Win-Winの夫婦関係

北方領土問題について、千島はサンフランシスコで放棄してるんだから、
歯舞色丹の二島返還で早くケリをつけろよ、というのが自分の意見。

もう東西冷戦の時代じゃないし、
領土問題はさっさと片付けて、今後はロシアと協力するほうが大事でしょう。

 

サンフランシスコ平和条約
「南樺太とその周辺の島は放棄」

日ソ共同宣言
「歯舞色丹の二島返還でいいよね」

ダレス国務長官
「コラそこ、ツルんでんじゃねえ。四島っていえ! 沖縄返さんぞ!」

日本
「やっぱ四島で。ちなみに千島じゃなくて北方領土(新語)だから」

ソ連、ロシア
「なんかいろいろあったけど、当初の原則どおり二島返すわ。どうする?」

日本
「四島返還っていわないと選挙落ちるから四島返還」

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時すでにおすし

昨年末、2009年のキーワードはポストモダンだと誰かにいった覚えがある、
さてそれを踏まえて、2010年のキーワードはアーキテクトになるのでないか。

この場合、たんに設計や建築というよりも射程は長く、
制度設計や社会(再)構築、構造や様式までの意味あいを含む。

「architect of one's own fortune(アップルシード 2巻 p.187)」、
果たしてそのアーキテクトは、自分自身をも含むことになるはずである。

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放課後チータイム。

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■東1
1ソーを残して打つ。ドラが7ソー、場にソーズが高い。2ソーないし3ソーを引いたときのデスを回避する。こういう感じの立ち上がりにソーズの下で振り込むと、たいていハンチャン通じて丸ごと死ねる。

■東1'
3巡目の下家4萬手出し、対面チーで、もうまともな決着にはならない。こういうときはつられて動かない。カンドラがふたつめくられて面前聴牌、これは百回打って百回リーチ。誰からでも出る1ソーを狩りに行く。

■東2
対面がドラソバの6ピンをツモ切りやがったので、発を投げて反応をみる(フリーなら、タバコに火をつけるしぐさ、表情、牌を数える視線等を確認する)。リーチの待ちは、ドラ筋のピンズかソーズの上? くらいの感覚。8ピン引いた時点で行く気なし。押してる対面はドラトイツなんだろうと想像したし、勝手に殴り合ってどっちか死んでくれと思った。

■東2'
自分がドラを二枚持っているので、対面に対しては全部行く。親とか関係ない。発か白はどちらか一枚しか出ないだろうから、一枚目で鳴く(結果的に二枚とも出たが)。4萬が三枚みえて上家が2萬ツモ切りなので、2萬はまだ山にいるんだろうが、発ドラドラのザンクもアホらしいのでマンズを落とす。発は加カンする(加カンしないなら白を鳴くなよという話)。最後の単騎選びは、「上家の1ピンが手出しだった(4ピンを持っている、山にない)」「2ピンが場に三枚切れにもかかわらず3ピンが出ていない(山にある)」という程度の読み。

■東3
8ピントイツの時点で、トイツ場なんだろうなと思う。ドラを引かされ、かつドラを使い切るメンツが間に合わない状態が想定される並びなので、チートイに決める。案の定ドラを引き、かつデス牌になる。カンチャンの裏で引かされた8ソーはトイツ候補の筆頭という感触。やはりこれがキー牌で、ラス牌にもかかわらず8ソーはトイツになり、聴牌を逃す。これをトイツにできるかどうかが、ひとつの壁。具体的にいうと、対面の7萬トイツが透けているかどうかという話。

■東4
好きなところにハネマン差し込んでトップなので、適当に高い手を狙う。上家が1,000点狙いなので、マンズの下、ドラソバの順で差し込みに行く。

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タコス先進国

いつもこんな感じで打ってますということで。
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そもそも生来の運量が人並み以下なので、いつも後手に回る。
長年のフリーで、非常にこざかしい麻雀が身についていると思う。

 

■東1
リーチの待ちはピンズで色決め。手出し3萬1萬で、1ピンを最後まで引っ張る形を想像した。トンパツの親なのでピンズで振らなきゃ何でもいい、全部行く。リーチ者の現バリで耐える。

■東1'
配牌6ピンのアンコをみてトイツ場で打つ。事実そうなる。上家の3ピンポンをみてドラトイツ確信。この局は振るならマンガン手で振ると決めて打つ。

■東2
ホンイツを狙う。が、リーチされた時点で明らかに間に合ってない。上家の9萬は百回打って百回チー。やっぱりあれ一発ツモか。あとは知らん、オリるだけ。

■東3
対面の親が不穏(手出し6ピン、2ピンツモ切り。ドラと赤の所在が不明、たぶん親の手の内)。自分の手は半死なので、マンズ以外の牌で両脇に差し込みに行く。

■東4
リーピンドラ1、ないしはリーヅモピンフでトップを狙う。が、47ピンが下家に切れなくなる。リーチに対し一発で当たりをつかむのはいつもどおり。8萬ツモ切りリーチはピンズを固めての悪形ピンズ待ちか、非タンヤオドラシャボのいずれかだろうから、マンズを整理してようすをみる。でも、5ピン引いた時点でやめた。上家が7ピン押してなかったら発とマンズ落としてたけど、上家もトップ取れる点数(5,800以上)張ってる。並び的に、誰がアガっても二着にはなれるかなと思ったのでオリ。

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マジウケ状態

今般、金融庁が規制をかけているのは、空売り(借りて売る)というより裸売り(売ってから借りる)で、裏づけのない大量の売りを仕掛けて、本来あるべき需要と供給をゆがめるなよ、パニックを助長するなよ、というのが主な趣旨。しかしながら、応急処置的な規制も長期にわたれば需給をゆがめる点で裸売りとどっこいなので、「株価上昇のためには規制をつづけろ」とか、「売りで儲けるような輩は排除しろ」とかいう意見は、かなりナンセンス。

