました※
うなぎ界の超有名店ですね。
土用の丑の日の前後には昼も夜もすごい行列ができていました。
(※土用の丑の日には営業していません)
確か昼も夜もそれほど価格差は無かったような記憶がありますし、ランクによって値段も違うので、価格帯は他の方をご参照ください。
「とにかくおいしいうなぎが食べたい」というシチュエーションであれば誰と行っても大丈夫ですが、オススメは「あのうなぎのタレがあまり好きじゃないけど、とにかくうなぎが食べたい」という人を連れて行ってください。
当然うなぎにランク付けはありますが、普通のタレ付きとタレを付けない白焼きがあります。
タレ付きが好きな方でも白焼きは一度お試しください。
うなぎ本来の甘みがとても分かりますよ。
もちろんタレ付きもおいしいです。
「継ぎ足し続けて○○○年」みたいなモノだと思います。
その他、お漬物と肝吸いが付いてきますが、肝吸いをいただく前には必ず箸袋の注意書きをご一読ください。
正確な文言は忘れましたが「釣り針が入っている可能性があります」という脅し文句に一歩引いてしまいます(笑)
ちなみに今まで一度も入っていたことはありませんのでご安心を。
お財布とご相談ください(笑)
'07/04/16
('07/04 訪問)
しょ~ちゃん (240) (40代後半・男性・神奈川)
さすが創業160年?の鰻の老舗。そういわれると店の作りも何となく重みがあるように見えてくる。迷路のような階段と廊下を辿って3階の個室で会食。4人以上でないと予約を取らせてもらえないとか。
志ら焼(白焼とは言わないらしい)にわさびというのは経験あるも、今回はキャビアを乗せて食べました。キャビアの塩味が岩塩をまぶして食べるのとはまた違った味わいです。
次に肝の串。ふんわりやわらかくたれで焼き上げられていて、肝の持つ「えぐみ」のようなものは感じませんでした。これはお気に入りになりました。そして鰻巻き。その後に鰻重でしたが、これは4段階あり上から2番目を頼みましたが重箱一杯に敷き詰められた鰻に圧倒されました。天然鰻なので「たまに針が入ってるので要注意」なんて箸袋に書いてあるなんてなかなかにくい。
注文してから鰻をさばくので一つ一つの注文が来るまで時間がかかる。ゆっくり食べているとそれやこれやで満腹です。
ちょっと残念だったのが、酒のメニューがいまひとつ。(ワインメニューはたくさんあったのに。。。)
'07/03/26
('07/03 訪問)
東京の鰻屋さんの中でもいの一番に名前が挙がるくらい有名なお店。神谷町にある。東京いい店美味い店でも有名な評論家の中で高い評価を得ている。
野田岩は創業160年、天然鰻を扱い続けている。土曜日に訪問したが、有名店だけあって、何組も客が並んでいる。風格がある和風の建物で、外観、内装とも趣があってよい感じである。
30分以上も待たされた後、2階の和室(個室)に通される。
「白焼き」(野田岩では「志ら焼」と書く。)と「うな重」を注文。志ら焼が2500円、うな重が3000円から。有名店の割には、値段は必ずしも高くない。
「神田きくかわ」などで、養殖鰻を食べつけている小生から見ると、野田岩の天然鰻はやや小ぶりに見える。養殖で太らされた鰻に比べると脂が少ない感じがあるが、鰻そのものの味が志ら焼だと特に香ばしさとともに楽しめて来た甲斐あり、というもの。
噂にたがわぬ美味しい鰻だった。ただし、小生としては、ややさっぱりしすぎているとの感想。養殖鰻でも、きくかわを選ぶかもしれない。まだ小生の味覚が成熟しきっていないということかも知れないが。
野田岩
東京都港区東麻布1-5-4
03-3583-7852
地下鉄神谷町駅から徒歩7分
11:00~13:30、17:00~20:00
日曜休
http://gourmet.yahoo.co.jp/0006710858/M0013001691/
'07/02/28
('06/07 訪問)
('07/10 訪問)
1階テーブル席で、志ら焼(2625円)と鰻重菊(肝吸いと大根卸し付き、2730円)をいただきました。
待ち時間10分程で白焼き、その10分後位にうな重が運ばれて来ました。
志ら焼は、うなぎは利根川産の天然物で、半分は塩で、残り半分は山葵醤油でいただきました。塩で食べると、土臭さの混じったうなぎの風味が、味わい深く感じられました。脂はかなり抜けていて、個人的にはもう少し脂が残っていた方が好みです。
変わった感じの器(重箱?)は、冷めにくい構造になっているようです。
鰻重は、うなぎの身は薄めながら、焦げ目はなくやわらか、タレはほんのり甘味のある上品な味、ご飯はやわらかめでした。
肝吸いは、肝を炙ってあるのかホロホロした食感で、柚子が利いて、味、香りとも非常に良いものでした。
お茶は、最初に緑茶、食事中にほうじ茶が出されました。
仲居さんの接客は、以前と同じで、そつがなく良かったと思います。
会計を客席で済ませるのも、高級店らしい感じがします。
'07/02/28('06/07 訪問)
赤羽橋駅から歩いて5分程、東京タワーの近くにあり、160年の歴史をもつ老舗です。
本館3階の座敷で、鰻重コース(7200円)とウーロン茶(400円)をいただきました。(合計金額は、奉仕料760円が加わり、税込8778円)
待ち時間15分程で運ばれて来た志ら焼きは利根川上流の天然もので、その後に運ばれて来たうな重とともにあっさりした味でした。
仲居さんの接客はそつがなく、夏らしい水色の団扇をプレゼントされました。
'07/02/21
('06/03 訪問)
assyassy (655) (50代以上・男性・京都)
昔テレビの番組で「オーストラリアでうなぎを食す」と言うのがありました。オーストラリアでもうなぎは獲れるのですが、地元の人たちからはデビルフィッシュと読ばれて気持ち悪がられています。
日本から隠密裏にうなぎ職人を連れて行き、地元の人たちにうなぎを食べさせると言う企画でした。村人には何も告げず、テントを設営し、備長炭を鋳こして、地元の川で獲ったうなぎを日本から持ち込んだタレで焼き始めます。
あたり一面に美味しい香りが漂い始め、村人はその匂いにひきつけられて集まってきます。そこでおもむろに何かは告げずうなぎを振舞います。うなぎを食べた村人からは一様に「美味い」という感嘆の声、そこでレポーターが「じつはこれはうなぎです」と告げると言うもの。村人は騒然となるものの美味しさには抗えません。
この番組には後日談が付いていて、一年後のこの村の様子です。村人が試行錯誤してうなぎの調理を考えていると言うもの。「どうしても日本のテレビ局がやってきて食べさせてくれたあのうなぎの味にならない」と言う嘆きで番組は終わっていました。
野田岩に行き着く前になんでこんな話をしたかと言うと、うなぎは蒲焼という調理法そのものがとてつもなく偉いのだと言うことが言いたかったのです。残念ながら記録には残っていないようですが、この調理法を考案した日本人を誇りに思います。
中国でブツの炒めモノも頂きましたが、蒲焼には到底太刀打ちできません。その蒲焼を160年も前から続けているのが野田岩です。麻布の決して交通の便が良くないところに立地していますが、店構えは蔵のようでとてもどっしりとしていて、落ち着きます。店内も総て和風で落ち着いた佇まいです。
