2009年07月24日

ナショナルコスチュームへの考え

久々にブログを再開し、ナショナルコスチュームのお披露目の話をすると
いまだかってない、コメントを頂き、苦笑いです。
もう少し、この件について私の考えを記したいと思います。

今まで、よく着物の閉鎖的な状況を打破するために
[私は閉鎖的な状況とは考えておりませんが]、着物以外のものに展開しようという話は多々ありました。
できあがった結果というものは大抵さんざんな結果に終わっています。
これは自分の仕事以外はあんがい素人で、低いレベルで関わってしまっているからだと私は思います。
今回、仕事を依頼されたときに、今回のイメージ画と過去のナショナルコスチュームの仕事を見ました。
その時に感じたことは忍者であったり、こいのぼりであったり、過去の作品は「コスプレ」と誰もが思う印象を持ちました。
ただ、このときから「民族衣裳」ではなく「ナショナルコスチューム」なのだとはっきり意識しました。
日本人が感じる日本ではなく、外国人が感じる日本なんだと。
[こういうことを記すと、外国人の中にもこれを日本とは感じずに
もっと内面的なことを理解するもっと日本人らしい外国人もおられますと
同様におしかりを受けるのでしょうが。。。。]
端的に言えば、ゲームでありコスチュームであり、IT'S show time.
なんだと思います。
一番最初のデザイン画は、最終完成とは異なり、まだまだおとなしいものでした。
時間の制約のある中、クライアントの意見も入り込み、それもそのつど変化していきます。
[自分で全て決定できる仕事でなければこのようなブレに振り回されることは何も珍しいことではありません。]
その中で最終的に仕上げて完成させていくところに私はプロフェッショナルの仕事を見ました。
それは私が他人と仕事をしたなかでは遙かにレベルの高い仕事をそれぞれが
成し遂げたと思います。
WOWWOWのTVでランウエィという番組があってデザイナーがホテルに缶詰にされ、
15,6人いたデザイナーたちが一人ずつふるい落とされていき、勝ち抜いていくのですが、
24時間もしくは48時間の時間のなかで
与えられたテーマに向かっていく様は、ものを作る人間にとっていつも背中合わせの部分です。
今回は衣装、テーマを聞き、その答えとして能衣装から山形をモチーフにし、組織を決め、ビジュアル的にもインパクトが必要でリバーシブルにし、
仕立て巾も通常より1寸以上幅広く仕立てをしています。
これだけでも普段の仕事とは異なるチャレンジをしています。
他にもさまざまなデザインを起こし、サンプル取りをし、問いかけるということを帯を作るということからすれば、
考えられないほどの短いサイクルのなかで
仕上げていく必要がありました。
私の評価するところは関わった全員が、ゴールを目指し、全力をつくしたことを知っているからです。
できあがった衣装についてのご批判はもっともだとも思います。
わたしのなかでは最初からきものではなく、ナショナルコスチュームを作るという考えで、
コスチュームとしてのおもしろさはあるとおもいます。
自分の作った帯についてもコーディネイトとして立派に成立していると思います。
帯結びについても相当努力され形にされたことはできあがったは仕事をみると察することができます。
そういう意味で私にとっては○なのです。
浴衣にレースをあしらったような着姿のほうが、私にとっては×です。
最初から「着物」をつくるのではなく、新しいものにチャレンジすることにより、得られるものは何かです。
今更ですが、少しは自分の思いも伝えたいと思いUPしました。

Posted by shokuraku at 18:39 │Comments(57)この記事をクリップ!It sounds good 
この記事へのコメント
http://image.blog.livedoor.jp/yoshiyuki_tokyo/imgs/c/c/cc00f856.jpg

