東京・江戸川区のマンションで6月、帰宅した21歳の女子大生がバッグを奪われそうになった上、刃物で胸を刺された事件で、警視庁は21歳の専門学校生の男を逮捕しました。
強盗殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、江戸川区北葛西の専門学校生、細貝賢太郎容疑者(21)です。
警視庁の調べによりますと、細貝容疑者は先月6日、江戸川区松江のマンションの入り口で、帰宅した21歳の女子大生からバッグを奪おうとしました。
そして、女子大生に抵抗されると、「殺されたいのか」と言いながら、刃物で女子大生の右胸を刺し、全治10日のけがをさせた疑いが持たれています。
警視庁によりますと、現場近くのコンビニエンスストアなど、複数の防犯カメラに細貝容疑者によく似た人物が女子大生のあとをつける姿が映っていたということです。
取り調べに対し、細貝容疑者は「やっていない」と容疑を否認しています。(27日20:38)