僕らは2階の座敷に通されました。コースをお願いしたのですが、うなぎの煮凝りのようなものと季節の野菜をあしらった突き出しが出てきました。その次に「志ら焼き」と続きます。本わさび醤油で頂く白焼きは薫り高くてうなぎそのものの味がじっくりと堪能できます。
その後本格的な蒲焼のうな重へと続きます。香の物、お吸い物、そして珍しいフカヒレ入りの茶碗蒸しが付いてきました。どれもこれも美味しくて唸ってしまいました。この店は何と言っても天然物のうなぎしか使わないとのこと。そのことも驚嘆に値します。
それからこの店のもうひとつの特長はワインセラーです。うなぎにワイン?と思う方がいるかもしれませんが、これが実に相性がよいのですよ。貯蔵されているワインの種類やグレードは半端じゃないです。きっとパリに支店があるのでそちらからのネットワークがあるのでしょうか。
死ぬ前にうなぎを食べさせてやるといわれたら、迷うことなくこの店を選びます。
'07/02/01
('07/01 訪問)
loropiana (1050) (40代後半・男性)
7票 [大きな写真]
旨い鰻と云えば必ず名前があがる野田岩。
著名な評論家の方々にも絶賛されている鰻の老舗。
多くのレビュアーの皆様がコメントされているので
実食の感想のみ述べさせて戴く。
一階の二人掛のテーブル席で鰻重(梅)を戴いた。
待つ事およそ20分程で席に運ばれてきた。
重箱の蓋を開けると炭火焼の香ばしい香が漂い
食欲中枢を一気に刺激された。
蒲焼に箸を入れるとふわふわと柔らかい。
口の中でも融けてゆく様な感じわい。
蒲焼自体は決して脂のりが良い鰻とは云えないものの、
変な脂がたっぷり浮いている鰻と比べればとても
上品な味だと思う。
ご飯は硬めの炊き加減でサラッとしたタレとの
相性は良いと感じた。
全体的に薄味で最初は物足りなさを感じた。
しかし濃厚な味は最初のひと口こそ旨く感じるものの
食べ進むと段々と飽きがでてくる。
その辺を充分考慮しての老舗の味加減なのだと思う。
お蔭で最後の米粒ひと粒まで飽きる事なく美味しく
戴く事ができた。
鰻重の他に肝吸いと香の物、味付された大根おろし
が供された。
肝吸いは出汁も塩加減も良い塩梅。
香の物と味付された大根おろし。
全てを完食し口直しの大根おろしを戴き退店。
仲居さんの応対もしっかりされており、
名実共に鰻の銘店だと思います。
一階にはテーブル席で二人掛×二卓、四人掛×三卓。
二階、三階は座敷席。
鰻重(梅) (3,150円)
'06/08/23
('06/08 訪問)
痩人には程遠い体躯なれど飢え苦しむ親子連れ、かの店に訪れしは、真夏の或る日。あははは。
愚息、久方ぶりの東京。滞在一日と忙(せわ)しなく、昼飯ぐらい、江戸モンを食わしてやりたいなんてェコトを思い、むなぎにさせていただきやした。
天然天然と姦しいのに、旬には無頓着な唯一不思議なむなぎですが、夏の風物詩ってェことで。
最近流行りの食育なんてケチなモンは如何でもよござんして、子供連れの訪問可否、勿論、事前確認済みで御座います。
大切なのは、訪問の是非(笑)
鰻屋で昼日中からワイン片手にご婦人を口説きつつ天然が如何たら養殖が如何たらとタラタラ薀蓄を垂れ流すような大人よりは教育が行き届いてはおるかと(笑)
若しくは、白焼を頼みながら垂れを用意しろとゴネる豪腕女と比較して遥かにまともな常識を持って育っているかと(笑)
大人が大人でなくなってしまった今、余り知った顔で、子供だからなんて云う前に、ワケわからん大人を注意できる大人が居なくなった方が問題でしょうに…
昭和以前はと云うと、老舗と云われるような飲食店でもモット大らかに子供同伴を認めてましてね、勿論、同伴には同伴のルールってモンがあるんですが、でも、現場でしか教えられないその場の雰囲気ってェ奴、昼日中ならも少し寛容でも良いかと。
愚息 うな重(菊)
オッサン 白焼定食
焼きは勿論ナンですが、関東の蒸し、結構店に拠って違いがありまして、垂れとの相性が結構あるんですな。えへへへ、浅黄裏浅黄裏。
養殖は別にして、天然のむなぎは個体差が違いすぎるんで、一度の訪問で質を決め付けるのは酷ってェモン。一番消費量の多い夏場は旬外れ+むなぎ自体の現状を考えれば、こんなの常識。えへへへ、知ったか知ったかブリブリ。
重や丼はご飯でむなぎをもう一度蒸す理屈。好みに合わせて、コノ店は重(若しくは丼)、コノ店は別皿でなんてェ、面倒くさいコトをやってます。えへへへ、年寄り年寄り。
オッサン、此の方なら、白焼限定。
若かりし頃=生意気だった頃、此の方の垂れの印象がもひとつだったためですが、当時の印象で此の方を遠ざけていたなんてアホみたいながら、実話です(笑)
先年或る方の言葉で訪問、白焼を頂いてからは、むなぎは垂れに拘泥することも無いんだってコトで、少し足を運ばせて頂くようになりました。えへへへ、適当適当。
白で丁度ぐらいの蒸しに、軽いけど垂れをどぼんと付けちゃうってトコもあるのかなぁ・・・
垂れは同行者の分をちょこっと頂いて、ほんわかと幸せ気分に浸り、やっぱ、白ですなぁなんて乾かぬ舌でほざくのが良し(笑)
先に到着するは、うな重。
さて、愚息。蓋を開けた瞬間に其の芳香にひと唸り。先ずむなぎを一口含んで、「美味しい…」の一言。山椒を少し塗して、ニコニコ顔。
自分なりに工夫してなのか、大根おろしを良いタイミングで口にしながら、重のご飯とむなぎをぱくりと。
本人に質問をすると、むなぎを食べた後、大根おろしを食べて口の中をすっきりさせると、美味しくたくさん食べられそうだから、とか。へェ~
漬物も気に入ったとか・・・鰻屋の漬物って、もともと鰻が出来るまで酒を呑む為のモノで、確かに老舗の其れは旨いと思うけど(笑)
そうこうしている内に目の前に白焼。
白焼に少し塩を塗して愚息へやった処、むなぎ自体は白焼の方が旨いとか。へェ~
でも、ご飯は垂れがかかっている方が美味しいんで、も少し白焼を貰えれば、僕は満足だ、とも。あのさぁ…
そんな遣り取りをしながら、白焼の容器を見せて冷めない工夫を説明してやると、目の玉零れんばかりに見入ったりで、ま、興味を持ってくれれば其れは其れで良し、と。
女将さんやら仲居さんには、美味しい美味しいをさり気に連発し、知らぬ間にオッサンは何処ぞに置いてきぼり状態。
見事な迄の取り入り方で、良いのか悪いのかよく判らないんだけど、可愛がって頂きました。誰の血・・・やねん。
他のお客さんからは如何か知りませんが、オッサン+愚息的には是な食事だったかと。
「亦おいで」の声を背に、店を出てからぽつりと一言。
「お父さん、東京で何時もこんな美味しいモノばっかり食べてんだぁ…」
倹約なんぞしながら、美味しいモンを食べているんだよ…等と白々しい台詞も何の説得力も無く、シドロモドロになる身が悲しい。
敵も然るモノ、イロイロとネットリと、弱った相手は徹底的に、がお前の遣り方ですかぁ(笑)
口の減らない愚息、食べたのがむなぎとくれば・・・
あんまり小煩いと、大枚払って川にぼっちゃんと落としちゃうぞっと。