女性器のスジを見せつけながら、奥ゆかしさを表現したいとか言われても困る
AVのコスプレと何もかわらん気がしますが
Posted by いやいや at 2009年07月24日 18:46
ナショナルコスチュームだか何だか知らないが、着物の閉鎖的?今の日本らしさ=パンツ丸出しなのか、そして日本代表として出している事が日本の恥だと思う
自分達のイベントで好きにやって下さい
Posted by ナショナル at 2009年07月24日 18:47
仮にも"日本"の名を掲げて全世界へ向けて発信するのでしょう?
ショウだからと言って、品性の欠片もない衣装を自信を持って出せるとおっしゃるのですか?
いったい、どこの風俗店のショウなのですか。
Posted by 絶望しました at 2009年07月24日 18:52
閉鎖的だから股間を丸出しにするんですねわかります
Posted by VIPから(ry at 2009年07月24日 18:56
たしかに美しく素晴らしい帯です。
ご自分の仕事である帯の出来映えに自信をもたれるのは、ものづくりに携わる方として当然だと思います。
また、クライアントの意向と時間的制約のなかでチーム作業を完遂されたことへの誇りも理解できます。
でも、日本人として、第一礼装をモチーフにした作品が、あれほど品位を欠いていることには悲しく憤りを覚えます。
美を競い合うコンテストで日本の代表として纏うのですから、世界にアピールしたいメッセージがあるはずですね。
あのコスチュームで強調された売春婦のような下着は、いったい日本女性の何を表現しているとおっしゃるのでしょうか。
今、多くの日本人が嫌悪感を抱き屈辱的と感じていることをご理解ください。
Posted by さくら at 2009年07月24日 19:05
「これは自分の仕事以外はあんがい素人で、低いレベルで関わってしまっているからだと私は思います。」

ここに、あなたの人間性の全てが出ていますね。

職人と呼ばれる方達は皆、「自信は内に秘めるもの」と感じていましたが、あなたは職人ではなく、きっと流行の「クリエーター」なんでしょうね。

世も末です。
Posted by 蝕人 at 2009年07月24日 19:16
「千年の美を宿す女」日本のナショナルコスチュームって売春婦風なんですね。
要するに世界が見ている日本女性のイメージがそんななんですね。
外国人にわかりやすいようにデザインしたんだ。
股間丸出しで泣けてきます。
日本女性を馬鹿にしないで下さい。

Posted by あの衣装はやめてほしい at 2009年07月24日 19:17
1
これも喰っていく為だし、汚れ仕事も仕方無い。

関係各所への影響を考えると「本音」も言えんでしょ。

全面的に支持します^^
Posted by まあ at 2009年07月24日 19:20
「これは自分の仕事以外はあんがい素人で、低いレベルで関わってしまっているからだと私は思います。」に対してのコメントです。
これは自分自身が本職としている仕事以外は、あんがい素人で、
本職ほど、高いレベルで関わっていないということです。
職人さんがどうこうという話ではなく、
自分自身のことを話したつもりです。
このへんは誤解をされると困りますので
コメントさせていただきました。
Posted by 浅野裕尚 at 2009年07月24日 19:28
この言にしてあの民辱衣装ですか、納得です。
心の宿らない物に魅力はありません。
Posted by からっぽ at 2009年07月24日 19:45
ナショナルコスチュームというジャンルの服であり、非日常の舞台衣装だというのは理解できますが、それにしてもまだやりようがあったのでは。
着物自体、現在の日本で日常着にしている方は多くはないでしょうが、しかし格式を求められる場面では和装が重んじられ選ばれることを考えれば、日本人が和装というものを大事に思っていることの証しになりませんか。
なにかそういう日本人の芯になる部分をあのコスチュームによってそこなわれているような気持ちになり、多くの人がこれをゆるがせにできないとコメントしているのだと思います。
着物を取り巻く閉鎖性はミスコンで奇抜なデザインをしたからといって打破できるものではないと考えます。
Posted by 無名子 at 2009年07月24日 19:45
私は生粋の日本人女性ですが、この衣装には嫌悪感以外の何物も感じません。
Posted by 生粋の日本人女性 at 2009年07月24日 20:02
外国人が日本に抱いている勘違いに迎合するのがナショナルコスチュームですか?
斬新でオリジナリティ溢れるデザインならともかく、B級映画等でお馴染みのゲイシャ・コスチュームの典型じゃありませんか。
あれが外国の方が日本に抱いているであろうイメージの具体化と言うのならむしろデザイナーさんのイマジネーションが陳腐で貧弱なのかも知れませんね。
そしてあんな身頃もない皮革で作った着物モドキに帯を使われて喜んでいるあなたがどうしても私は理解出来ないのです。
ご存知ですか?下着それもガーターベルトを見せつける行為は西欧諸国共通で娼婦を意味するサインなのですよ。
Posted by 佐賀錦魔神 at 2009年07月24日 20:04
股間を丸出しにして着物の閉鎖性を打破して日本観と和装文化を破壊した訳ですね
外人には今まで以上に日本人の女が淫売として見られますね!
嬉しいですか?もちろん貴方は嬉しいですよね^^
Posted by これは酷い at 2009年07月24日 20:28
海外で誤解されがちな「芸者と花魁」の違いも含めて、長年、海外で日本文化を喧伝している老齢の芸者さんの特番をTVで見ました。

