世界ボクシング協会(WBA)ライト級タイトルマッチ12回戦は25日、アフリカ南部ナミビアの首都ウィントフークで行われ、挑戦者で同級13位の嶋田雄大(ヨネクラ)はチャンピオンのパウルス・モーゼス(ナミビア)に0−3の大差の判定で敗れ、37歳11カ月での日本人最年長王座奪取はならなかった。
探り合いが続いていた2回、自陣青コーナー付近で突然の悲劇が嶋田を襲った。踏ん張った足が滑り、開脚するような不自然な形で転倒。すぐに立ち上がったが、この時に負った左もも裏の痛みが、嶋田から本来の動きを奪った。
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