北九州放送局

2009年7月25日 21時0分更新

突風で被害気象台が現地調査


24日、北九州市八幡東区では、住宅の屋根瓦が飛ばされたり窓ガラスが割れたりする突風の被害が相次ぎ、気象台で原因を調べています。

福岡管区気象台などによりますと、24日午後4時ごろ北九州市八幡東区帆柱で、突風が吹き、住宅など15棟で屋根瓦が飛ばされたり窓ガラスが割れたりしました。
被害は南北500メートルほどにわたっていて気象台は、突風の原因を調べるため、25日午後、職員3人を現地に派遣して被害の状況を調べました。
気象台によりますと、九州北部では、24日から25日朝にかけて、広い範囲で積乱雲が発生していて福岡県には12回にわたって竜巻注意情報が出されていました。
気象台ではこの地区で竜巻が起きた可能性もあると見て屋根の壊れ方を調べたり住民から当時の状況を聞き取ったりして調査を進めています福岡管区気象台の堀田幸男調査係長は、「突風が竜巻によるものなのかどうか、原因の特定に努めたい」と話していました。