「芸事の技術も素晴らしいが、人間性もとても素晴らしく尊敬に値する。彼女の講演に参加できて本当に良かった」と、キラキラの眼差しで日本文化を好きになったと言っていた外人さんたちがとても印象的でした。

今回のミス日本の衣装を見て、遠い異国の地で、長年日本文化を紹介してきた人達の「地道な努力」を踏みにじるような破廉恥ぶりに驚愕しました。

それ以上に、あの衣装に関わった人達がコンテスト衣装として納得している事に愕然としました。
ミス日本の影響力は、そんなに軽いものだと考えているのでしょうか?

なにはともあれ、日本文化に憧れた外国の方々に失望を与えないよう、あの衣装を着たミス日本が失笑や侮辱を受けないよう、心から祈ってます。
Posted by 伝統と革新、品位と影響。 at 2009年07月24日 20:30
浴衣にレースをあしらったような着姿のほうが、私にとっては×です。

これって俗に言うゴスロリ浴衣ってやつですよね?
でもあのパンツ丸出し着物は確実に花魁ドレスやゴスロリ浴衣以下かと・・・
新しい着物を作る=日本の文化を卑猥にすること
になってしまったのが悲しいです…
Posted by 名無し at 2009年07月24日 20:41
「WOWOW」の「(プロジェクト・)ランウェイ」です。

焦って慌てていらっしゃるのかも知れませんが、こういう事は間違えてはいけません。
Posted by 誤 at 2009年07月24日 20:43
最悪ですね、、。
下品に過ぎ、AVかC級コメディの衣装となんら変わりない。
ただ、多くの日本人が私と同じ考えのようで安心しました。

1つ1つは斬新でアートでさえありますが、全部揃った時の滑稽さ。

日本にはこういう諺があるのをご存知でしょうか?
「木を見て森を見ず。」
あ、「馬の耳に念仏」では何も変わらないかしら?
Posted by 着物大好き女性 at 2009年07月24日 21:31
1
デザインや制作費含めて、きっと目を剥くような金額を提示されたんでしょうねw



悪いですが、そうとしか思えません。
Posted by みっともないし情けない at 2009年07月24日 21:34
だれがこのプロジェクトで利益を得、お金がどう動くのか、
私は全く知りません。東京へ行き、打ち合わせをし、数種類のデザインを起こし、サンプルを通常の日程の10分の一以下で答えを出し、
帯を織り上げる。私はこの企画に際して、一銭も頂いておりませんし、最初から期待もしていませんでした。ミスユニバースの衣装の制作に加わるという体験に良しとしたのです。
普段とは違う衣装制作に対して、帯の制作を受持ち、普段とは異なることにチャレンジする。このことに興味を持ちました。
ここに限らず、様々なところで議論を醸し出していますが、
日本らしさとか着物の持つ本来の美しさであるとか、
この衣装がみんなの神経を逆撫でたのは事実です。
またこの企画に参加することにより批判をうけるのも仕方ないことでしょう。
ただ、私の行ったことは思いもよらないリクエストに
最大限ベストな答え「帯」を用意することです。
そのことについては何ら恥じてはいません。
衣装の完成したスタイルを見たのは、プレス発表の10分前でした。さすがに目のやり場に困ったのも事実です。
ご批判は真摯に受け止めなくてはならないと思います。
私自身のコメントは一応、ここまでとさせて頂きます。
お騒がせしました。

