先日友人の弟さんが披露宴をあげるということで
よかったら撮影しましょうか？と声をかけました。
写真学校の学生さん三人に撮影を依頼済みとのことだったのですが
ブライダルの写真って素人に簡単に撮れるほど甘くなんです。
多分学生さんだけでは撮り漏れがあるだろうなぁ～と思ったので。
彼女達をフォローする意味でも撮影してあげたかったんです。

ブライダルの撮影っていうのは単に進行の流れを撮るだけではなくて
新郎新婦と写真を撮りたがっている人を見つけてあげて一緒に撮ってあげたり
披露宴の進行がスムーズに運ぶように
会場のスタッフたちともコミュニケーションを取りながら撮影することが必要なんです。
でもほとんどのカメラマンはそんなことはお構いなしで
周りを気にせづに勝手に撮っています。
今回の学生さんたちも例外に漏れず
三人で高砂の新郎新婦を囲んでサービスの妨害？をしたりと
もう少し気を遣ってほしいなぁと思うことがしばしば。
また列席のお客様も写真を撮るのを楽しみにしていますから
それを妨害するのは御法度なのに
高砂の前を独占しっぱなしでした。
まだまだ場数を踏んでいないので仕方がないのでしょうが
もう少し勉強してもらいたいものです。

今回の撮影は個人的に素材を集めたかったこともありまして
プリントをあげることを条件に無償で撮影してあげました。
無償とはいえプロがわざわざ撮影してあげるのですから
それなりに感謝はしてもらいたいのが本音のところですが
新郎の態度は「早くネガを下さい」「いつになるんですか？」との催促
お金を払って頼んでいる学生カメラマンがいるのですから
焼き増しはそちらの写真を使えばいいのであって
こっちはボランティアカメラマン。
ですでに写真をフォトＣＤに入れて送っているのです。
フィルム代も現像代も経費がかかっていますし
そもそもこちらの素材として撮影をしたので
もしもネガをよこせというのであれば
完全にビジネスとして捕らえざるを得ないんですよ。
しっかりと代金は頂くつもりです。
フォトＣＤを送る時だって「送料は姉貴からもらって下さい」という始末。
こっちはタダで撮影したのですから
せめて送料は負担しますぐらいのことは言ってもらいたいですよね？

いままでは撮影をして感謝されたことはあっても
こんなにゴタゴタになることはありませんでした。
やっぱりまだまだブライダルカメラマンって軽くみられているのでしょうか？