2007年06月18日

危うく新聞沙汰...

vacoさんから追及されたので(^^;)、自分の戒めとして、また平素「左足ブレーキ」を提唱している責任上、恥を承知ですべてを白状することにしました。

実は昨日の夕方のこと、脳も体も疲労の極致に達していたにもかかわらず、忙しくて休息も睡眠もとれないまま、どうしても昨日行かなくてはならない場所があったので車で出かけることにしたのです。いざ出発という時、我が家の駐車場(結構広い)内でのことですが、同乗者が忘れ物を取りに降りたため、バックで門のところまで近づいて、そのまま待機していたのです。

その恐怖の出来事はその時起こりました。
左足でブレーキを踏んだまま、運転席周りを少し片付けていたら、何かの拍子にクラクションをぐっと押さえてしまい「ブーッ」と大きな音。慌てて手を離したまでは、よくあることだったんですが、その後、一体全体何が自分に起こったのか理性では説明がつきません。
主観的には次の瞬間何故か車が突然猛スピードでバックし始めたのです。
「えっ?ええっ?!なんでっ車バックしてるのっ?!」
何と、気が付くと右足が知らぬ間にアクセルを踏み込んでいるではありませんかっっっ。エンジンがかかったまま、そしてバックの位置に入れたままだということが全く意識の中にありませんでした。
後ろには人はいないだろうけど、2、3mのところに縁石があり、鉄筋の棒も立っているはず。きゃーッ、ぶ、ぶつかる〜。
何だかすでにもう10mくらいバックしたような気がしましたが、必死で脳みそを動かしてダメもとで左足でブレーキをぐっと踏みました。この時の左足の力の何と弱く感じられたこと。
はぁ〜、何とか停まれました。衝撃も感じなかったのでハマ吉号も無事だったんだなー、と胸を撫で下ろし、エンジンを切って放心状態。

悪夢のような一瞬でした。疲労の極限で目は開いているのに脳みそは眠っていたのに違いありません。

最大の間違いはそんな状態でハンドルを握ったこと。バカバカ大バカ。
その次は、どんなに短時間でも待機中はエンジンを切るか、ニュートラルorパーキングに入れるかを怠ったこと。というより、その時点ですでに脳が眠っていた?
次に、これは左足ブレーキの最大の欠点ですが、ブレーキを踏んでいる時でもアクセルを踏む右足がフリーである、ということ。右ブレーキだったら、こういう時、右足でブレーキを踏んでいるから、わざわざ足を持ち上げ、右に移動させてアクセルを踏むことは起こりにくいと思います。(脳みそが寝ている状態ではやっぱり危ない)

とにかくこんな怖いことをやらかしました。自分の最大の欠点は横着者だということをよく知っているので一生免許とらないことに決めていた私。その原点をすっかり忘れ、こんな体の状態の時に便利だからと車のハンドルを握ったのです。横着者は全然治っていません。

よく車が突然猛スピードで走り出して店に飛び込んだり人を轢いたりという出来事がニュースになりますが、これと同じことを私もやったのです。ハマちゃんたちがタイヤの横で寝そべってなくて幸いでした。
車も凶器、運転する私はもっと凶器&狂気。今後肝に銘じます。
 
この記事へのコメント
怒るでぇ〜!!!まったく。そもそも左足ブレーキを踏む人がいる事が不思議。散歩道さんには悪いけど、結構おばちゃんに多いと思う。ハマちゃんたち、無事で良かったわ〜。もしその時ニャンズたちが近くにいたとしたらアブなかったよね。もし...なんて悪い想像したら泣くに泣けないよ、ホントに。散歩道さん、マジで気をつけてよぉ〜〜〜
Posted by vaco at 2007年06月18日 02:26
うへー、もう見つかりましたか。いやー、返す返すもお恥ずかしい。りっぱなおばちゃんしてます〜。いやいや、おばちゃんの中でもできの悪い部類。飛行機がどうのこうのという次元ではありませんね。
でもね、左足ブレーキについては、今まで助かったことが多々あります。この私にして右ブレーキだったら、踏み間違いを何度もやってると思います。何でもアメリカでは州によって教習所で左足ブレーキを教えているところもあるそうです。
だけど、運転適正検査では我ながらびっくりするほど高得点だったんですけどねー、あの検査も当てにならないってことね。それとも私自身が劣化したのかも。
Posted by 散歩道 at 2007年06月18日 04:22
こんばんは。
読んじゃいました ( ̄ー ̄)ニヤリッ