あははは、後生鰻にかけても、今のワカイシは判らんって。
モノがむなぎだけに煙いんは仕方無いけど、相手をちゃんと掴まんコトには捌けまへんなぁ(笑) 反省の巻。
白焼(志ら焼はあちらさんの云い方ですから)
'06/07/13
('06/07 訪問)
アイナルアナ (55) (30代後半・男性)
平日夜に訪問。場所は六本木駅からも神谷町駅からも遠い桜田通り沿い。駐車場が近隣にあまり無く駐車禁止の取締りが厳しくなった昨今ではアクセスにかなり困るお店となりつつある。
お店は創業160年の看板に相応しく、火事になればすぐに火が廻りそうな重々しい造り。サービスの方々は皆和服を召してらして、お店に負けない風格をお持ちだが一様に腰は低くこちらが恐縮してしまいそうになる。サービス料が10%乗っけられるが、小生の様な若僧に対しても丁寧に応対して下さるプロ意識を考えるとその対価はあろう。
夕刻6時30分過ぎにお邪魔すると満席で「別館でしたらすぐご案内出来ますが・・・」と言われ了解すると、外を歩いて1分程のお店に案内される。こちらはやや新しい建物だが2階の店内の雰囲気は本館とさほど変わらない重厚さ。
志ら焼きや茶碗蒸し等を何も頼まずにいきなり中入り丼(3600円程)を注文。割り箸入れの「釣り針が入っている事がございます」の文言を見て「ああ、天然ものですよ、と言いたいんだな」などと考えつつ20分程待った。その甲斐はあり、ふっくりと蒸されたうなぎは関西風の香ばしい「焼き」が好きな小生でも納得の美味しさ。脂も良い塩梅で乗っており瞬く間に完食。そして肝吸いの透明感と滋味を兼ね備えた美味しさ、漬物の多さに満足。量的にも男性でお重だけなら少し物足りないであろうが、丼ならちょうど良いと思われる。
お会計。サービスの方が運んで来て下さったお勘定書を見るとお重を頼んだ連れと合わせて7000円あまり。一万円札を出し、かつ小銭を取り出そうとした・・・。その時、お勘定書の乗った小さなトレーが二重になっており、現れた下のトレイから1円単位まで正確に、2900円余りのお釣りがお出ましになり不意打ちを食らわされた。しかも千円札はまごう事無きピン札。
サービスの方曰く「いえ、金庫が無くって、こうさせて頂いて申し訳ございません」と。金庫が無いのであればどこからピン札を出して来るのかとの疑念がほんの一瞬頭をよぎったがおくびにも出さず、恐縮してお釣りを頂いた。人気の高いこちらのお店、もしかすると効率を考えての事かも知れないが、ここまで芸が細かいと脱帽である。160年の歴史が刻まれているのはお料理や店造りだけでは無かった。。。
'06/05/25
('06/05 訪問)
ひらまき (154) (女性・東京)
天然物のうな重をテイクアウトで頂きました。
12時から12時半までに取りに伺いますとお約束してましたがまだ出来上がっていないとの事で、半過ぎまで待ちました。
出来上がって冷めていくよりも待たされているくらいで丁度でしたが、若女将(?!)や仲居さんが気を遣っていろいろ話しかけてくださり、お茶も頂きましたから、待ち時間がより短く感じました。どの方も感じが良くて丁寧な接客です。
お座敷なども趣がある感じですね。石ばしなどとは趣があると表現しても感じは全然違います。こちらはいろんな意味で行き届いた老舗としての風格があるという感じです。
肝心なうなぎのお味ですが、今までが養殖物で今回は天然物にチャレンジしてしまったので一概には言えないのですが、なんと言うか、私の好みの味からは遠かったです(笑)。味の濃さなどは素敵なんですが、やっぱりもう少し品がなくて香ばしい感じの「うなぎ」がどうも好みのようです。だから美味しくないということにはなりませんけれど、白焼きの方があう作り方なのでは・・・と思いました。
とにかく名店の風格がありましたので、そういう落ち着きのあるお店でのんびりご飯を召し上がりたい方にお勧めです。
お店の予約は4人以上でないと受け付けていただけないそうですのでご注意ください。
お店で頂いたほうが確実に美味しいと思いますので次回はお店で白焼きを中心に頂いてみようと思います。総合評価はその後で。
「天然」かどうか?は別として「志ら焼」(だけ)は非常に旨い。
'06/05/13
('06/05 訪問)
figeac (684) (40代後半・男性・東京)
TAXIで「飯倉」というと「高速」の事が頭にあるのか「片町」へ行こうとする
運転手が多い。幸いその日は「無事」着いた。
ここも昔、勤めていた街。「麻布」というと坂の多い、東京の良き風情を
感じるかもしれないが「東麻布」という町は「商店街」はあるものの、
なんとも雰囲気が暗い。それとコントラストをなすように
夜は「東京タワー」が煌煌と光っている。
昼に事務所の人間が「鰻が食べたい」というが・・・近所には鰻屋はない。
電車に乗るのもかったるいのでTAXIで1メータ範囲で考えると竹葉亭か
ここ野田岩となり、必然とこちらになった。
(重箱もあるが、ありゃ「鰻屋」じゃない・・・)
しかし、もう何年も伺っていない。 席数がないので「慌てて行こう」
と急かしたが、なんと今は直ぐ傍に「別館」が出来ていて、
すんなりと?そちらへ通された。
その別館は本館同様な設えとなっていて雰囲気は変らない。
メニューを見るとまぁワインが増えたことよ。
ちょっとしたレストランのリストのようである。昔からあるにはあったが、
それにしても・・・こんなに揃えてどうするのかね?と思わざるを得ない。
「志ら焼+キャビア」には「白(安いものじゃ、かえって台無しになる)」、
「蒲焼」には「赤」・・・なんてやっていたら、いくらあっても足りない。
まぁお好きで懐の暖かい方はご勝手に・・・な世界である。
・・・と、まず「お約束」で「志ら焼」+「熱燗」を。
久々であったが、これはやはり非常に旨い。蒸し、焼きともに文句なし。
塩+山葵がなんとも合って、「燗」が進む。(ただし酒自体はあまり旨くない・・・)
しかし「重」はタレの「醤油香」が強くて、サラリとはしているが、
なんせ「しょっぱい」。そのタレが飯にタップリ染みてしまい
最後は食うのに難儀した。こんなタレだっただろうか?
まぁ甘くてドロリ系なものよりはマシだが・・・。
確かに昔から「ここのは重じゃなく、別々の(蒲焼ご飯)にした方が良い」とは
言われていたが、その通りかもしれない。
また、看板は「天然うなぎ」となっているが、全てが天然ではないというのも
「公然たる事実」である。
ただ、自分の舌は残念ながらその差を判断できるほどの味覚は持っていない。
「旨いか・不味いか」しか計れないのだが、かえって「天然=すべて旨い」の
先入観の方が(他の素材でも)危険かもしれない。
肝吸いの肝は旨い。漬物は凡庸、奈良漬が欲しかった。
普段は奈良漬なんて食わないのだが、「鰻重」には合うと思う。
サービス料が(昼でも)加算されるので、接客は気の付くものだったが、
なんとも「事務的」で「心のこもった・・・」という感じではない。
なので「当り前だろ」と客に感じさせてしまうのは寂しい。
「志ら焼」ならまた直ぐ食いたい!と思ったが、「蒲焼」はどうも
いただけないものだった。これが「鰻の名店」と言えるのかどうか?
