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嶋田に悔やみ切れぬ2回の悲劇…/WBAライト級 (2/2ページ)

2009.7.26 13:07
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嶋田に悔やみ切れぬ2回の悲劇…/WBAライト級
パウルス・モーゼスと対戦する嶋田雄大(右)=ウィントフーク(共同)【フォト】

 回を重ねるにつれ、リーチで12センチ上回るモーゼスの鋭い左ジャブが入り出し、嶋田の顔面がみるみる紅潮していく。それでも世界2階級制覇した柴田国明トレーナーの「相手のエンジンを壊す」という当初の作戦通り、果敢に突っ込んだ。

 「嶋田の動きを見て、スリップ後のダメージは回復したと思っていた」と話すモーゼスに対し、嶋田は「こちらは回復したと思わせた。だからこそ突っ込んでいった」。ボディーを中心に反撃したが、アクシデントの影響は大きく、追い詰めることはできなかった。

 柴田トレーナーは「前の試合で使った水が残っていた」とスリップの原因を振り返り、悔しさをにじませた。37歳11カ月。日本人として最年長の王座奪取の夢を逃し「負けた悔しさは一緒だが、これではすっきりしない」ときっぱり述べ、再戦を熱望した。(共同)




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