生誕百年記念
吉田富三博士顯彰頁

明治三十六年(一九○三年)生、昭和四十八年(一九七三年)沒
「あの漢字假名交り文を以て正則とするといふキャッチフレーズは、國語審議會委員のみならず、文部省をして衿を正さしめた見事なものであつた」(舟橋聖一)
「私はものを考へるときは必らず漢字といふものを思ひ出して考へる、漢字無くしてものを考へることはできない」
「人間はいつ死んでもいいのだ、いい仕事をやれば、誰かが必らずこれを受繼ぐに決つてゐる、だから生きてゐたら一日でもいい仕事を多くするのだ、自分はそれしか考へない」
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