難しい・・・。(味の4★は「志ら焼」に限ってのもの。蒲焼は2.5★。)
'05/10/30
('05/01 訪問)
cecilo (1863) (40代後半・男性・東京)
鰻屋にて鰻重を食す。
当店を訪れる以前、最後にそんな食事をしたのは、記憶では確か、そのちょうど4年前に当たる2001年1月のこと。
そう。あれは忘れもしない、今よりひとつ前の会社に転職して出社したその「初日」当日に、その会社のお偉いさん連中に連れられて近くの鰻屋でお昼をご馳走になったその時だ。
それ以来、少なくとも記憶する限りは一度もナシ。
いやはや我ながら、鰻屋にも鰻にもことほど左様にまったく興味・執心が無かったとは。
さてその我が記憶に残る最後の鰻屋での昼食から数えること丸4年。
前々からお名前だけは存じておりました老舗の当店にて、ひょんなことから思いがけず、久し振りの「鰻屋にて鰻重を食す」ことに相成った。
戴きましたのは、鰻重「梅」;3,150円也。
メインの鰻重に、「箸休め」の味付け大根おろしと香の物。それに肝吸。
...うーむ、なるほど。
これが天下に名だたる「野田岩」の鰻重かあ。
美味しい。
それ以上でも以下でもナシ。
早い話が当方、4年に1度しか食わない「鰻屋で食う鰻重」を上手に表現する語彙を、他に知らないのだ。
これよりウマイ鰻重なんて、あるのだろうか?
また逆に、これより明らかにマズイ鰻重を出す店など、過去の記憶にあっただろうか?
...そんなこんなで、印象に残ったのは、斯くも「真っ当に美味しい」鰻重よりも、さすがにどっしりと年季を感じさせる風情ある店内と、こうした老舗にしては意外にも(?)若く美形のスタッフも少なくない和装の女店員たちによる笑顔で手馴れた接客振り。
今年一番の冷え込みの寒さに加え、小雪交じりの冷たい雨に祟られた土曜の昼時ということもあって、普段なら行列必至と聞く昼の混雑振りともまったく無縁に、殆ど待たずにすぐ入れたのもラッキーだった。
この寒い荒天の中、早朝から休日出勤に付き合ってくれた同僚ら3人で前述の鰻重を食し、ビール大瓶を2本飲んで、お勘定は1人4千円ちょっと。
お値段的にも、まあこんなもんなのかな。
...と云うか、これまた要するに、普段ほとんど食べつけないジャンルなもんで、これが高いのか安いのかも正直あまり良くワカラナイのだ。
ともあれとにかく、噂にも聞いていた通り、当店の鰻重は期待通り十分に美味しかった。
この先また鰻屋とは4-5年以上も無縁かも知れないので、冗談でもなんでもなく、今回がひょっとしたら我が人生でも最初で最後の「野田岩」だったかも知れないが、でも別にそれでもいいのだ。
今回一度の利用が、斯くも十分に満足に足るものだったのだから。
最後に余談ながら、どうやら当店の初訪問と、当方の加齢に伴う食の嗜好の変化とが、なぜだかちょうど微妙にぴったりシンクロ(?)しちゃったようで、実はそれ以降、けっこう「鰻屋で鰻を食すの儀」をちょくちょく繰り返しているのだ。
こんなこと、我が生涯でも初めてのこと。
今年1月の初訪問以来ご無沙汰の当店だが、今年一杯でオフィスの引越しも決まったことだし、それまでには是非とももう一度訪れよう。
'09/07/06
('09/07 訪問)
milkymydog (21) (30代前半・女性・東京)
創業160余年の老舗の江戸前うなぎ
大江戸線赤羽橋駅、又は神谷町駅より東京タワー方面へ
徒歩5分の東麻布にある、天然うなぎ
”五代目 野田岩 本店”にランチへ
とりあえずBEER
と肝をつまみにしてっと思っていたら
今日は残念ながら肝はないと
うな重の萩と柳川定食を注文
お昼時で結構混んでいたので、席に着くまで
15分、注文してから焼き上がるまでに
やはり時間がかかってしまって
次の仕事の時間が迫ってしまい、残念だけれど
お土産にしてもらいました
山椒をかけて
ふっくらしていて香ばしい。
タレは決して濃くないけれど、しっかりした
うなぎのお味!
江戸前ってかんじです
次回は志ら焼と肝にお酒をいただきながら
シッポリゆっくりいただきにいきたいと思います
'09/06/13
('09/02 訪問)
めったに行きませんが
たまにはうなぎでもと思い
週末、昼家族で個室利用しました
渋い落ち着いた雰囲気で
名店の匂いを醸し出しています
週末なのにサラリーマンで賑わっています
大変落ち着いて食事楽しめます
珍しくコースで予約(何コースかわすれました)
白焼きがふんわりしていておいしかったです
よくはやっています
駐車場も完備です
ほとんどが養殖で
天然はほとんど提供しないと聞きましたが
養殖も美味しいですね
うなぎもたまにはいいですね
次回は天然にトライしたいです
'09/06/09
('08/07 訪問)
ナヲユキ (127) (30代後半・男性・東京)
0票 [大きな写真]
鰻と言うと、昔々に食べさせられた何枚も鰻を乗せたお重の
「あぶらぎったイメージ」が先行し、積極的に食べないのですが・・・ココは別です(笑)。
白焼きを頼んでも良かったのでしょうが、ビール1本と
ノーマルなお重をオーダー。
さすがに全うな鰻屋だと、出てくるまでに時間が掛かりますね。
つまみを頼めば良かったと、いささか後悔していると・・・
ここぞとばかりに、鰻が登場!
お腹がすいている時に、こういった登場はズルいですね(笑)
あまり山椒をつけ過ぎに一口いただき、味を確認。
うなぎは柔らかく、たれは王道。
さすが、野田岩!大人の品格です!
パクパクパクパク飽きる事なく、完食。
どれを頼んでもおいしいのだと思いますが、
欲張ってオーダーしすぎない方が、満足度が上がると思います。
'09/03/09
('08/03 訪問)
野田岩さん、なかなか行く機会がなかったのですが、行くようになったら、はまるお店ですね。
雰囲気がいいし、御値段も手頃、だけれども、ワインもあったりして(5代目、ワインがお好きみたい)、1人でも良いし、お友達とでも、デートでも(付き合ってすぐより、ちょっと経ってから)いいし、
宴会もいいし。お酒を飲んだ後に頂く、たれの染みたご飯はまた美味しい、ワインとの相性もいいと
思います(いや、あのたれにピノノワールは強すぎるとか、云々言い始めるのはやめましょう)
パリのお店、常に満員、そして日本人は以上に少なくて、フランス人もうなぎ、好きなんですよね、ウナギは煮込みよりも焼いたほうがおいしいもんね。
'09/02/05
('08/10 訪問)
roma (24) (30代前半・男性・神奈川)
東京タワーのふもと、
赤羽橋からちょっと坂をあがったところにひっそりとあります。
車ではよく通っていたのに、全く外観が目立たないのでスルー。
たまたま同乗していた人に、
「あそこのうなぎの白焼きはうまいよね~」
といわれ、???
どこにそんなステキなうなぎやが?
