県内ニュース
イブニング・シックス
今夜遅くにかけて大雨に注意(07月27日)
県内は、今夜遅くにかけて大雨になる見込みで多い所で1時間に40ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水などに注意が必要です。県内は梅雨前線や低気圧の影響で大気の状態が不安定になっていて、各地で雨が降っています。これから今夜遅くにかけて雷を伴って1時間に40ミリの非常に激しい雨となる恐れがあり、福島地方気象台は県内全域に大雨・雷・洪水の注意報などを出して注意を呼びかけています。あす午後6時までに予想される24時間の降水量は多い所で会津で100ミリ、中通りと浜通りで70ミリとなっていて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに注意が必要です。(27日・午後6時現在)
うすい百貨店 改装前に売り尽くしセール(07月27日)
10月にリニューアルを予定している郡山市のうすい百貨店できょうから改装前の売り尽くしセールが始まりました。うすい百貨店では、8階と9階に入っている大塚家具が9月で閉店するのに伴って10月から館内をリニューアルします。きょうから始まったセールでは、それぞれの売り場に、割安な商品が並んでいます。特に閉店する大塚家具は、展示品のほとんどが2割から4割引きとなっていて多くの買い物客でにぎわっていました。大塚家具が閉店したあとのスペースについてうすいでは、美容や健康の分野のテナントの入居を検討しています。一方、食品売り場には、人気の生キャラメルが登場し、開店と同時に買い求める人の姿が見られました。この改装前の売り尽くしセールは、来月4日まで行われています。
桧枝岐村のバス事故 運転手を在宅起訴(07月27日)
去年7月、桧枝岐村で観光バスが道路脇に転落し乗客22人が重軽傷を負った事故で、福島地方検察庁会津若松支部はきょうバスの運転手を在宅のまま起訴しました。自動車運転過失傷害の罪で起訴されたのは、郡山市の会社員滝(たき)一吉(かずよし)被告55歳です。起訴状などによりますと滝被告は、去年7月桧枝岐村で大型バスを運転中に、道路脇に転落する事故を起こし、乗客22人に重軽傷を負わせたとされています。検察は、「事故の直前にブレーキの異常を知らせる警告音が鳴っているのにもかかわらず運転を続けたことが事故につながった」としてきょう、滝被告を在宅のまま起訴しました。これまでの警察などの調べで滝被告は、事故の直前に「ブレーキが効かない」などと話していたことが分かっていて、ことし2月に書類送検されていました。
売上金を着服 種苗組合が元職員を刑事告訴(07月27日)
県の農林種苗(しゅびょう)農業協同組合はきょう売り上げ金などを着服した疑いで元・職員の女性を刑事告訴しました。業務上横領の疑いで刑事告訴されたのは、福島市にある県農林種苗(しゅびょう)農業協同組合で会計を担当していた56歳の元・職員の女性です。組合によりますとこの女性は、組合員5人に支払う予定だった平成20年分の苗木の売上金などおよそ2千万円を着服した疑いが持たれていて、「組合員に迷惑をかけた」という内容の書き置きをしたまま、ことし5月から行方が分からなくなっています。組合の調査の結果、女性が隠ぺい工作と見られる行為をしていたことや、売り上げを管理する帳簿の一部がなくなっていることも分かっていて組合では先月27日に女性を懲戒解雇しています。
新型インフル 受診は一般の医療機関で(07月27日)
県は、新型インフルエンザに感染した疑いがある患者への対応をきょうから改め、一般の医療機関すべてで診察が受けられるようにしました。県は、これまで県内30か所の医療機関に「発熱外来」を設けて新型インフルエンザの診察を行ってきました。しかし、感染者の症状がいずれも軽いことや、国の方針が改められたことなどからきょうから「発熱外来」を休止し、一般の医療機関すべてで診察を受けられるようにしました。県保健福祉部の長澤脩一次長は「必ず電話で事前に医療機関に相談して受診時はマスクをしてほしい」と話しました。一方で、新型インフルエンザへの感染は、依然として続いていることから県は、きょう、県庁内に対策本部の事務局を設置しました。今後は「集団感染」を防ぐことに重点を置いて情報の収集や提供を行うことにしています。また、これまで電話で相談を受け付けていた「発熱相談センター」はきょうから休止して、相談については、保健所の窓口で平日の日中に限って受け付けることにしました。県によりますと県内でこれまでに確認された新型インフルエンザの感染者は31人となっています。
