岡山放送局

2009年7月25日 20時46分更新

備前焼の灯りづくり

岡山を代表する伝統工芸品の備前焼で灯ろうを作る催しが25日、備前市で開かれ、大勢の人たちが挑戦しました。
この催しは、備前市と備前焼作家で作る団体が開いたもので、会場の「リフレセンターびぜん」には県内各地からおよそ100人が集まりました。

25日は、備前焼作家8人が指導にあたり、参加した人たちはあらかじめ用意された高さ20センチほどの筒型をした粘土状の灯ろうに、それぞれろうそくの火がきれいにこぼれるよう、側面に穴を開けていきました。

参加者はクッキーのぬき型やストローを使って穴を開けたり、ナイフやキリなどの道具で動物や花などの形を器用にくりぬく人もいて、それぞれオリジナルの灯ろうを作っていました。

25日作った灯ろうは乾燥させた後、備前焼の薪窯で焼き上げられ、ことし11月3日に備前市で開かれるイベントの会場に、実際にろうそくを灯して飾られるということです。