本当の目的は落選しそうな「高村正彦」の応援だ！

2009年07月26日 / 国内の政治−２

首相、防府の大雨被災地視察を中止　二次災害の懸念受け(朝日新聞) について

　アッソーは羽田空港で，山口県の二井関成知事から 「現地は大雨が降っており、二次災害が発生する懸念がある」 と忠告され，ぶすっとして官邸に戻ったらしい(笑)　でも，実際にアッソーがしたかったのは「土砂降りの雨の中で現地視察」でマスコミに囲まれることよりも，総選挙で山口１区の 高村正彦がこの災害についてまったく無関心である ことに危機感を持ったせいなのである．

　現在，山口１区は ９選を重ねている (これだけでも，とんでもない話だ) 世襲議員の 高村正彦 (67)と，地元山口高校出身で苦学して私大を出て生命保険会社員をしていた民主党新人の 高邑 勉 (35)と，共産党専従の 吉田貞好 (56)の３人が立候補している．山口１区は役所ばかりの選挙区のせいか共産党員が多く，なぜか共産党は民主党に選挙協力をせずに独自候補をぶつけて来た．これで共産党が「自由投票」を党員に指示しない限り，民主党の高邑氏は不利になってしまう．共産党は自民党からカネでももらったのか？と思いたくもなる．

　さらに，読者のほとんどは知らないだろうが，高村正彦の父親は，戦前に 治安維持法のもとに特高警察を創設した高村坂彦である！ 詳しい資料は共産党のしんぶん赤旗 2005年3月17日付 を見られたし．つまり，高村派というのはもともと「特高警察を再び作るために結成された派閥」 なのである．山口１区の人々は歴史に無知だから，こういった「裏の歴史」を知らない．

＃　どこぞのネットゴキは知らないだろうから教えておこう．私の祖先は井伊直弼の家来の忍者で，吉田松陰を暗殺した張本人である．だから，武家である私の親戚はみな，吉田松陰がどんなに能力がなく，知ったかぶりのテロリストであったかを嫌と言うほど知らされている．従って，私が山口県に住んでいる訳がない．広島県からじっと観察しているのである．いつまでも偽名に騙されているバカどもはいい加減に自らの愚かさを知るが良い．ちなみに，詐欺罪の時効は「刑事訴訟法 第250条５項」により５年だから，某ネットゴキは私を詐欺罪で訴えることは不可能である．

　ここまで書くと読者の皆さんは，おのずとアッソーの今朝の行動が如何に「政治的なパフォーマンス」に過ぎなかったことが分かるのではないだろうか．二井関成山口県知事の説得は元自治省官僚として当然のことであろう．二井氏も四選のため今期で引退を表明しているから，自らの政治的な思想信条は二の次にして，最後は県民のために働く (しかも2004年から二年以上党費を納めていないので，自民党総裁選への投票資格を失った) という態度を貫いている所は私も評価したい．
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