名前聞いて予約。
早かったのでまだすいてました。
入って2階に上がるところが朱色?に塗られていて、
とっても妖しげなイメージ。
当日は1Fのキッチン横で。
コースで頼みました。
白焼きも。
とってもうまいです。
小骨だめだからうなぎだめ、
そんなこと言ってられないうまさ。
食べ終わった後に充実感あります。
(相当飲んだってのもありますが)
ただ、正直高いです。
念に1度かな~。
'09/01/12
('09/01 訪問)
AP食通信 (10) (30代前半・男性・東京)
土曜日午前11時過ぎに訪問。
予約はしていなかったが、席は空いており、すんなり席へ。客よりも給仕が多い状況。
天然物があるのは4月~12月で、養殖しかなく残念。
鰻重「菊」と う巻きをオーダー。
内装は、赤と黒基調のゴージャスで、大人な落ち着いた雰囲気。
待って待って・・・、う巻きが、やってきた。
箸で触ると、出汁がジュワーと染み出す位ジューシーで美味しい。なかなかお目にかかれない極上の1品である。
続いて鰻重がやってくる。
ご飯も鰻もバランスよく、上品なお味で美味しい。
客層も上品な感じがしました。
2008年12月訪問
鰻の名店として有名なお店です。
4~12月の間は天然鰻が食べられるので、天然鰻を目当てにかれこれ10年位通っています。
いつ行っても美味しい鰻を食べることができますが、いつ行ってもお店は混んでいます。
今日は11:00の開店と同時に入店したので待ちませんでしたが、11時30分頃には満席に
なっていました。開店と同時に行くことをおすすめします。
今回は志ら焼き(2500円、天然)と、天然鰻のうな重(時価、本日は4000円)をオーダーしました。
志ら焼きは、ふんわり、さっくり焼かれており、とても上品な味でした。わさびがよく合います。
うな重は脂がのりすぎず臭みはゼロ、ちょうどよい具合に焼きあがっています。タレも甘すぎず
上品に仕上がっていて鰻そのものの味を十分に味わうことができます。
志ら焼き (2,500円)
うな重(天然) (4,000円)
'08/11/23
('08/11 訪問)
朝水彼方 (349) (30代後半・男性・東京)
愛宕タワーでの仕事で、お昼をと思いクライアントの担当者のお薦めで少しだけ足を伸ばし「野田岩」さんへ行きました。以前、食べた印象が名古屋系のひつまぶしや皮がパリッとした関西系の印象に打ち消され、ご無沙汰してました。遠征前にしっかり栄養(たんぱく質)を補給しようと「萩」を注文しました。担当者と待つこと30分、作り置きはしない丁寧な仕事を感じました。ふたをあけると、ふっくらとした鰻が綺麗に敷き詰められ、上品な関東風を装ってました。やはり、一度蒸してるので関西系(名古屋を含む)にはない、やわらかさが印象的でした。熱々の肝吸いは、上品な味わいでおいしいく、おしんこの他にさっぱりとした大根おろしが添えられているのが非常にいい感じでした。
今日はどうしても高タンパクのランチを食べたく「鰻」にしました。
姫、今度うなぎ○○○する?
萩 (3,600円)
'08/11/05
('07/03 訪問)
unauna (101) (30代後半・東京)
オフィスの近くを何気なく歩いていて、
雰囲気のよさそうな店があった、それが野田岩だった。
その日は、日本的な雰囲気にひたりたく、
まさに期待したとおりの雰囲気だった。
お昼時、次から次と人が入ってくる。
著名店であることを知ったのは、それからずっと後だった。
とてもやわらかい鰻。
上品。
好きなタイプのパリパリ鰻とは対極にあった。
つい最近、ある鰻屋さんに行った。
野田岩さんをほめていた。
ここの主人が褒めるのであれば…
約1年前には、ありがたみを感じることができなかったが、
次回はゆっくりと、コース料理でもたべに行きたいと思っている。
鰻重 (3,000円)
'08/11/05
('08/08 訪問)
YUKI.N (18) (男性)
開店10分前に行くと既に10人前後の行列。
個室でしたが落ち着いた雰囲気が最高でした。
接客の質も高いです。
志ら焼を注文しましたが、器が二重になっていて下にはお湯がはってあります。
おかげで一定の温度が保たれています。
やや小ぶりですが、志ら焼がおすすめです。
野田岩 ~ ここの鰻を知ってからは近所の鰻屋じゃ物足りなくなりました ~
'08/10/14
('08/09 訪問)
ビアンコ (151) (男性)
開店前に店に到着するのがベストです。
その時間を逃すといつ伺っても客が並んでいます。
少人数では予約を受け付けてくれないので仕方ないです。
前回は外出先から急遽立ち寄ってみる事となり、
開店時刻をかなり過ぎていたので40~50分待つ羽目となりました。
身はふっくら、タレの甘辛さは程よく控えめでイイ塩梅、川魚たる香りも愉しめますが、
「身が軟らかすぎるのでは?」と感じる物に当たる事も少なからずあります。
うな重を待つ間は煮凝りと白焼きを必ずオーダーしています。
他の方のご指摘にもあったとおり、白焼きが供されるスピードはやけに早く感じます。
'08/08/16
('08/08 訪問)
Leopord Bloom (59) (30代後半・男性・東京)
鰻の名店というと、南千住の尾花と麻布の野田岩が私にとっての東西両横綱ですが、この二店は雰囲気も鰻のお味も好対照で面白いです。
野田岩はスッキリしたタレにふわりとした食感のなかにねっとりとした力強さのある鰻が勝負所です。特に白焼きの力強さには驚かされます。
夏場はう巻きがお休みなのは残念ですが、煮凝りや白焼きを頂きつつビールや冷酒をちびちびやって、いい感じでリラックスできたころにやってくる最高の鰻重はたまりません。見落としがちですが、鰻重のご飯の炊きあがり具合もいつもツヤツヤで固めに仕上がっており、これが蒲焼きやタレと良く馴染むのです。
運良く二階の座敷に入れると、雰囲気も最高ですね。良いお店だと思います。
'08/08/11
('08/08 訪問)
東京ナイトライフ (25) (女性・東京)
先週40人待ちで断念した野田岩
にリベンジ
平日18時に野田岩に着ける私って・・・(笑)
おかげで15分待ちくらいで席に着けました♪
それにしても18時にして満席だし、みんな夕食早いのね。。。
おもしろかったのが男性は志ら焼、女性は蒲焼を食べている方が多かったこと。
私ももちろん蒲焼♪ここのはそんなにこってりタレじゃないので、最初は重箱ぎっしりの鰻にちょっとボリューム多いかな、と思ったのですが、完食してしまいました♪
焼き上がりをじっと待ちました 落ち着く店内で頂くと活力沸きます
'08/08/06
('07/05 訪問)
ランチに行きました。
焼き上がりをじーっと待ちました。
女将さんが「お待ちかね」って持ってきてくれたうなぎは
じーんとする美味しさでした。
繊細です。味噌汁も漬物もやさしい味です。
ちょっと疲れたときに、とてもお勧めのお店です。
'08/07/31
('08/07 訪問)
まめまめ (20) (女性・東京)
'08/07/28
('08/07 訪問)
ぽこ吉 (57) (40代前半・男性・東京)
'08/07/23
('08/07 訪問)
ginpatsu (431) (50代以上・男性・東京)
個室で接待よりも、1階席で酒でも飲んだほうが粋な店だ。
軽めの酒の肴でまずビール。名物である天然物の志ら焼(白焼き)は日本酒を合わせたい。
養殖物と天然物を食べ比べしたが、さすがに野田岩が選んだものだけあって、養殖物も天然物にひけを取らない。
蒲焼単品も悪くないが、やはりご飯との相性が抜群。美味さに本当に感心する。
http://codawari.info/ginpatsu/archives/2008/07/post_974.html
本当にここのうな重はウマイ。ふっくら加減といいタレといいまさに
理想的なうな重だと思う。江戸前のうなぎの典型として根強い人気店だ。
昔から何度か足を運んだ。
メニューには天然ものもあり値段が養殖に比べて倍ぐらいする。
天然ものを食べたこともあるが、身がしっかりしているかんじか。
パリにも支店があって、数年前にそのパリ支店でも食べたが、おそらくうなぎは
日本から輸入しているのだろうと思ったけど、そうではなくフランス産のうなぎ
だそうな。日本で食べるのと比べると若干うなぎの身がパサついていたように
