岡山放送局

2009年7月27日 20時14分更新

突風被害で支援 住民に説明


今月19日に竜巻と見られる突風で建物や農業に大きな被害が出た岡山県美作市では、市が、建物の修理費などの一部を負担する支援を行うことになり、27日、説明会を開いて住民に支援の内容を伝えました。

美作市では今月19日の竜巻と見られる突風によって建物や農地が大きな被害を受け、被害額は市のまとめでおよそ3億7000万円に上ると見られています。

これを受けて美作市では、支援策として被害を受けた建物や農地の復旧にかかる費用の一部を負担する方針を決め、27日、安東美孝市長らが住民に支援の内容を説明しました。

この中では、全壊した住宅については修理費用の半額を最高300万円まで支給することや、農地の復旧費用についても10アールあたり8万円を上限に支給することなどを伝えていました。

安東市長は「被災した住民の苦労はよくわかるので出来る限りの支援を行いたい」と話していました。

また、住んでいた住宅が全壊した和田静幸さんは「市の支援はありがたいです。家を修理するか建て直すかはこれから決めたいと思います」と話していました。