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2004
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全日本野球会議では、2012年のオリンピック・ロンドン大会において除外されている野球競技について、 2016年のオリンピック(開催地未定)での復活を目指し、野球界が一体となり 「2016年オリンピック野球競技復活キャンペーン」 を展開していきます。
キャンペーンの実施にあたっては、下記のスローガンおよびシンボルマークを核に、日本全国で様々なプロモーション活動を行っていく予定です。
全日本野球会議
(1)
野球は、練習と試合を通じて集中力、洞察力、チームワークが養われるスポーツで、青少年を健全に育成する競技として優れており、オリンピックムーブメントを通じて全世界に普及させることで世界平和に貢献できる。
(2)
現在世界の加盟国は118ヵ国。オリンピック競技から除外されると発展途上国では財政的支援が弱くなり野球振興プログラムが衰退し世界の野球人口が減少する。
(3)
オリンピック憲章の下にIOCとNOCの協力によって開催されるオリンピック競技は、いかなる差別も伴うことなく、友情、連帯、フェアプレイの精神により、相互理解が図れる舞台で、野球を愛好する世界中のプレイヤーにぜひその参加機会を与えたい。
(1)
野球の先進国での国民的関心は年々増加しており、一方で野球の発展途上国への支援活動も活発に行われている。野球の普及と発展が全世界で広がりを見せていることをアピールする。
(2)
野球は老若男女を問わず楽しめ、プレイをすることはもとより観戦方法も興味あふれる視点がいくつもあることを知ってもらう。
(3)
野球場は広いほうが望ましいが、狭くてもあるがままの姿でその場に応じたグラウンドルールを設けて楽しむことが可能。立派な競技場がなくても楽しめることを理解してもらう。
(1)
2012年のロンドン大会ではすでに野球競技が除外されている。
(2)
前回の2004年アテネ大会後にすべての競技の評価が行われた。
1) 競技団体の組織の状況
2) 世界の競技人口
3) 会場設置の経費
4) アンチドーピングの取り組み
などで、その総合評価とその後の状況を115人のIOC委員の投票によって決定される。
(3)
2016年の開催地と競技は、2009年10月のIOC総会(コペンハーゲン)で、IOC委員の投票によって最終決定される。現在の26競技の一部見直しも含め、競技復活及び新規の6〜7競技の中から、最終的に28競技が決定される。
(4)
2009年10月のIOC総会の前に、同年6月に開かれるIOC理事会で、総会に推薦される競技が審議される。このため競技復活活動はこの時点までに精力的に取り組む必要がある。
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