思った。結構繁盛していたしフランス人もうな重が好きなんだろう。
'08/07/01
('08/07 訪問)
GLEN (28) (男性・東京)
同僚と、少し東京タワー方面へ歩き今日は贅沢に、「野田岩」が恋しいねーと言いながら少し汗ばむ程度歩いて、一目で分かる和風作りのお店前に到着。そういえば、この季節 いかだ を進められる事が良くあるが、個人的には、ずっしり来る味わい、すなわち、普通のうな重と硬く信念を抱き、注文したのは、「萩」久しぶりだなー。さほど、待つ時間さえ感じさせないのも、このお店の空間が成せる業だろう。恒例により、ランチ・ビールと共に、至福の時を味わう。
「うなぎ」は勿論の事、ご飯にしみたタレが、また、なんとも言えない程美味しい。
贅沢ランチに感謝。
夜は、2階のお座敷でのコースも、良いですよ。
私個人の「旨い老舗」の一店です。
'08/05/04
('08/04 訪問)
checo (18) (40代後半・男性)
丁寧なサービスで雰囲気もいいのですが、味はいまひとつでした。
味の淡泊な白身魚を食べているような気がして、うなぎはこってりとした美味しさというイメージの人にはお勧めできません。わたしは少しがっかりでしたが、一緒に行った友人は喜んでいました。
お店のレトロな感じを楽しむにはいいかもしれません。
価格の他に奉仕料が10%上乗せされます。
'08/04/17
('08/04 訪問)
やまさく せんり (10) (20代後半・女性・東京)
有名なお店ですよね。
うなぎを家族以外で食べに行くって
大人になった気がします。
店内を見回しても、
内装も、客相も落ち着いていて嬉しいです。
デートにうなぎ屋さんて
かなり、大人だと思った。
私は会社の後輩ちゃん達と
頂いていたところ、
レベッカのNOKKOさんが、旦那さんといらしてました♪
白焼き、、美味しさがわかったら大人だと思う♪
'08/04/14
('07/09 訪問)
0票 [大きな写真]
母が上京した際に弟が連れていってくれたお店。
最初に白焼きを頂き、そのあとうな重を頂きましたが白焼きに感動!
白焼きのふわふわした食感がたまりませんでした!
うな重もすごい美味しかった!ただ、苦しいくらいお腹いっぱいになったので次回は小さいサイズにしようと思います。
(弟がオーダーしてくれたので、松竹梅どれをオーダーしたかよく覚えてませんが写真の大きさです)
この時行ったのは本店ですが、下北沢店もあるようなので家から近い下北店にも近いうちに行きたいと思ってます♪
'08/03/29
('06/06 訪問)
これまでコンビニやスーパーで中国産や安いうなぎばかり食べてきたので、あれがうなぎの味だと思っていましたが、ここの天然のうなぎを食べて初めてうなきってこんな味がして痛んだと気付かされました。
本当に違います。
一度本物のうなぎの味を食してみては。
1票 [大きな写真]
11時の開店10分前から並んで入りました。前には一組だけでしたのですんなりと席へ。
「志ら丼」をいただきました。
この「志ら丼」、めちゃくちゃ美味しかったです。
これまでの自分のうなぎ観が変わりました。
いままでは脂のしっかりのった鰻が美味しいと思っていましたが、この「志ら丼」は余計な脂が落ちてさっぱりしているのに本当に美味しい。
そしてもちろん、香ばしくてしっとりしています。
この「志ら丼」、ご飯・白焼き・ご飯・白焼きと「中入れ丼」と同じように重なっています。そしてこれにタレがかかっています。
タレは甘ったるくなく、控え目なもので上品な鰻と相性抜群。
ご飯もOK。
これに「肝吸い」「お新香」「大根おろし」がついてます。
いやぁ、本当に美味しかった。
志ら丼 (3,200円)
'08/03/09
('07/08 訪問)
昨年の夏、妻の両親と一緒に4人で予約して行きました。
外観は非常に情緒があって、うまそうだという期待を十分に持たせてくれます。
狭い階段を上って、お座敷の個室に通されました。そして挨拶に来た仲居さん。どうやら入ったばかりで、うなぎの説明なども全く要領を得ないものでした。
雰囲気もいいし、うなぎが旨ければ許せるかな、とも思ったんですけど、出てきた蒲焼がちょっと臭い。
天然のものが入っていなかったので、仕方がないのかもしれないけれど、うなぎってあんなものなのでしょうか?
たしか8000円くらいのコースだったと思うのですが、値段に見合っていないように感じました。
'08/01/27
('07/07 訪問)
morpho (70) (男性)
定番のお店。。野田岩。
土用の丑の日はお休みですw
1時間待つ覚悟でいつも行きます。
時価の白焼きとキモのお吸い物は、ここの味を知ってしまうと、
他で食べる気にはなりません。
名古屋のひつまぶしも感動がありましたけど、
ここのうなぎは、確実に守られてきた江戸の味です。
このお店は、ちょくちょくTVで紹介されていたので、なんとなく知っていた。その時の印象は、「あぁ、ウナギ食べたいなぁ」といった感じのものであった。野田岩で食べるとなると、高くつくことは分かっているから、安いウナギでも食べるかなぁ~、ということである。
ここに来たのは、人の接待を受けたからだ。しかも、接待をしてくれた人が古くから利用しているらしく、多分コースメニューにはない大量のウナギが運ばれてきた。蒲焼き、白焼き、肝の吸い物、etc...食べた後に、シメで鰻重が出てくるほどである。いやぁ、得した。
味は、さすがに美味い。高いだけあって美味い。しかし、とても良いなぁと思ったのは、雰囲気だ。店内に足を踏み入れると、大正ロマンのそれが広がっており、スタッフも品がよい。主人の方針は間違ってない。と言うよりも、良い。
今度は是非、デートで利用したい。
'08/01/20
('08/01 訪問)
新発見!!! (102) (30代前半・男性・東京)
白焼きと茶碗蒸しで日本酒を頂き、しめに蒲焼を頂くのがいつものコースです。いついっても混んでいるので、思いつきで行くとき以外は、予約をして伺うようにしています。2階の個室はわりと隣室の声が聞こえたりして、静かとはいいがたいのですが、それなりに落ち着きます。ゆっくりと外の喧騒を気にせずに、日本酒と美味しいうなぎを頂けるのは最高の幸せです。また近々、両親を連れて、親孝行でもしにいこうかと思います
'08/01/19
('07/10 訪問)
人気老舗店なので、一度は行きたい!と思い寄ってみました。ひっそりとした場所にあるにもかかわらず、店内は満席。ようやく席に通され、注文して出て来るまでしばらくの辛抱辛抱…充分お腹が空いた頃、鰻重が目の前にやってくる。まず、蓋を開けると…う~ん、いい香り…そして、ふっくらしている鰻を口に運ぶ…フワッフワでなんて上品な味付け!今まで食べていた鰻とはあきらかに違う。隅々まで掃除が行き届いている日本家屋の温もりといい、出される鰻といい、洗練されている。こういう老舗には、頑張って代々受け継いでいってもらいたい。と思った。
'07/12/29
('07/08 訪問)
バッカスJr. (8) (30代後半・男性・東京)
うなぎが食べたくなると、選択肢の中に入るお店のひとつ。車は東京タワーの駐車場に止めて歩くことになるのが少し億劫だが。このお店は、混んでいなければ、2階の座敷でゆっくり頂けたりすると気持ち良く楽しめる。味に対する好みは好き好きかもしれない。季節によっても違って感じるが、他と比べると醤油っぽいところが感じられる。夏は、素敵な団扇を呉れたりする。
'07/12/28
('06/09 訪問)
さおりん (49) (女性)
入社したてのころ、上司に連れて行ってもらいました。なんて美味しいんだろう。と素朴に思いました。でもお値段もそれなりですよね。場違いなところに来た感じがしましたが、お味は堪能させてもらいました。飽きの来ないそれでいて濃厚な味。お店の人も感じが良く、気に入りました。ただ、気楽に来られない値段が残念です。
'07/12/17
('07/11 訪問)
Joie de Vivre (52) (40代後半・男性・兵庫)
よく宿泊するホテルから近いので、夜に2回行った。
2回ともPM7時頃で、数人待ちだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
江戸時代から160年あまり続く、うなぎの老舗。
