安全運転講習で、学校から持ち込んだ中型バスに乗り込む柳ケ浦高校などの教職員=27日午前、中津市の中津自動車学校
野球部バスの横転死亡事故が起きた柳ケ浦高校(宇佐市)は27日、大型運転免許を持っている教職員を対象とした安全運転講習を、中津市大新田の中津自動車学校で開いた。
事故を受けて初めて開催。学校と、同校を運営する吉用学園内の幼稚園や専門学校から20人が参加した。高橋和治校長が「大切な生徒の命を預かっていることを肝に銘じ、より安全な運転を心掛けてほしい」とあいさつ。
教職員は5班に分かれ、大型トラックや高校から持ち込んだ中型バスを使って研修。自動車学校の指導員からアドバイスを受けながら車両感覚や駐車、方向転換、鋭角でのハンドルさばきといった技術を再確認した。
学園は22日に全職員を対象とした交通安全講座を開催。実技講習は各学期ごとなど定期的に行う方針で、「安全運転の徹底を図りたい」としている。
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