以前から気にはなっていたのですが
まるで骨董品屋の様なこの店をネットで調べてみたところ
純粋な喫茶店であることが判明しました。その名も珈琲屋ラビットであります。
夕食を終えて海のバスタイムの前に散歩がてら出かけてきました。

店の前には入荷したばかりのＡＪＳのバイクがありまして
そのシートの上にさりげなくメニューが置かれています。
勇気を出して扉を開けると
目の前にはこの様な風景が広がっていました。一言でレトロと語るには言葉が足りないかもしれません。
とにかく雰囲気のある店内であります。昭和中期の懐かしいポスターや看板が所狭しと陳列
ではなく店の景色の一つとなっています。マニアからすれば垂涎ものかも知れませんが
私の世代からすると懐かしさでいっぱいになります。
天井の照明も同じものはありません。
それぞれに違うものなのがわかりますか。
写真を撮るのはさておき
注文をしないといけませんよね。
というわけで今回もメニュー選びは海にお願いしました。
真剣に悩んでいる様ですがこれでは埒が明かないので
彼女はブレンドコーヒーとレアチーズケーキ
私はドミニカ・バラオナとアーモンドバターケーキを注文最近は喫茶店＝スターバックスで打ち合わせといったパターンが多いですが
喫茶店というよりは珈琲屋という呼び名がふさわしいこの店では
なにもせずにただのんびりとするのが理想かもしれませんね。コーヒーカップはいったい何十種類あるのでしょうか
ノリタケからジノリ、ウエッジウッドなどなど
通い尽くしてすべてのカップを制覇したくなるぐらいです。とっても静かな時間が流れていて
子育てで慌しい毎日を忘れさせてくれるような空間で
海も興味津々で店内をキョロキョロと見回しています。ＢＡＲだと子連れで飲みには行けないけれど
珈琲屋さんだったら食後の一服をしに行けるので
ちょっとイイかもしれませんね。雨の休日に文庫本でも持参してのんびりするにはうってつけの場所でしょう。今回は彼女が事前に店に顔を出して子連れＯＫの承諾を頂きましたが
一応店をのぞいてみて他のお客様がいるようでしたら断念するつもりでした。
でも貸切状態だったので
写真を撮りながら久々に夫婦水入らず＋海でのんびり過ごせた気がします。


肝心の珈琲ですが水からして気を遣っていました。
ということで言わずもがな薫り高い美味しいもので
ケーキも素朴で優しい味わいの店の雰囲気に調和したものでした。



■珈琲屋らびっと■
東京都板橋区徳丸3-13-10
ＴＥＬ　03-3933-2601
朝10時～夜10時（土日は朝11時～）
水曜日定休