智美さん「母殺害は知っていた」 千葉県警に話す千葉市花見川区の団地で店員豊田愛子さん(61)が殺害された事件で、連れ去られた次女智美さん(22)が事情聴取に「母が殺されたのは知っていた」と話していることが24日、千葉北署捜査本部への取材で分かった。智美さんは連れ去られた際、団地踊り場付近で血を流して倒れている愛子さんを目撃していた。 智美さんは保護された際「何も考えられなかった。逃げたら危害が加えられると思った」とも話しており、愛子さんの死亡を知り、さらに自分や身内に危害が及ぶのを恐れ、仲田敬行容疑者(28)=殺人、逮捕監禁容疑で逮捕=の下から逃げ出せなかった可能性もあると捜査本部はみている。 また仲田容疑者が逃走に使った乗用車が24日、栃木県の東北自動車道佐野藤岡インターチェンジ付近で見つかった。同容疑者は事件発生翌日の19日午前に車を乗り捨て、智美さんを連れ公共交通機関などを乗り継いで羽田空港に着いたとみられる。 沖縄に到着した19日以降、タクシーに旅行バッグを積んで転々としていたことも判明。さらに智美さんが持っていたハンドバッグには現金数十万円が入っていたといい、捜査本部は現金をどのように用意したか調べている。 【共同通信】 |
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