ヒゲ

雑感・ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~

テーマ:ライトノベル
2009-07-20 18:57:08
本日3回目――――――!
へへへ……かなりの速度で書けるものを書いてかないとまた発売日が来ちまうんだぜ。

というわけでついさっき買ってきてついさっき読み終わったやつの雑感。

ぷりるん。―特殊相対性幸福論序説 (一迅社文庫)/十文字 青

¥650
Amazon.co.jp

です。

十文字青さんは結構読んでる気がします。
薔薇マリがちょっと止まってるんですが、それ以外では、なぜか。

んで、これ。
ぷりるん。
あー、まず言っときますが、合わない人には全く合わないかと思われます。
というかラブコメを期待している人は悪いことは言わないからMFとか読んでなさい平坂読以外。
まあ十文字青を少しでも知ってる人ならそんな期待はしないでしょう。っていうかできないでしょう。
ま、当たり障りがないぐらいに軽くあらすじ紹介すると……


主人公・ユラキには姉と妹がいる。姉はかつての天才美少女であり、今は年中旅しておりあまり家には帰ってこないが弟のことは結構気にかけている。妹は兄激LOVEであり毎日兄にハートマークを入れた弁当を渡したりする。ユラキは妹の過剰すぎる愛情をかわしながら、時々美人の部長に呼び出されては部活をこなすといった日常を送っていた。そんなある日、ユラキは友人からちょっと気になるクラスの女の子・みうのメルアドと携帯番号を手に入れる。そしてその夜、ユラキが番号を知ったと聞いたみうから電話がかかってきた。ちょっと緊張しながらも談笑する2人、その合間に彼女がさらりと「あたし、ユラキくんのこと、好きだし」と言ってきて――!?

すれ違ってばかりの青春ラブストーリー『ぷりるん』、開幕!

あ、あと忘れてたけど合間合間に「ぷりるん」が口癖の幼馴染が出てくるよ!



……………………調子に乗ってしまった。
やべー、これ怒られないかしら。
いやでもこんなブログの妄言を気にするような人はいないか。
いないよな。
いないはず。
うん、まあだいじょぶだいじょぶ。

ええと、つまり、あんな感じ。
間違ってはいない。間違っては。
でも物語の真実は自分で確かめないとわからないので、いつもどおりに言いますが、読んでください。
わりかしなんでもバッチコイな人だけ。

そんで、僕がこの物語を読んで感じたことは……言っちゃっていいのかなこれ。
まあいい。言ってしまえ。
うん、言ってしまうと、都合のいい物語です。
良い意味でも、悪い意味でも。
誰にとってかは内緒。でも読んだ人ならだいたいわかるはず。

もうちょと踏み込んで語ると、ある程度こういうジャンルにはお約束というものがあるなんてのは周知の事実で、『ぷりるん』は実はそのお約束に結構忠実。
あるいは、ずれてる部分はあるけれど、ずれを無視して俯瞰してみればかなりきれいに構成された物語な感じ。
いや私見よ私見?
作者本人があとがきで「思いつくままに書きすすめたのです」とか書いてるけど……ええと、無視!
つーか、つまり、いろいろごちゃごちゃしてくる中盤から終盤にかけての収斂がちょっと素敵だった、と言いたいのです僕は。
あー、くそ。言えることすくねーなー。

多分すっごく賛否両論出てくる(おそらくもう出てる)作品ではありますが、個人的にはアリです。
というか姉が素敵だったので、その点だけでアリです。
この姉もなー、正統派姉属性の方々から見ればまた賛否両論というか否ばっかかもしれません(正統派云々は僕の偏見)。
でも一姉属性持ち(カムアウト)として断言します!
素敵です、ものすごく。
というか微妙なネタバレですが終盤で姉が絡む最後のシーンは、個人的にここが物語の終わりでも構わないぐらい。
つーか姉ルートは無いのか姉ルートは!(エロゲ脳)
いやルートが無いからこその素敵さだとは知っているけれども、だ、か、ら、こ、そ! ルートがあってこその素敵さも見たかった!
そんぐらい素敵な姉でした。以上。


語れることはこんな感じ。
あとは覚悟した人だけ読んで、自分で確かめてください。



今日はもっかいぐらい更新できるか…?

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