とにかく、何事も無く幸運でしたね。
左足ブレーキですか、これはまた慣れが必要なことをしておられますね。

散歩道さんが、左足ブレーキを使われるのは好き好きですので構わないと思いますが、デメリット(メリットはご存知でしょうから)も知っておいた方がいいかもしれませんね。

左足でブレーキを踏むことで、踏み間違いが起こらないという説もありますが・・・、あれは相当慣れた人であればの話ですので注意して下さい。

本来、スポーツ走行を好む人間も良く使いますがσ( ̄^ ̄)俺も含めて慣れるまでは非常に危険です。
私は、人の来ないガラガラの広い駐車場で練習しましたが・・・

左足ブレーキの欠点ですが、左足だと微妙な踏力のコントロールが出来ないので慣れるまで急ブレーキ(カックンブレーキ)になりやすく、追突事故を誘発する危険があります。

それと、慣れるまでどうしても散歩道さんの様にパニック時、アクセルを踏んで事故る人も多いようです。

散歩道さんの”利き手は、右ですよね?”恐らくですけど・・・

クルマの運転と話が少し変わりますが、歩いてて不意にボールが飛んで来たとします。
その時、咄嗟に利き手で庇いませんか?

それと同じことが、足でも起ると考えてみて下さい。
人間は、危険を感じると咄嗟に効き側が反応してしまうのでパニックを起こすと、反射的にアクセルのある右側を踏み込んでしまう訳です。

これは、左利きでも右利きに矯正した人も同じね。

ですから、左足ブレーキを使う人は徹底的に、頭と体へブレーキと左足の関係を染み込ませる必要があります。

これからも、左足ブレーキをされるなら日頃から緊急時を意識しておかれた方がいいでしょう。

クルマに乗る際に、黙視で足とペダルの関係をチェックするのも効果的ですよ。

簡単なことですが、心構えが変わりますし目と脳は繋がっていますから体に馴染ませる近道です。

余談ですが・・・
ちなみに、右足ブレーキで運転する場合も、常に足がアクセルにあり危険に出会ってからブレーキへ足を運ぶ訳じゃありませんよ。

事前に予測出来る場合、路地や交差点、死角の多い場所では予めブレーキを踏めるように準備してます。

ペダルの踏み替えも、足を持ち上げて踏み替えるのではなく踵は付けたまま足首だけ回転させ踏み分けます。

ちなみに、私はスポーツ走行をする場合のみ左足ブレーキを使うことがありますが、街乗りは右足です。

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長くなって御免なさいね。

最後に、疲れてる時や睡眠不足での運転は止めて下さい。
前回のセンターオーバーも、体調的に同条件でしたよね。
キツい言い方になりますが、その点前回の経験が生かされているとも思えません。
それに、体を壊しますよ。
体をしっかり休める時間を作らないとね・・・

気持ちだけ反省しても、行動を変えなければ意味ないですよ。

ちなみに、クルマは凶器と書いておられますがクルマは”乗っている人の運転に従い動いているだけ”の物であることお忘れなきように願います。

クルマを凶器にしてしまうのは、人間。

事故は、クルマが起こすものではなく”人が起こすもの”なんですからね!

ただ、こうして自分の経験を包み隠さず書かれるのは、とっても立派なことだと思いますし素晴しいと思います。

反省を、少しずつ身にすることができれば散歩道さんは、きっと良いドライバーさんになると思いますよ (^▽^)/

ホント、書くことキツくなって御免なさい。
読んでて、不快だったと思います。

でも、心配やし・・・我慢して読んで頂けると嬉しいです。
Posted by Pokerface at 2007年06月19日 00:23
さっき私がしらばっくれてPokerさんのとこにコメント書き込んでいる間にPokerさんはここで呆れておられたんですね。いやはや、面目ないー。

おっしゃるとおりでございます。
運転免許取ったからといって生活まで変えられるはずもなく、きっと睡眠不足でハンドル握ることあるだろうな、と思っていたのですが、やっぱり...。

これからどんどん年とともに体力も能力も劣っていくのだから、過信は厳に戒めなくては。

左足ブレーキは筋力の調節が利かないという点はどういうわけか私の場合は右足よりスムーズなのです。反対に右足でブレーキを踏むほうが急ブレーキっぽくなるんですよ。「かってにせい」と言われそうですが。子供の時、右足のすねを骨折して暫くギプスをしていたせいかも知れません。
でも、Pokerさんのおっしゃる「パニクッた時」というのは、確かに右足が出るようです。

いずれにしても、今回無災害事故ですんだからといって忘れてしまわずに、後々までの戒めにします。
懇切丁寧なご意見、本当にありがとうございます。
Posted by 散歩道 at 2007年06月19日 01:19


 
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