2009年07月27日

今、取り組んでいること

先ほどまで、先方との話し合いの結果を待ってのご報告になり、遅くなり申し訳ございませんでした。

現在、行っていること。
緒方氏、ミスユニバース事務局に対しての抗議を行うに際し、
私が京都でもあり、銀座もとじ様と共に対応を進めております。
7月26日(日)私が東京へ伺い、私と銀座もとじとが、
現時点で互いにできることを確認いたしました。
まず電話ですが、二人でデザイナー氏を通じ、彼自身、そして事務局に対し、
今回の事の大きさを伝え、改めて実情を話しております。
帯の使用中止、もしくは衣装の修正が可能か問い合わせております。

7月27日(月)東京にて、銀座もとじ側が19時頃、事務局を訪ね、
直接、事務局とデザイナー氏と両名に、大幅に変更された日本代表の今回の衣装に対して、
賛同致しかねるとの意を強く伝え、異議申し立てと共に
今後何らかの対応を行ってもらえるよう、善処を要求してまいりました。
その結果、事務局とデザイナー氏の両名とも、今回の事態を深く受け止め、
大変申し訳ないと謝罪の言葉を頂きました。

その上で問題視されております、ミスユニバース本番衣装について、
デザイン変更を含めた再検討を約束頂きました。
今回の席では不在でしたが、総合プロデユーサーにも
当然理解を求め説得し、可能な限り善処していただけるとの意向を確認しております。

また、今回の衣装プロデュースとそのデザインは、デザイナー氏の手によるもの
で、「銀座もとじ」および「織楽浅野」の両社は、その一部である帯の素材提供
のみであったこと、最終デザインについても発表当日まで知らされていなかった
ことは、いずれも事実であると、ミス・ユニバース事務局およびデザイナー氏の
両名ともが、相違ないとのことを証言されております。

上記内容をご報告いただいたことをお伝えさせていただきます。

私は本日、弁護士との相談の機会を持ち、現状の報告をし、対応を始めております。
その後に、この頂いた協議内容、先方の対応を鑑みて、改めて相談いたします。

現状での対応が、結果ではなく過程であることをご理解ください。

今回の件は「覆水盆に返らず」というのが私の偽りない思いです。
本来の意味以上にこぼして濡らしてしまった部分を拭き上げたり、
また新しい水を差しても、跡は残ってしまいます。
自分の戒めの意味を込め、痛切に感じ入るところです。
[UPする寸前に「覆水盆に返らず」とコメントがありましたが、当初よりの気持ちであり記します]


Posted by shokuraku at 23:52 │Comments(8)この記事をクリップ!
この記事へのコメント
お疲れ様です

質問なのですが、もとじのおじさんと浅野さんお二人が、白い着物を着たモデルを眺めている写真がネットにあります

その時点でパンツが見えてるような状態だったのですが、それでも知らなかったんですか?解せません。
Posted by なんだか at 2009年07月27日 23:56
お疲れ様です

質問なのですが、もとじのおじさんと浅野さんお二人が、白い着物を着たモデルを眺めている写真がネットにあります

その時点でパンツが見えてるような状態だったのですが、それでも知らなかったんですか?解せません。
Posted by あらあら at 2009年07月27日 23:57
発言力のある方から直接の問題提起してもらえてうれしいです。

でも、あんなにステキで豪華な帯です。
ぜひ本選には持っていってもらいたいです。
あの衣装のままなら見事な帯がもったいなくて残念です…

Posted by がんばってくださいね at 2009年07月28日 00:03
4
お疲れ様でした。浅野様には、一連の流れで本当に、ご心痛かくやとお察しいたします。
折角の想いが安易な運営によって踏みにじられたこと、一番悔しく思われたのは浅野様だと思います。
ですが、お陰であの愚劣な衣裳が少なくとも世界に本番ではさらされなくて済むこと、また、日本人がまだ文化に誇りを持っていることなどが明らかになり、これもひとえに浅野様の真摯な対応の賜物と感謝申し上げます。

上でまだ浅野様を責めていらっしゃる方がいらっしゃいますが、取りあえず今は、浅野様の状況が落ち着かれてからでよいのではないでしょうか。結局のところ、私たち一般国民が最大の被害者になることを食い止めてくれた今、浅野様が一番の被害者なのですから。

そして、素晴らしい帯というのはどんな状況にあっても美しいということが改めて分かりました。
今度は、生かすような使われ方をして欲しい…と節に祈るばかりです。
Posted by 応援しています at 2009年07月28日 00:06
何だか緒方の社員だかまわし者だかが湧いてますけど
あの白い着物の時点ではパンツ部分も出ていない、ましてやピンクでも無い。
実際あのデザインだったらまだしもという感想も多いですよ。
問題はあの後、急きょあの最終デザインになった事、そして帯師に告知されなかった事、公開10分前に告知されたことが問題なんですよ。

論点ずらしをするのはやめましょう。

と、これはおいといてお疲れ様です。
結果はどうなるかはまた別として行動に移された事、誠意は皆さんにしっかりと伝わってますよ。
ここに書きこんでる人だけでなく、見てる人も膨大でしょう。
無視を決め込み、着物なんか妄想と言い放った、緒方義志のブログも書きこんでる人以外に膨大な人が見てるでしょうね。
Posted by 日本人 at 2009年07月28日 00:06
この件につきましては、どのような対応を今、行っているのかを知ってもらい、後にお伝えしようとおもっておりました。
最初のイメージデザイン画を改めてUPし、その当時の理解も詳しくお話いたします。
現時点でお答えできるのは、仮縫い状態で綿もしくは麻の生地をモデルにフィッティングしている時の模様です。そのデザイン画では
パンツは見えないデザインで、フィッティング時も短いスパッツのようなボクサー形のパンツでした。その形によりぎりぎり見えても
扇情的なイメージを打ち消すものと思っておりました。
黒の皮でできた着物に対して黒色でわかりにくくすると思っていました。もう少し足を強調したいねという意見も他からあったことは記憶にあります。
Posted by 浅野裕尚 at 2009年07月28日 00:07
ええっ!!?ユニバ遂に動いたんですか!!?
変更無理でしょうとか言ってすみません!!素早い対応ありがとうございます!(感激!)
まだどうなるかは分かりませんが、素敵な帯がちゃんとした形で出場できますように!
Posted by 。 at 2009年07月28日 00:09
責めてないですよ。質問しているだけです。写真まで撮ってたのに何で知らなかったのかなあって思っただけです。

ダブって書いたことは申し訳ありません。
Posted by なんだか at 2009年07月28日 00:09

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