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仏大統領不調訴え、病院へ搬送 症状軽い
このニュースのトピックス:欧州
フランスのサルコジ大統領(54)が26日、スポーツ中に身体の不調を訴え、病院へ運ばれて医師の診察を受けた。大統領府が声明を発表した。
声明によると、大統領はパリ市内の病院でただちに主治医の診察を受けた後、念のため健康診断も受けているという。フランス公共ラジオによると、大統領府筋は「迷走神経の失調が原因で、症状は軽い」と言明した。
同ラジオによると、大統領は週末を過ごすパリ西部ベルサイユの私邸で、ジョギング中に不調を訴えたという。迷走神経の失調は、一時的に失神などを引き起こすことがあるが、フランスの医療関係者は、命に危険が及ぶようなことはないとしている。
フランスでは、故ミッテラン大統領が、がんであることを隠して職務を続けていたことが後に明らかになったことがあり、大統領の健康状態には高い関心が集まる。(パリ 共同)
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