音と光と、炎の奔流2009-07-06 Mon 02:56
「間島さん、水樹奈々さんのライブ行きますか?」 こんな顔しながら聞かれたのかどうかはメールだったのでわかりませんが、山口清裕からそう聞われたのはいつのことだったか。 かなり前だったので「まだ行けるかわからん」的な答えを書いたような気がしますが、今日がその当日。 ばっちりスケジュールも空いてたので行って参りましたよ。 NANA MIZUKI LIVE DIAMOND 2009。 そもそもなんでキヨがそんなことを聞いて来たのかというと。 僕が友達でCDも買ってて、同じ業界にいるだけのガチのファンだということを彼が知っているというのもあったんですがw なんでも彼が、LIVE中の会場内で流れるビデオに出演しているということで。 細かい経緯は忘れましたが会場内で流れてた、奈々ちゃんがイヌ連れて歩いてる脇でやってた草野球チームの中にキヨがまぎれていたとかなんとか。 それの絡みもあってキヨも今回観に行く事になったんだとかなんとか。 いつものドヤ顔で「ふひひ、俺出たんですよ〜、いいでしょ間島さ〜ん」的なテンションだったんですが、 「あくまで俺は、お客さんでいたいからうらやましくなどない!」 といって一蹴した記憶があります。うっすらとw さて、というわけで彼と待ち合わせしつつ会場である西武球場に向かったんですが…西武球場って西所沢から西武狭山線っていう支線に入ったところの『西武球場前』っていうまんまな駅名のところにあるんですね。 野球に特に思い入れもないんで初めて行きましたw 駅に着いて、というよりも乗り換えで西所沢で狭山線に乗ったときから 「あぁ…この人たちのほとんどすべてが、今日ライブ観に行く人たちなんだな」というのがわかる、熱をもった人たちの群れ。 西武球場前で降りたときのホームの状況がこんな感じ。 改札を出て、ほぼ目と鼻の先にある球場自体を見ても、当然のように同じ…どころか状況は悪化、さらに人の群れ、群れ、群れ!! 「どうすっかな…これ……」 と思ってるかどうかはさておき、青色のシャツ着て途方に暮れてる背中が僕ですw しかしこれ、考えてみたらすごいですよね… たった一人の女の子が、『ライブやる』っつってこれだけの人が集まるっつーんですから…… 球場埋めるとかどんだけw なんとか無事球場内に潜入、席まで辿り着いてライブはスタート。 あ、ちなみにキヨとは席が離れました、たいそう遠くにw もう一緒に来た意味ないくらいにw まぁキヨの話はさておきw 毎回思いますがホンットにすごいですねー、彼女のライブは。 のっけからぶっ飛ばしまくり、手を抜いてるところがないというか。 いつもはもっと都心でやってるのでスタート時刻が18時とかだったりするんですけど、今回は16時スタート。 2時間はやく始めるから、終わりの時間も後ろに2時間ずれ込むのかなーと思っていたら、終わった時間が21時前。 16〜21時ってことは、約5時間。 もろもろ歌ってない時間抜いても約4時間は歌うことになるわけですが、それでも彼女、一番最後に 「歌い足りない…まだまだ歌えるのに〜」 と言ってましたw 体力もさることながら、それほど『歌が好きなんだろうな〜』というのが表情からもわかる。 なにより彼女のライブを観に行っていつも思うのがそのことだったりします。 そして毎回どんどんスゴくなって行くエンターテインメント性。 今回は球場が会場だった事もあってか、『水』と『炎』が印象的でした。 なかなか使えないじゃないですか、きちんとした「箱」というか、室内っぽいライブ会場だと。 屋根は着いてるけど外が見え、なにより敷地面積、規模が大きいこの西武球場だと使えるんでしょうか。 舞台の脇からものすげー水と炎がぶぁーーーっと。 歌に合わせていいタイミングで出るもんだからまたすごい迫力で。 …炎上がる瞬間は、舞台にいる本人はそうとう熱いんでしょうけどw かなり遠目の席だったこちらにも伝わる大迫力。 水もそれこそ『噴水か』ってくらいの量が吹き上がって、これもかなりの迫力。 使い切ってはいないでしょうけど、本人のMC中の話によると、舞台の下に20tもの水が仕込まれていたんだとか。 20tですよ20t……デカめのトラックで10tなわけで、あれが二台分の水。 もう個人の声優さんのライブの域越えてますよね〜。 ホントにスゴい。 着替え等で舞台上から奈々ちゃんがいなくなる瞬間もいろいろ趣向を凝らして考えられてるのがいい。 上記のような、キヨが出てたという映像みたいなものも数本用意され、バンドメンバー紹介もかねた戦隊もの風映像『チェリボセブン』、楽曲『MARIA & JOKER』にあわせるかたちで製作されてる、峰不二子風な演出がついた、奈々ちゃんがヘリで登場して襲われてた男性を助ける、といったストーリーの映像などなど。 他にも和太鼓用意して暴れ太鼓!みたいなコーナーもあって、もう大興奮。 まぁ和太鼓で興奮したのは 「響鬼さんだ!極めれば音撃!」 という完全に間違った楽しみ方だったので会場内でほんの一握り(おそらくキヨと俺のみw)でしょうがw 実際和太鼓の演奏も素晴らしいものでした。 舞台から出てるレーザー光線でいろんな文字や絵を描いたり、光をつかったパフォーマンスも素晴らしく、ダンスパートではこれまた『ホントに声優のライブか?』ってほどのハードなダンスを披露。 音、光、水、炎etc…視覚的にも聴覚的にも大満足の、総合エンターテーメント。 あそこまでいくともうアレですよ、総合エンターテーメントというか、水樹奈々という名のひとりアミューズメントパークですよw 初っ端、遠かったり人がすごかったりで会場入る前に感じた一抹の不安というか「どうすっかな」的な気持ちなんて簡単に、完全に吹っ飛ばすくらいの満足度でした。 なんでもこのライブの模様もDVD&Blue-layディスクで発売されるらしいので、興味のある方はこちらをお買い求めになるか、次のライブに足を運んでみてください。 関係者でもなんでもありませんが、後悔しないこと請け合いなので行ってみて損はないですよ?w そして帰り際、弊社の後輩日笠陽子と遭遇したので一緒に帰って来ました。 ライブ見てテンションが上がる帰り際の日笠さん。 「すごかったですねー水樹さん!!会ったことないですけど」 お ま え な ん で き た ん だ w よくわかってない日笠にも楽しめる素敵なライブだった模様ですw 遊び
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