Posted by 浅野裕尚 at 2009年07月24日 22:25
1
何を述べようが結果が全てですよね。あの衣装の画像の前にはどんな言葉も無力だと思いませんか。
率直に、日本の恥です。どこからどう見てもただの安い娼婦です。
世界的にその恥をさらす為にあなた方が全力を尽くしたんだと思うと余計に腹が立つだけですよ。

あなたや宮坂さん本人の思いがどうであれ、「JAPAN」というたすきを胸にかける以上、日本人女性の代表として見られるという事の責任、その重さをもっとよく考えるべきなのではないでしょうか。
Posted by 下品極まりない at 2009年07月24日 22:28
日本人が日本と感じないモノを纏い日本代表とはいかに?

コスプレ、ゲーム確かに外国でイメージとしては認知され始めた感はあります

しかしながらガーターベルト全開で笑顔でポーズ。
この意味までを考えてはいなかったのは、あなたが素人以下だと言わざるをえない。

Posted by 最悪 at 2009年07月24日 22:30
帯は大変素晴らしいと思います。ただ、何故皆さんがここにコメントを残しているのかを知って欲しいのですが、…アダルトビデオで全く同じ、パンツが見える丈の着物を着て ガーターベルトを着けて、という、本当に全く同じデザインの衣装が存在しているのですよ。もちろん、帯 着物等の素材は全然違うものですが、デザインは全く同じです。それをご覧になられたら、ここにコメントを残した人の気持ちも理解できるかと思われます。そのAVのパッケージのリンクを貼るのは差し控えますが…。
Posted by 一般人 at 2009年07月24日 22:32
帯はきれいですね。
Posted by ふぅ at 2009年07月24日 22:32
カキコする方も少し落ち着いて。
着物デザインと帯は別々です

確かに着物あっての帯で、ガーターベルトは無いと思います

しかしながら皆さんが示した批判の矛先はここじゃないのも事実かと

帯はキレイだと思いますし
Posted by まぁ落ち着いて at 2009年07月24日 22:41
ご多忙のさなか、この場に於いて早期にそして「個人的に」書き込みされている浅野さんは、かなり誠実な方なのでしょう。

日本人として、今回の衣装に憤りを強く感じニックネーム欄に「まあ」と入れて意地悪くイヤミを申しましたが、帯部分のみ担当の浅野さんに怒りをぶつけるのは筋違いだったのでしょう。

申し訳ありませんでした。
Posted by 失礼 at 2009年07月24日 22:59
恐縮です。
おそれいります。

コメントを削除、拒否せずに受け入れ
いたらぬかもしれませんが、
感じていることをご理解頂ければ幸いです。
Posted by 浅野裕尚 at 2009年07月24日 23:06
コメント欄のRes読んで、納得しました。
職人らしさが出てると感じました。

しかし、全体像も解らずにデザインさせられる現場ってどうなのかな。
チグハグでバラバラの中途半端な作品になるわけだ。

ちなみに、この衣装のデザインですが、
10年以上も前に某お笑い芸人が発表してますよ。
後、風俗店でね。

貴方が素敵な考えでチャレンジした事の見返りが、
こんな陳腐な結果に繋がったのは、非常に残念です。
Posted by Resご苦労様です。 at 2009年07月24日 23:11
あなたの帯は綺麗です。
でも、あなたの帯を衣装につけたらあなたの職人としての歴史、価値が下がると思いませんでしたか?
あなたの今までの巧の技が汚れるとは思わなかったですか?
素晴らしい帯に高い値段をつけるのはそれだけの価値があるのでいいでしょう。
でも、あなたはあの仕事を引き受けるべきではなかったと思います。

