岡山放送局

2009年7月27日 20時14分更新

県内産の食材 消費拡大を


岡山県内の農業団体や消費者団体などが県内産の食材の消費を増やすため、新たに団体を設立し、27日初めての会合を開きました。

この団体は、岡山県や県内の農業団体、それに消費者団体などが新たに設立したもので、岡山市北区で開かれた初めての会合には、それぞれの代表およそ100人が出席しました。

岡山県によりますと、県内で消費された食材のうち、県内産の食材が占める割合は平成19年度は37%で、県では、これを平成25年度までに45%まで高めることを目指して県内産の食材の消費拡大を呼びかけています。

27日の会合では、県内産の食材の消費拡大を図るための具体的な活動計画について話し合い、今後、スーパーなどに対して県内産の農産物や水産物を販売するコーナーを設置してもらえるよう働きかけることなどを決めました。

県農政企画課の藤原祥一課長は「県内の農業や漁業を活性化するためにも県内産の食材をできるだけ多く消費してもらいたい」と話していました。