とりあえず事後報告の義務は残すとしても、早期の規制解除が望ましい。売り崩されるってことは、しょせんその程度の株なのであって、売られるべきが売られないのは不健全だし、売られる必要のないものが売られたにせよ、そこに買いが入らないのもまた同様に不健全だ。

元株屋の感覚からすると、売りの勢力も株価の安定に資するところ大なのである。なぜなら、売っても買い戻さなければ現ナマの利益にならないのであるからして、売りの勢力は確かに現在の株価下落圧力として働くけれども、その一方で、将来の上昇圧力として株価を下支えする役割を果たす。

逆にいえば、現在の買い圧力は将来の売り圧力だ。売りを規制して市場の参加者が買いの一方に偏ると、いざ株価が急落したとき全員が一斉に売りまくるから、そのスピードと落差はひどく激しいものになる。

はっきりいって、規制でゲタを履かされた株価上昇なんて何の価値もないし、いざ下落に転じた際の脆弱さを思えば、危なっかしいのひとことに尽きる。そのあたりを全然ふまえないで、「上がったから安心、悪は去った」とか、「下がったのは当局の怠慢、無辜(むこ)の市民が振り回されている」とか平気でいうマスコミに、毎度がっくりする。

日銀も金融庁もよくやってるってマジで。F1ドライバーに向かって、「いまの君のコーナリングは危なかった」とかいうか? いわねーだろ、普通。

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国策解散。

さて、一般に天下り団体が作られる流れは以下のとおりである、
この連鎖を断ち切るためには、国民が高い監視意識を持たなければならない。

さしあたり、マスメディアが監視者をもって自任すべきなのだが、
後ろに控える国民の意識が低いので、いまだ真価を発揮しない。

天下りの問題は、たんに役人を叩けばいいという話でなく、
国民がいかに役人を制御するのかという、反省的な問いである。

 

1.何かひどい事件が起きる。
2.マスメディアが過剰に騒ぐ。数字がとれれば何でもいい。

3.(素朴な)国民の不安、不信、不満が高まる。
4.世論の後押しで対処法が制定される。政治家は人気をとらなくてはならない。

5.その法律は役人の手により、あいまい、かつ複雑に作られる。
6.その法律の運用について、お墨付き(許認可)を与える団体が設置される。

7.晴れて天下り。その退職官僚は専門性を有し、余人をもって代えがたい。
8.継続的に予算がつく。名目上、国民のための組織であるからつぶせない。

9.設置された団体について問題があれば、その問題を解決する団体を設置する。
10.天下り先を死守してあげると、天下り先を死守してもらえる。

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主は来マシェリ

■受信内容要旨

エヴァの再放送をみているが、
なにが面白いのかよくわからん。

 

■返信

エヴァが放映された95年は阪神大震災とサリンで始まり、
世紀末の終末感、閉塞感があった。

視聴者らは、エヴァに何らかの答え、世界の意味を期待した。
「これを最後までみれば自分は変われるような気がする」期待があった。

こういう期待に即して、エヴァは、自己の問題の解決が、
一足飛びに世界の問題の解決につながる「セカイ系」を生んだ。

当時、実存の問題をかかえていた層にとって、これはよく親和した。
事実、オウムの真理はセカイ系に近かった。

果たしてリアルで充実してると、エヴァに共感できない
(する必要がない)部分もあるんじゃないかというわけなので。

実存に疾患がなく健康であれば、
あとは単純に、キャラ萌え、ストーリー燃えがあるかどうかですね。

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第二次きのこたけのこ戦争

最近、operaでうまく表示できないページが増えてきて、
全体的に動作が重いか、むしろたまに落ちるので、chromeに移行した。

マウスジェスチャの未実装が玉に瑕(きず)だが、
そのあたりはショートカットキーで間に合わせることにする。

というわけで、いよいよgoogleがなくなると困る人になりつつある、
現時点ですでに、月額3,000円くらいなら文句なく払ってしまうレベル。

ブラウザ →chrome
ブックマーク →igoogle
メール →gmail
rss →google reader
メモ →google doc
画像関連 →picasa

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ここがあの女のハウスね

多数決の意義は、もっぱら「最大多数の最大幸福(ベンサム)」にあると思っていた、
しかし、より本質的な意義は、決定に正統性を与える脱人称化機能にこそあった。

すなわち、「誰が決定したか」が決定と同時に不明となることで、
決定者の人称を「特定の人でない不特定の誰か」に帰属させるという機能である。

全体、人は人に支配されることを肯(がえ)んじないから、
自発的な服従の契機は、いつも脱人称的でなければならない。

そのために試みられた方法が、たとえば神であり、伝統であり、多数決である、
いずれも無謬(むびゅう)ではありえないけれども、つねに他よりはましだった。

果たしてチャーチルはこのようにいう、「民主主義は最悪の政治形態である、
ただし、これまでに試みられた他のあらゆる政治形態を除外して」。

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「よくも俺たちの計画の邪魔をする気だな!」

間接民主制の利点は、もっぱら手続きの省力性にあると思っていた、
しかし、より本質的な利点は、俗情と公論との緩衝機能、変換機能にこそあった。

すなわち、一時的な大衆感情の高まりが政治を直撃するような事態を回避し、
かつ、大衆の要望を冷静に引き受け、これを百年の計へと止揚する機能である。

かくして代議士は、俗情を代理するとともに公論を志向することとなる、
なるほど、直接民主制において予測される弊害が、うまく緩和されている。

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