Posted by しず at 2009年07月24日 23:13
Resご苦労様です。様
しず 様

一日前のお披露目に際してのコメントでも同様に指摘を受けました。
NOという選択肢を選ぶことを考えていなかったことは
大いに恥ずべきことだと、一番の反省だと思っています。
Posted by 浅野裕尚 at 2009年07月24日 23:20
私も正直、この衣装はナイわ…とショックでしたが、
帯だけはとても素晴らしいと思いました。

コメントされてる方々は、なぜここで批判されるのでしょう?
帯職人さんに不満をぶつけても仕方ないと思うのですが…

いくつかのコメントで「帯 は いい」という意見があり、安心しました。
今後も日本のために、素晴らしい帯を作り続けていってください!
Posted by 帯ステキです! at 2009年07月24日 23:22
二度目の書き込み失礼致します。
書き込んでいる人達が何故感情的になっているのか本当にわかりませんか?
あの帯を織られた作家さんが自分の作品をあの品の無いデザインの衣装に合わせられて、どの様に感じているのか知りたくてここに来てみれば怒っているどころか、あの娼婦を思わせるデザインを評価しているではありませんか
あまつさえ様々な批判に対してナショナルコスチュームとやらに関するご高説まで飛び出して完全擁護の構えです
批判が激しくなった今になって「私は帯を織っただけ、発表10分前に初めて見ました、目のやり場に困りました」ですか?
デザイナーが今回の批判に対してどう語っているかご存知ですか?
「自分達のあまりに斬新で大胆なデザインに対して批判が寄せられてるのは知っているが、伝統に固執し、保守的な考えに陥っては着物産業は衰退してしまう。その考えに賛同を得た各分野の一流の方々に集まっていただいた」こんな趣旨の内容です。
自分は帯を作っただけでどんな衣装か知らなかった、主旨にも賛同してないと言いたいのならデザイナーさんにどうぞ。
Posted by 佐賀錦魔神 at 2009年07月24日 23:29
帯ステキです 様

ありがとうございます。
今回の批判については、だれもが感じた真意でしょう。
大いに反省いたしました。

私自身、これでPCから離れ、ご返事できません。
自分の都合の良いコメントに反応するのではなく、
今日の厳しい意見には、大いに感じるところがあります。

では。失礼します。
Posted by 浅野裕尚 at 2009年07月24日 23:34
さっそく丁寧なレスを、ありがとうございます。
ご自身の真摯な取り組みが、このような、たぶん想像もなさらなかった騒動に連なったことは残念です。
もちろん、最終的な責任は事務局にあると承知していました。
でも、国辱と受け止めた者がいることは、仕事の結果の一部として、関わった方々に伝えるべきと思った次第です。
貴方様に於かれましては、どうぞ、これらを含め得られた経験を次に繋げていってください。
Posted by さくら at 2009年07月24日 23:57
一度引き受けた仕事、しかもこんな「大仕事」は断れんだろね。俺なら無理だわ。

浅野さんはデザイナーでは無いし、また異を唱えられる立場でも無かった筈。任された仕事をただ全力で全うしただけだろう。

それに、常に己が理想を守る事だけが夢の実現の為の手段でも無いでしょ。

浅野さんに「それでも断れるべきだった」などと責める人は、現実その立場に立ったら断れるのかい?
家族の事も考えずに?

