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山口県のとある田舎町にて、俺、爆誕。
あんま泣かない赤子だったらしい。
故に手もかからないが少々不安でもあった(母、マチコ談)
比較的小さい子で巨体揃いの安元家にあって若干浮いた存在となる。 |
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いろんなとこをふらふらしつつ家族が神奈川に落ち着く。 |
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んで
■〜小学校入学〜■ |
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柔道、水泳、ピアノなど結構習い事をする。
社宅住まいだった事などを考慮すると、両親…無理してたんだろうな。
ありがとう!
ちなみに部活は吹奏楽部。ユンホニウムをブーブー鳴らしていた。
次元大介に憧れる。
めちゃめちゃ憧れる。
馬鹿で見栄っ張りな少年期を過ごし… |
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□〜小学校卒業〜□ |
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さらに
■〜中学入学〜■ |
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中学受験をし、とても柔道が強い男子校をチョイス。
んが、丸坊主がいやで断念。
ちなみにまだ背は小さく、150センチ前後。 |
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そのころメタリカに出会いヘビーメタルに狂う。(今だ狂っている)
ドラムを始める。
ロン毛を目指し、髪を伸ばすが先生に視殺されあっさり切る。 |
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カナダにホームステイをし、マクスウェル家に居候。
毎日ピザをだされ萎える。 |
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さらに家族がふらふらし、東京に居つく。 |
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□〜中学卒業〜□ |
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つづいて
■〜高校入学〜■ |
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中高6年間一貫だったため高校受験はせず。
入学当時の身長は160センチくらい。卒業の時には176センチ。 |
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高2のときアメリカに無駄にいく。
そばで銃声が鳴りあせってその辺のスニーカー屋に逃げ込む。
そこの店員のプレッシャーに負け、いらないのにスニーカー購入。
自分のハートの弱さに泣けてきた。 |
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まだまだバンド熱さめず。音楽のことばかり考えて生きる。
このころのカリスマはラーズ・ウルリッヒ、マイク・ポートノイ、マサ伊藤。
バンドで生活しようと本気で思っていた。 |
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故に、「受験はしない。」と親に宣言。
すると父親
「馬鹿で大学いけないからそんなこと言ってるんだろ?」
と俺を挑発。
まんまと挑発に乗り、一ヵ月半必死に勉強する。
んで何だか解らない内に大学合格。
「とりあえず、大学は行け。そのあと好きにしろ」
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□〜高校卒業〜□ |
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っつーことで
■〜大学入学〜■ |
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6年間男まみれの生活をしていたため、普通に女子がいる空間に焦る。
毎日テンパる。
故に、男とばかりつるむ。
んが、息苦しくなりサークルとかに入ってみる。
映画とか作っちゃう文科系のサークル。
少し女子に慣れる。 |
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因みに法学部法律学科。今となっては全く無駄。 |
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バンドは続ける、が、
姉貴の影響で芝居も始める。
べらぼうにはまる。 |
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バンドへの熱意が冷めていき、
「音楽は趣味、これを一番にはもはや出来ない」
つーことでバンド脱退。
以後、ドラムは趣味に。 |
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色々舞台に立つ。
サークル狂い。
バイト狂い。
飲み狂い。
サカつく狂い。
ダビスタ狂い。
そんな毎日。 |
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ろくに授業を受けていないことに気付いちゃう。
んで焦る。
が、4年次になってしまう。 |
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残り単位62。
人類全てが万事休すと思っていた。
んが、俺はあきらめなかった。
たまに見せる爆発的集中力を一年間維持。
芝居を封印し、毎日学校に通い続ける。
その鬼気迫る姿に友人は「 V-MAX 発動しやがった…」と恐れ戦く。 |
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□〜みごと卒業にいたる〜□ |
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他、大学在学中に起こったこと。
家を出る。
車と単車の免許をとる。
急性アルコール中毒に二度なる。(馬鹿すぎる)
サークルで自主映画とか音声作品とかを作る。
二十歳過ぎてから背が数センチ伸びる。自分にビビる。
某ラジオ局の報道部でバイト。
テレビのモニターチェックをしているときに次元の声を認識。アニメではない…。
なんだろこれ?と思う。んで、アナウンサーさんに聞いてみる。
そのときにナレーターというイカス商売を知る。
んで、両親にナレーターさんの学校にいきたい!自力で何とかするから認めてくれ。
と、懇願。
んが、親父が烈火のごとくキレる。
(親父としては大学の 4 年間で芸事に諦めがつくはず、と目論んでいたらしい。)
交渉決裂。
将来が暗礁へ…、と思われたそのとき、姉貴が奮起する。
姉貴が「自分はもう役者を諦める。だが、奴は面白い。故に奴にはもう少しやらせてやって」的な発言で親父を説得。
親父曰く「25歳いっぱい。それまでに結果が出なければやめろ」
と、条件付でゴーサイン。
晴れて声職人を目指すことができたわけだ。
そして姉貴に頭が上がらなくなる。だから貸した金が全く返ってこなくても…我慢。
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んで、
■〜卒業とともに金を貯めるため社会へ…〜■ |
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仕事は結構なんでも対応できた。
んが、この性格ゆえ接客業を好んでやる。料亭みたいな居酒屋で働く。
旨い物に目覚める。 |
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んが、昼間に働きたい。
という欲求が出てきて御洒落(笑)ハンバーガー屋さんにジョブチェンジ。 |
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この間に一つ養成所に通うが何も解らぬまま半年のセレクション突破。
んがもう半年後のセレクションで蹴散らされる。
自分の力不足を痛感し、基礎から鍛えなおそうと再度チャレンジを試みる |
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■〜そこは D.o.a.〜■ |
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恩師と呼べる方々に恵まれる。
一年目、本科生。