蔵のような外観、店の看板、内装など、凝っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2回とも、本店の1階の椅子席でいただいた。
最初に伺ったときは、隣の方がワインで盛り上がっていた。
タレが甘くない鰻重も良いが、やはり白焼きが美味しかった(☆3.5)。
初めて天然鰻を食べました!「五代目 野田岩 蒲焼店」@赤羽橋
'07/11/29
('07/11 訪問)
けんけん@品川 (51) (30代前半・男性・東京)
同僚とランチに行きました。
うな重(天然物):時価と書いてあったので、値段を聞いたところ5000円だったので、皆で注文しました。
養殖と違って、あっさりしていました。好みによりますが、もっとジューシーな養殖がいい人もいれば、あっさりとした天然物が良い人もいるでしょう。
余談ですが、私の友人は、肝吸いに釣り針が入っていて、「さすが天然物」と感心していました。(注意書きに、「天然物の場合には釣り針がある場合がありますのでご注意下さい」とあります)
うな重天然 (5,000円)
'07/11/05
('07/09 訪問)
mogutang (411) (30代後半・女性・大阪)
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女4人で。
前菜盛りや志ら焼で軽く飲んだ後、お目当ての蒲焼。ご飯が汁でひたるのがあまり好きじゃない私には有難いです。
天然鰻(時価)もあったけど、今回は普通の(養殖?)鰻。天然は針が入ってる時があるって言ってたけど本当かなぁ。
閉店時間が早いので、その日、最後の客だった私達は結構忙しなく食べなくてはならなくって、その辺が残念。もっとゆっくり楽しみたかった。
老舗だけに(?)量もお上品。その分、何となく不完全燃焼気味だったかも・・・。
'07/10/27
('03/08 訪問)
青空そんぼ (46) (男性)
うなぎを食べて、これほどおいしいのか?と思ったお店です。
天然白焼きをいただきました。
贅沢をいえば、この空間をひとりじめしたいと(笑)。
むかし、わたしをうなぎ好きにしたお店です。
ただ、従業員のおばさん方のサービスが変に料亭ぽいながらも
喫茶店みたいで中途半端で×っす。
それが、すばらしい歴史のある屋敷でありながらばさついた
重さにもなっています。
これがこれのいいサービスに変わると、また次の時代が
見えてくるのかもしれません。
'07/10/04
('07/08 訪問)
まぁこです。 (228) (30代前半・女性・東京)
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東麻布にある言わずと知れた鰻の老舗。
パリに支店もあります。
天然ものの鰻が食べれることも嬉しいのですが、
お酒の持ち込み料がかからないのが最大のポイントです。(2007年8月現在)
更にグラスも素晴らしく、そんじょそこらの分厚いワイングラスとは違います。
また「白焼きとキャビア」の組み合わせでも有名なお店です。
鰻の稚魚を丸太に見立て、 イカダみたいに並べ蒲焼きににした、
裏メニューの「いかだ」も絶品。
予約の際にお願いするそうです。
掲載の写真は持ち込んだワインと
7000円代のコース料理に、いかだ、白焼き、キャビアをアラカルトで。
夏の暑い日に、予約をしておいて訪れたいお店。
並んでいるお客さんへ、優越感を感じながら
2階の個室へぜひ訪問していただきたいです。
訪問回数---☆★★
いかだ
茶碗蒸し
'07/09/22
('07/09 訪問)
プレミアムエビス (42) (30代前半・男性・東京)
志ら焼丼を食べました。
あっさりふんわりで口の中でとけるとける
香ばしさとやわらかさが絶妙でした。
一緒に行った友人は中入れ丼を食べましたが
あめ色の蒲焼様は見た目から美しく。
本当に美味しかったです。
外観も雰囲気あってよかった。
'07/09/16
('03/11 訪問)
waka2007 (37) (30代前半・男性・東京)
やはり老舗は雰囲気があります。鰻は天然もの。白身魚のようなさっぱりした味わい。山椒が非常に香ばしい。ごはんのボリュームがやや少ないか。
自分的には石ばしの方がお気に入り。
'07/09/10
('06/12 訪問)
くりぼーい (6) (30代後半・男性・東京)
今年はまだ行ってないんですけど。
一番好きな鰻屋さんです。
去年は野田岩ばっかりだったんで、今年は違う店も行ってみなくちゃって。
でもやっぱり一番好きです。
ことし行った鰻屋さん。
浅草前川は普通の高級なお店だなぁと。
南千住尾花は、ふわふわの鰻を彼女は野田岩より好きだと気に入ってたけど。僕はもう少ししっかりしてる方がいい。
肝焼きは「やってません」とも言われちゃうし。
浅草の初小川は鰻重も肝焼きもなかなか美味しくて、すごく安いのに。
衛生面で見ちゃいけないもの見ちゃったから。。
野田岩の、厳かに、もったいつけた入れ物に入って出てくる肝焼きが大好きです。
大事に食べようって気分にさせます。
いつまで我慢できるかなぁ。
肝焼き
'07/09/06
('07/08 訪問)
G.A.S (159) (30代前半・男性・東京)
大学時代の恩師&先輩と一緒に食事をしてきました。野田岩のウナギを食べられると心躍らせていたのですが感想はというと、柔らかくて、脂が落ちすぎていませんか。パサパサとまではいきませんが、明らかに脂が落ちすぎで甘みが感じられません。
恩師いわく、蒸さずに、自火焼きしたほうが脂を落とさずに済むとのことでした。調理法に関しては、私は良く分かりませんが。とにかく、もう少し脂を残してくれれば全然違ったのにと少し残念な気持ちで店を後にしました。
'07/08/16
('07/06 訪問)
ぱぱりん111 (12) (男性)
志ら焼が天然物だったので彩コースを注文しました。
志ら焼は脂少なく最初物足らなかったが、食べ進んでいく内に箸が止まらなくなってしまいました。身が締まりモチっとした弾力があり、また香りも良く噛めば噛むほど味わいが出てくる絶品でした。
鰻重は養殖だったものの、身がふっくらして良質のタレ・ご飯と相まって、これも美味でした。
老舗の底力を実感しました。
'07/08/10
('07/08 訪問)
lucky54312 (8) (50代以上・男性・東京)
4、5年前食べておいしかったのでこのたび再訪。
12時半ごろ行ったらかなり混んでいて待合で20分ほど、
席につきうな重を注文してから30分強待つ。
待ち時間がやたら長い。
関東風醤油がベースのたれはご飯との相性もよく
おいしいが、うなぎの身がやや貧相に感じた。
肝吸いも個人的に少ししょっぱい。
食前の緑茶と食中のほうじ茶はおいしい。
若い仲居さんの方がサービスが丁寧な気がした。
値段はそう安くないので
この価格帯なら今後は他店に行こうと思った。
'07/06/23
('07/06 訪問)
tomozo39 (64) (30代前半・男性・神奈川)
1回利用
天然うなぎを注文。並ばなくても良い時間を狙い行ってみました。
うなぎは脂がのっていて美味しいけど、値段とは見合ってないかな。 ピーク時を避けるなら利用価値あり。
もう1回くらい行こうかな。
'07/06/12
('07/03 訪問)
a79413 (41) (20代後半・女性・東京)
正直、おいしいが名古屋あたりの香ばしいうなぎのほうが好みなので、ちょっと低めの評価になってしまいました。
白焼きとお重をいただきましたが、ふっくら、柔らかという感じで、おいしいといえばおいしい。
老舗らしく、敷居が高めな雰囲気ながら、似つかわしくない私たちにもとても丁寧に接客してくださいました。
'07/03/13
('07/03 訪問)
もおたん (114) (40代前半・男性)
老舗の野田岩さんには、下北沢でもパリでもうなぎが食べたいときにはお邪魔していたので、久しぶりに本店のうなぎを食べれると期待していたのですが、残念ながら、以前に比べてうなぎの質が落ちたような気がしました。個人的な感想ですが、以前のようなふわっと感がなくなった感じが否めませんでした。もちろんたれやサービスは相変わらず上質でしたが、老舗として、今後も安定した味が続くことを期待しております。
'07/02/24
('06/10 訪問)
でめたん035 (23) (30代後半・女性)
美味しかった~。。。天然うなぎ!
