vacoさんから追及されたので(^^;)、自分の戒めとして、また平素「左足ブレーキ」を提唱している責任上、恥を承知ですべてを白状することにしました。
実は昨日の夕方のこと、脳も体も疲労の極致に達していたにもかかわらず、忙しくて休息も睡眠もとれないまま、どうしても昨日行かなくてはならない場所があったので車で出かけることにしたのです。いざ出発という時、我が家の駐車場(結構広い)内でのことですが、同乗者が忘れ物を取りに降りたため、バックで門のところまで近づいて、そのまま待機していたのです。
その恐怖の出来事はその時起こりました。
左足でブレーキを踏んだまま、運転席周りを少し片付けていたら、何かの拍子にクラクションをぐっと押さえてしまい「ブーッ」と大きな音。慌てて手を離したまでは、よくあることだったんですが、その後、一体全体何が自分に起こったのか理性では説明がつきません。
主観的には次の瞬間何故か車が突然猛スピードでバックし始めたのです。
「えっ?ええっ?!なんでっ車バックしてるのっ?!」
何と、気が付くと右足が知らぬ間にアクセルを踏み込んでいるではありませんかっっっ。エンジンがかかったまま、そしてバックの位置に入れたままだということが全く意識の中にありませんでした。
後ろには人はいないだろうけど、2、3mのところに縁石があり、鉄筋の棒も立っているはず。きゃーッ、ぶ、ぶつかる〜。
何だかすでにもう10mくらいバックしたような気がしましたが、必死で脳みそを動かしてダメもとで左足でブレーキをぐっと踏みました。この時の左足の力の何と弱く感じられたこと。
はぁ〜、何とか停まれました。衝撃も感じなかったのでハマ吉号も無事だったんだなー、と胸を撫で下ろし、エンジンを切って放心状態。
悪夢のような一瞬でした。疲労の極限で目は開いているのに脳みそは眠っていたのに違いありません。
最大の間違いはそんな状態でハンドルを握ったこと。バカバカ大バカ。
その次は、どんなに短時間でも待機中はエンジンを切るか、ニュートラルorパーキングに入れるかを怠ったこと。というより、その時点ですでに脳が眠っていた?
次に、これは左足ブレーキの最大の欠点ですが、ブレーキを踏んでいる時でもアクセルを踏む右足がフリーである、ということ。右ブレーキだったら、こういう時、右足でブレーキを踏んでいるから、わざわざ足を持ち上げ、右に移動させてアクセルを踏むことは起こりにくいと思います。(脳みそが寝ている状態ではやっぱり危ない)
とにかくこんな怖いことをやらかしました。自分の最大の欠点は横着者だということをよく知っているので一生免許とらないことに決めていた私。その原点をすっかり忘れ、こんな体の状態の時に便利だからと車のハンドルを握ったのです。横着者は全然治っていません。
よく車が突然猛スピードで走り出して店に飛び込んだり人を轢いたりという出来事がニュースになりますが、これと同じことを私もやったのです。ハマちゃんたちがタイヤの横で寝そべってなくて幸いでした。
車も凶器、運転する私はもっと凶器&狂気。今後肝に銘じます。