投票日に向けて 選管が準備日程を確認(07月27日)
来月の衆議院選挙を前にきょう、県の選挙管理委員会が開かれ、投票用紙の発送など今後の作業の日程を決めました。きょう午後開かれた選挙管理委員会では、はじめに菊地俊彦(きくちとしひこ)委員長が「選挙の適正な執行をお願いします」とあいさつしました。委員会では、今後の日程について来月3日に立候補予定者への説明会を開くことや、来月11日に各市町村に投票用紙を発送することなどを確認しました。衆議院議員選挙は、来月18日に公示、30日投票の日程で行われますが、先週の解散を受けて事実上の選挙戦がすでに始まっています。
高校生対象の就職塾 企業の求人は低迷続く(07月27日)
来年春に卒業する高校生の就職を支援する「就職塾」がきょうから福島市で開かれています。この就職塾は、9月から始まる高校生の採用試験に向けて、就職活動のノウハウを身に着けてもらおうと福島市などが毎年開いているもので384人の高校生が参加しました。初日のきょうは、県内で就職相談を行っているキャリアコンサルタントが講師をつとめ働くことの意味について考えました。福島労働局によりますと来年春に就職を希望している県内の高校生はおよそ6800人となっています。これに対して企業からの求人は、今月15日現在で1600人あまりと去年の同じ時期の半分以下にとどまっていて厳しい状況となっています。就職塾は、あさってまで開かれ、模擬面接や企業説明会が行われることになっています。
見ごろのハスの花楽しむ 法蔵寺で観蓮会(07月26日)
三春町の法蔵寺(ほうぞうじ)でハスの花を見ながらお茶やお酒を楽しむ観蓮会(かんれんかい)が開かれました。三春町にある法蔵寺(ほうぞうじ)では、およそ300の鉢で100種類のハスを育てています。観蓮会(かんれんかい)は、花が見ごろを迎えるこの時期に毎年開かれているもので境内では、お茶やお酒が振る舞われます。ハスの花は、空気がひんやりしている朝のうちが見ごろとされていて早朝の6時から次々に訪れた人たちは、美しく咲く花を眺めながらハスの葉にお酒を注いで飲む蓮酒(はすしゅ)などを味わっていました。法蔵寺のハスの花の見ごろは、今月いっぱい続くということです。
野鳥の生息環境守るために 外来植物を除去(07月26日)
河川敷で繁殖する外来植物を取り除く作業が福島市で行われました。この取り組みは、野鳥が住みやすい環境を作るために日本野鳥の会と河川を管理する国土交通省などが4年前から行っているものです。阿武隈川の河川敷で見られる外来種の「藪(やぶ)からし」や「荒地瓜(あれちうり)」は、繁殖力が強く、野鳥の生息に適した「葦(よし)」や「柳」を覆って枯らせてしまいます。参加したおよそ30人の人たちは、鎌で茎を刈ったり、根を引き抜いたりして川岸を覆う外来植物を取り除いていました。
駐車場から7メートル転落 運転手は軽傷(07月26日)
きょう午前、福島市の温泉施設の駐車場で乗用車が柵を破ってがけ下に転落する事故がありました。事故があったのは福島市町庭坂(まちにわさか)の温泉施設「あったか湯(ゆ)」の駐車場できょう、午前10時すぎ、駐車をするためにバックをしていた乗用車が柵を突き破っておよそ7メートル下に転落しました。運転していた83歳の男性は、通報で駆けつけた救助隊に助け出され、腕や頭に軽いケガをしたものの命に別状はありませんでした。事故を目撃した施設の従業員は、「キュルキュルというホイールスピンする音が聞こえて、振り返った時には、すでに落ちる寸前だった」と話しました。警察の調べに対して男性は、「アクセルとブレーキを間違えた」と話しているということです。