子供の頃、「弱い者に手を出すな。弱い者を助けてあげる強い心を持て」とよくそう言われたものです。
その当時では、弱い者というのは女性・女児や、自分より年下の子を指していましたが、
ここ十数年でその状況は逆転してしまいました。
女性が男性を表で蔑み、裏では言いたい放題、
女児ですら抵抗できない大人の男性相手に良いように罵倒する始末。
そのため、「弱い者を助けろ」と教えられた通り、
差別により人権〜私生活すら危ぶまれている男性を救う側に回っているわけなのですが・・・
しかし、女性は運動神経や体力・痛みに対する耐性も男性のそれと比べれば劣っており、
また脳科学の結論からすれば思考能力も男性の方が若干社会に適しています。
女性の方が優れているのは、記憶力と色彩判別と聴力の限界くらいです。
そういった意味でも、男性が女性に足りないものを補って、
ある程度は守ってあげなくてはいけないという事は決して間違いではなく、
それまで有耶無耶にしてしまっては本末転倒です。
もちろん、女性の方が得意とする事も、男性のそれと同じようにあるのですから、
正確に言えばお互いに助け合える社会こそが真に平等と呼べるものであり、詰まるところ理想です。
また、他国の傾向を見る限りでは決して「努力して埋められないほど大きな差」でもないので、
自助努力を促すことなくわざわざ差別制度を用意するというのもおかしな話です。
ですが、現在の女性は守られる立場であることを良い事に好き勝手なことをして、
今の男性差別の現状を生み出していることもまた事実です。
「私達は男社会の犠牲者である」という言葉を大義名分にしている団体から、
フェミニストの思考が派生していったのですが、あらゆる面で女性優遇化されていく背景で、
理不尽・アンフェアな制度に苦しめられている男性を救うような事は全くしておらず、
このような、「自分と同性の者の利権が確保されれば、他の者はどうなろうと知らん」
そんな利己的かつ自分勝手な思考をしている団体が、
「人権保護団体」と名乗って良いのか疑問に思います。
また、現行の男性差別だけでも、「か弱い存在だから守られるべき」という、
性差の範囲を超えた権利や優遇まで罷り通っており、
女性は、「今の時代なら自分達が主張した事が、そのまま現実になってくれるから、
一応何でも言ってみるべき」という感覚で行動しているのではないか?と感じる事すらあります。
女性の特性・男性の特性を双方共に認め、
不足分に対する擁護を男女別に確立することを目的とした活動であれば、
大抵の人を納得させられるのでしょうが、一方で「弱いんだから助けてよ」と言いながら、
もう一方では優遇社会の恩恵で獲得した立場を、自分の実力だと勘違いしている女性が、
「女性の方が優れている」などと科学的根拠を無視し男性を卑下するようなセリフを吐き、
そんな相反する2つの主張を上手く使い分けて人生を乗り切ろうという甘い考えをしている、
「自称人権保護団体」には賛同など到底できません。
また、差別というものに関しても誤った解釈をしているように思えます。
男性への差別を「逆差別」・「逆DV」のように、逆と呼んでいる事が頻繁に見受けられるのです。
女性からナンパをすることを、俗に「逆ナン」なんて呼びますが、
これは、「ナンパ」は男性がするものと一般的に認知されている為に、
このような呼称になっているのです。
これは事実であり、基本的に男性から女性に声を掛ける方が圧倒的に多く、
街でもよく見かけられる光景なので間違いはないのですが、じゃあ「逆差別」って何なのでしょうか?
