【台北・大谷麻由美】台湾最大のアニメ・コミックイベント「開拓動漫祭」が25日、台北市の台湾大学総合体育館で始まった。日本のアニメや漫画から大きな影響を受けた台湾のオタクたち約3万人が集まり、同人誌やアニメグッズを購入していた。2日間の日程で、約5万5000人の来場が見込まれる。
01年10月に始まり、今回で14回目。約1500のブースが並び、来場者は男女半々で20代が中心だ。「萌」と書かれたのぼり旗が翻るなど「アニメは日本発の文化」というメッセージが会場の至る所に色濃く表れていた。
日本の歴史コメディー漫画のコスプレ衣装を着た伊橘さん(18)は「日本のアニメや漫画は物語性があるので好き」と話していた。
毎日新聞 2009年7月26日 11時00分(最終更新 7月26日 12時33分)