身の引き締まった食感がもうたまらないっ。。
年配向けですねっ。。
お店のたたずまいもいいですね~懐かしい感じが。。
近いうちにまた行きたいな~。。。。
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| 店名 | 五代目 野田岩 (のだいわ) |
|---|---|
| ジャンル | うなぎ |
| TEL |
03-3583-7852 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| 住所 | 東京都港区東麻布1-5-4 |
| 交通手段 | 地下鉄大江戸線赤羽橋駅、又は日比谷線神谷町駅より東京タワー方面へ徒歩5分 |
| 営業時間 |
[月~金] ランチ営業 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 予約 | 予約可 |
| カード | 可 (VISA、MASTER) |
| 個室 | 有 |
| 席数 |
75席 (テーブル16席、座敷59席) |
| 駐車場 | 無 |
| 禁煙・喫煙 | 分煙 |
| ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
| コース | 4000円~5000円のコースあり、5000円~8000円のコースあり |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
| サービス | 子供可、テイクアウトあり |
| 備考 | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥8,000 ~¥9,999 | [昼] ¥3,000 ~¥3,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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Spanish Bar QUQU (14m)
(赤羽橋、神谷町、麻布十番 / スペイン料理)
板前料理感菜 (22m)
(赤羽橋、神谷町、麻布十番 / 割烹・小料理)
BAR MOMENT (23m)
(赤羽橋、神谷町、麻布十番 / バー)
とんかつ かつ玄 (37m)
(赤羽橋、神谷町、御成門 / とんかつ)
司亭 (40m)
(赤羽橋、神谷町、御成門 / 弁当)
東京スイスイン (40m)
(赤羽橋、神谷町、御成門 / 西洋各国料理(その他))
あか羽 (50m)
(赤羽橋、神谷町、御成門 / 鳥料理)
嘉兵衛 (50m)
(赤羽橋、神谷町、御成門 / 焼鳥)
麻布 布袋家 (56m)
(赤羽橋、麻布十番、神谷町 / そば)
はれるや (68m)
(赤羽橋、神谷町、麻布十番 / フレンチ)
ドトールコーヒーショップ 麻布台店 (68m)
(赤羽橋、神谷町、麻布十番 / コーヒー専門店)
ニユーらん (73m)
(赤羽橋、神谷町、麻布十番 / 喫茶店)
ふく鮨本舗の三太郎 麻布店 (88m)
(赤羽橋、麻布十番、芝公園 / 寿司)
フロイデ (94m)
(赤羽橋、麻布十番、芝公園 / レストラン(その他))
新雅 (127m)
(赤羽橋、麻布十番、芝公園 / ラーメン)
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志ら焼定食 ¥3,200
土用の丑の日が近づいてくると、鰻が無性に食べたくなる。
街を歩いていても鰻のチラシがやたら目に付くもの。
とある週末に、矢も立てもたまらずに、
ええいと意を決して東麻布にある五代目野田岩の暖簾にいってきました。
まずはお名前をこちらにいただけますか、とお女中に促され
名前を書いて、待ちあいの椅子に腰掛けて待ちます^^
全員和服だからか、どこか旅館の風情を感じます。
腰かけてまもなく、お暑いでしょう、どうぞお使いください。
と団扇を差し出されました!
パタパタとあおいでしばらくすると、案内の声がかかり、
2階の座敷へ!!
腰を落ち着けるや否やメニューを睨みながら、
何にしようかと迷います。
せっかくなのだから蒲焼きでは芸が無いと思い、
さてとメニューをもう一度見渡し、「志ら焼」に目がとまり、こちらを注文!
しおでいただく、どちらかというと酒と一緒にいただくものらしい、
夏の風情としては絵になりそうですよね。
江戸の鰻好きなら外せないところだろうが、
休日とはいえ、昼間から酒は気が引けたので、
ご飯をつけて定食でいただくとことにしました。
注文して20分ほどが経った頃だろうか、
重厚な黒漆のお重が目の前に置かれました♪
ほかに白飯と肝吸い、お新香、大根下ろしがついてきますきますよ!
わくわくしつつ蓋をとると、うっすらと焦げ目のついた白い鰻が
目に入る。小ぶりではあるが、天然ものの佇まい感じます!
お重は2重構造に湯を通してあるのか、触ると熱く感じます。
冷めないようにする配慮だろう。
小鉢に盛られた本わさびを醤油に少し溶いて、まずはいただきます!
志ら焼であるがゆえの鰻本来の甘味が感じられます。
次に岩塩でいただく、こちらの方が適度な脂身と身の甘味が
引き立つ気がします!
ふんわりとした白い身に岩塩を少しまぶしのせ、
わさび少し盛り、口に運んでみる。これもうまい!!
そんなことをしているとあっと言う間に平らげてしまいました^^
肝吸いをすすりながらあらためて思うのが、
やはりごはんよりもお酒でかなと言った感じです。
江戸の粋人になり切れない自分を心の中であざ笑いながら、
店を後にしました^^
追記:
あらためて伝票をみると奉仕料が10%とあった。
創業百六十年の風情、風格はそれなり感じはするが、
旅館・ホテルのサービス料、それとも団扇のお代ということなのか・・・。
つまり合計3,520円(奉仕料+320)なり。
注:いわゆる土用の丑の日に野田岩は営業はしないですよ!
ブログでは動画で紹介しています。
良かったら参考にしてください!
http://blog.livedoor.jp/three__amigos/archives/890601.html