知らない人のために書いておきますが、この言葉は男性が差別される事を指しています。
男性が「逆」という事は、つまり「差別というものは、
基本的に女性が社会的に不平等な扱いを受けた場合のことを指す」という解釈になります。
これまでに、多くの男性差別を書いてきましたので、
読者の皆様も飛ばし読みをしていない限り、「これはおかしい」という事に気付かれたと思います。
過去はどうだったのか知りませんが、現状では女性が男性を差別する方が多くなっているのですから、
この名称が未だに使われ続けている事は不適切であり、また不愉快です。
国家政策や優遇措置の裏で、優遇を受けられない者が不利益を被る事は逆差別と言いますが、
単なる偏見や固定観念により、謂れのない暴言や行為で被害を受けるのは、ただの差別です。
高齢化社会における労働力確保の為に、女性の社会進出が重要命題である事は、
10年ほど前から知っていましたので、女性の社会進出の異常増加は覚悟しておりましたが、
まさか国やあらゆる機関が、ここまで過剰なバックアップ体制を組んでくるとは予想外でした。
まさに、「目的達成の為なら手段を選ばない」とはこの事です。
その上、報道・出版各社を使って隠蔽と国民への洗脳まで行なうのですから、
ネット上などでも叫ばれている通り、「今の日本は異常」です。
結果として、男性差別はここまで大きくなってしまうまでの間、
ほとんど認知される事なく今日を迎えているわけなのですが、
少しずつではありますが理解者も現れている事が、ほんの小さな希望だと思います。
この希望の灯火を消すことなく凛として差別に立ち向かって行かなければならない時期に
差し掛かっているのだと確信しております。
男性にも女性にも差別する事など許されるわけもなく、従って、差別に正や逆など存在しないのです。
「被害者の性別に関係なく、差別はどれも例外なく差別」
そんな当たり前の良識を、しっかりと心に持って頂きたいものです。
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私は最初はその他にもいろんな差別はあるからって思いました。人権、人種、障害者、etc・・。でも一番驚いた事は男性差別というものの存在に気付いてなかったという事です。そしてそれは男性にも女性にも弊害を齎しているということです。ジワジワ気付かぬうちに日本が腐った林檎にならないよう頑張ってくださいね。私も出来ることから頑張ってますから。
2007/5/21(月) 午後 2:46
確かにおっしゃるとおりですよね。差別している自覚もなく、いつの間にか自分も差別に加担している・・・これってとても怖い事だと思います。こういった現象が進んでいくと、ますます自分の頭で物を考えずに「皆がやってるから・・・」という理由だけで行動する人間が増えていくような気がします。
2007/5/21(月) 午後 5:13
この文章を読んでいると、フェミの悪口を言いフェミや関連団体に見直しを促すよりも、女性人権団体のように男性人権団体を作るべきだと強く感じますね。やはり、二つの異なる集団があってそれらの間に軋轢が生じているなら、人数の大小こそあれ両方に軋轢の犠牲者があるはずであり、それらをケアする団体を創設するのは必要不可欠でしょうね。
2007/5/21(月) 午後 6:34 [ @Vienna ]
女性人権団体のように男性人権団体を作ることには賛成です。 しかし、女性人権団体が政治力を持つまでに成長したのは、女性に持て余す程の暇があったからです。この点では、男性にとって不利ですね。
2007/5/21(月) 午後 8:30 [ ねずみ ]
実は痛みには女性の方が耐性あります。でないと陣痛が数時間、最悪丸一日に及ぶ出産はできません。出血に強いのも女性。男性は少量でも出血性ショックに陥りやすいですが、三分の一失血すれば死亡すると言われるのに、看護婦長の祖母は「50パーセント近くになっても、女はなかなか死なない」ちなみに飛行機事故で助かるのもまず女性と子供。体が柔らかいので衝撃Gの吸収が。
2007/5/23(水) 午後 0:57 [ 鉄火お嬢 ]
・・・鉄火お嬢、女性は出血への体制は男性より強いですよ。(滅茶苦茶差があるわけではないが)元々、止血能力を高めるために生理があるのですから。あと脂肪がクッションになって外傷性ショック死に陥りにくいのも当たってますが、(※柔らかさで助かるのは基本的に子供の特徴、骨も折れずに撓るだけで済む事があるが、そのせいで肺挫傷などに気付けない事もある)私生活における痛みの体制は残念ながら誤りです。女性を陣痛や出産の痛みに耐えさせてくれるエンドルフィン(モルヒネの数倍の鎮痛効果)は、生涯の中でも出産の時以外は基本的に分泌されません。(Hの時に極少量でますが)男性は年中テストステロンを分泌してますので、その分の差があります。