とにかく頑張る。がむしゃらにやる。声を出しすぎて喉から血がでた。
でも頑張る。週三のレッスンとは別に有志を募り、週二で自主練とかする。 |
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その間もハンバーガー屋さんでバカスカ働く。
気づけば1年で店長になる。焦る。 |
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当然時間は無い。故にその時付き合っていた彼女に振られる。
泣いた。
んがその日も自主練にいった。自分の将来。これが一番大切。
後悔しないためにも結果を出す。と、心に誓う。
んが、帰ってからトイレでまた泣いた。 |
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本科終了。
結果、突破。 |
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2年目、専科へ |
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このころからボチボチお仕事をいただく。
初仕事はシグマが仕切っていた外画のガヤ。
たった一言二言にもかかわらず、恩師野島氏が稽古をつけてくれた。
ありがたい。
ほかにもラジオ CM などをポツポツ頑張る。 |
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んで卒業審査 |
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結果。サヴァイヴ。
フレッシュという集団に組み込まれる。
この時、ギリ25歳。
親父から「この一年でレギュラーを取れ。じゃないと認めん」と鬼のような条件を突きつけられる。
…途方にくれる。
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因みに専科の期間に店長の責任を負いきれないと判断し、ハンバーガー屋退職。
しがない喫茶店で働く。
んがスケジュールがガタガタなため、クビになる。
…途方にくれる。 |
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7月、 CS の『ワールドゴルフリゾート』という番組でボイスオーバーのレギュラー獲得。
同じく DVD の『名車伝説』というシリーズでナレーションのレギュラーを獲得。 |
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とりあえずノルマ達成。
と、思いきや、「うちじゃ見れない。だから駄目」と突っぱねられる。
…途方にくれる。 |
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そしてこのころ、とあるところで福山潤氏、三浦祥朗氏、立花慎之介氏とであう。
ろくに現場に出ていない俺に一切の壁を作らず遊んでくれた。(麻雀だけどね。)ありがたい。 |
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8月。人生が変わる作品のオーディションを受ける。
マネージャー曰く
「オーディションはかなりの確率で落ちる。それに慣れて来い。落ち慣れもある意味大切」っつーことで |
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日本テレビ 冒険! CHEERS !! |
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結果。
安元に決定。 |
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事務所中が狐につままれたようになる。
かく言う俺が一番焦る。 |
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日テレ故、全国ネット。一族皆が見れる。
親父が手のひらを返したように応援を始めた。
笑う。 |
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が、ほぼ時を同じくして応援してくれていた母方の祖父、倒れる。 |
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最後の力を貸してくれた。
本能的にそう感じた。 |
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祖父への思い。これを声に。音に。
無骨な中に沢山の愛を。 |
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自分のパフォーマンスの根底が決まる。 |
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祖父の闘病生活が始まる。 |
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母が山口に帰り看病することに。 |
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安元、御家のため、家事をするため戻る。 |
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そして翌年。
シグマセブンにスカウトされる。 |
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ブラウン管を通して病床の祖父に届くものが少しずつ増えだす。 |
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そして6月。 |
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恩師辻谷氏(今はクレイジーボックス)がマネージャーに
「安元は面白いよ。アニメに使ってみなよ」といってくれた(らしい) |
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んでオーディションを受ける。 |
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BLEACH
茶渡 泰虎 |
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結果は… |
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面白いことに芝居を見に来てくれた福山さんから聞く。 |
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決定だって… |
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マネージャーに確認。
「そう。決定。色々連絡が立て込んでて教えるの遅れちまったね。すまんね」 |
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かなり喜ぶ。 |
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そしてこの先も色々頑張り… |
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なんだかよく解らないうちに今に至る。 |
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そんな感じです。 |
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って、年表になってねーや。まいっか。 |
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生んでくれた両親。支えてくれる家族。
ぐだぐだな俺と笑いあってくれる悪友。
頑張って営業してくれる事務所の方々。
応援してくれる皆さん。 |
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あっちから見守ってくれているおじいちゃん。 |
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全部に感謝。 |
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愛してます。
これしかない。 |
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たくさんたくさん、ありがとう。 |
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