2007/5/24(木) 午前 0:13
まぁ、ここまでストレートに開き直りと隠蔽かましてくれてたら、普通に気付けないですね。私も知らずに(というか、それが当たり前だと信じて)生きてきましたから、初めてそのおかしさを指摘する抗議の文を読んだ時にはかなり衝撃的でしたね。
2007/5/24(木) 午前 0:19
みんなやってるから・・・女性の思考パターンの代表格ですね。10年前にはその感覚で体を売る事すら流行らせてしまいましたからねぇ。今では「体を売らずに男から金を巻き上げる方法」が主流のようですが・・・痴漢冤罪もその方法の1つですね。これが「みんなやってるから」で流行ったら、そこら中でサラリーマンとその家族の人生が崩壊していくでしょうね。
2007/5/24(木) 午前 0:28
@Viennaさん、言っている事は分かりますが、今の現状の認識率では相手の権力と認識者数の差がケタ違いすぎます。作ったところで赤子の手を捻る様に闇に葬り去られますよ。場合によっては団体参加者の命ごとね・・・まぁ、いつかそういう活動をする日が来るとは思いますが。
2007/5/24(木) 午前 0:33
ねずみさんへ 禿同☆忙しい日本の社会で生きる男性VS世界一ヒマな主婦である日本人女性では、活動できる時間の度合いが、これまたけた違い・・・こちらは寝不足覚悟(たまに徹夜)で活動しなければいけないのに比べ・・・というか、デモとか団体抗議する時間帯って大抵の人は仕事中やし・・・・(だからニュースでよく見る団体抗議の映像に写っている人も、「主婦達と、すでに定年退職しているであろう男性達」・・・のパターンが明らかに多い)
2007/5/24(木) 午前 0:43
テストステロンが年中というのは初耳でした。狩猟時代の名残で(「あっイタイ」とか言ってたら狩はでけん)ありゃ戦闘ないしスポーツとかのハイテンション状態の時だけと違ったの?そうかあ、そういう特性があるなら痛くてキツイことは全般、やはり男性にお任せ(笑)
2007/5/24(木) 午後 8:54 [ 鉄火お嬢 ]
うちの大伯父たちは戦争帰りのくせに血に弱く、犬が轢かれて多めに出血したのを見ただけで「だ、だめだ」と貧血で座り込みました。同じ症状で、親類の元東宮侍医長の息子も医者になれなかった。一族の女性は産婦人科の婦長だったり、歯科医だっだりみーんな血が平気だというのに。。。
2007/5/24(木) 午後 8:59 [ 鉄火お嬢 ]
男性の体は元々は女性なのですが、それを男性の体に変化させているのがこのテストステロンで、男性の性欲を司るホルモンでもあり、攻撃・支配・暴力などを司る物質でもあり、おまけにこいつはアドレナリンまで連れて来ます。仕事が終わった後にケガをしている事に気付いたり、それまで痛みを感じていなかったりするのはこいつのおかげです。また、犯罪の手口が女性のように陰湿ではなく、レイプ・暴力・殺人など直接攻撃が多いのもこれのお陰です。
2007/5/25(金) 午前 10:53
男性が性と暴力をセットした行動に走りやすいのは、大脳生理学によれば、脳の構造が攻撃と性欲を司る部分が隣接しているからだと。戦争で、作戦行動中に「そんな事やってる場合か」なのに現地人のネエチャンを見ると剥いだり押し倒したりに走るのも、この本能かららしいです。ほんま困った脳やねー。
2007/5/25(金) 午前 11:14 [ 鉄火お嬢 ]
ちなみに血を見ると貧血を起こした大伯父は「あまり血を見ずにすみそうだから憲兵になった」赴任先もド田舎で抗日活動もとんとなく、撤退でマゴマゴしててソ連兵に捕まり尋問されても、あまりの呑気さに「あんたそれでも憲兵ですか!」とソ連軍の将校に叱られたそうです。そんな彼が真価を発揮したのは収容所での食い物の調達と所長たちの抱きこみだったと(笑)そんなヘタレなおじが大好きでした。
2007/5/25(金) 午前 11:22 [ 鉄火お嬢 ]
・・・攻撃性も性欲も男女ともに大脳辺縁系の中のシステムなので、
ただ単に男性が暴力的かと言えばそうではなく、
その個人の理性の強い弱いに関係してくるでしょうね。
ただ、その中で隣接しているのならば、
性欲と攻撃欲が同時に出てくるのも然りだし、
攻撃性の強いHの時の方が精子の質が良いという
性科学の研究結果もありますので、
男性にそういう傾向があるというのは恐らくその通りですね。
また、男性のほうが理性が強い(理論的な思考に偏る)のは、
そういった欲を常に理性で抑えなければならない環境にあるからだ、
という仮説もありますね。
2007/5/25(金) 午後 11:55
勝手に転載させていただきました。よろしかったでしょうか☆
2007/6/3(日) 午前 10:47
ウチは基本的に転載は自由ですよ。(出典元明記が絶対条件ですが)
どうぞいくらでも持ち帰ってください。
2007/6/3(日) 午前 11:17