冷静になられたし。
Posted by 同じ立場なら at 2009年07月25日 00:01
浅野さんが実直で真っ直ぐな方だと言う事はレスを読んだ、だけでも分かります。

だからこそアノ下品極まりない衣装に浅野さんの帯が巻かれ
肩から「JAPAN」の襷を掛け世界中に恥を晒す事になるのが
日本人として悔しく恥ずかしく残念でなりません。

帯は本当に綺麗だと思います。これからも頑張って下さい。
Posted by 反省 at 2009年07月25日 00:01
帯は本当に素敵でした。
華やかさと落ち着きを兼ね備えていて、素晴らしいと思います。

それだけに、着物デザイナーの功名心に利用されてしまった
帯が可哀想でなりません。一視聴者の私でさえ帯が可哀想だと
思うのですから、制作に携わった方の思いが推し量られます。

レスのを読むと、本音と建前、言えることと言えないことがある
があるのでしょうね。

残念なことになってしまいましたが、コスチュームの中で、唯一
帯だけは「着物の新しい可能性を探る」というコンセプトに則った
ものであったと思います。
Posted by 頑張ってください at 2009年07月25日 00:04
このデザイナー、AVの見すぎだろ。
Posted by 笑わせるな at 2009年07月25日 00:08
帯だけは素晴らしかったですね。

その他は全てストリップ衣装でしたが・・・
Posted by 残念 at 2009年07月25日 00:12
>外国人が感じる日本なんだと。

なるほど。
これが、外国人に“感じてほしい”日本だと理解すればいいわけですね。
Posted by 通りすがり at 2009年07月25日 00:14
>最初から「着物」をつくるのではなく、新しいものにチャレンジすることにより、得られるものは何かです。

デザイナーのサイトにもコメントを付けたのですが、趣味の茶道で時おり着物を着ることを楽しみにしている私の妻は、画像をひと目見て泣き出しました。

そのまま就寝しましたので感想は聞けていませんが、見た瞬間、あれが決して「新しいチャレンジ」などではなく、まぎれもない「着物」だと感じたのでしょう。日本代表の衣装ということで、「これは自分も無関係ではないデザインだ」と思ったのでしょう。

むろん、それ単体なら美しいのであろう帯など、目に入っているはずがありません。

それをお伝えしたくて書きました。

お立場は理解いたします。しかしながら、あなたがあれを「コーディネートとして立派に成立している」とお考えなら、とても残念です。もしも、本当はそう思っておられず、そう書くしかないとご判断されたとしたら、なおさら。
Posted by 失礼いたします at 2009年07月25日 00:36
最初に衣装を見た時に「なんじゃこれは!?」と感じました。細かく見ていくと「あら、以外と素敵な帯じゃない」と思いました。今もそう思っています。

それ以外はただのエロプレイコスチュームにしか見えません。残念です。
Posted by すー at 2009年07月25日 00:37
この人は正直後悔しているようだから許してあげようぜ?
だが、義志は別だ!
Posted by 義志ブログからきました at 2009年07月25日 01:21
クライアントというものはいつも職人の大事にしているものを簡単に踏みにじっていくものですよね。

心中お察し申し上げます。


というか、あれだけ立派な帯を提供してノーギャラって…。
Posted by 藤間 at 2009年07月25日 02:08
2
アバンギャルドであろうがなんだろうが、品性は大切です。
まったく最悪の結果になっていることに、悲しみを覚えます。
浅野さんの帯は好きです。和服も好きです(海外生活が長かったので、特に危惧しています)。
お名前、大切になさってください。
Posted by beryllia at 2009年07月25日 02:26
1
私はロンドン暮らしが長かったし、海外とのかかわりが多いので、断言します。外国人はあれに、日本なんか感じません。頭のおかしい人だと思われるだけです。
股間を強調することは知性や美とは相容れません。いっそ丸裸のほうがましです。
裸に帯だけだったとしても、芸術として通用したでしょう。この衣裳は最低です。
Posted by beryl at 2009年07月25日 02:27
あの帯は、特別な舞台にのみ許される夢のような帯ですね。でも実は、帯に目が行ったのは、随分時間が経ってから。
切断されたごわごわの振袖モドキやそれに掛かる凄まじい色の襟。その下で丸出しのショッキングピンクの股間や娼婦のようなガーターベルトやピンヒール。謎の袖からはみ出した水色の花柄生地。普通のキモノなら、大袈裟に自己主張しない上質な帯というのは良いものですがこの陳腐な衣装の中では、逆に「まともすぎる帯」に違和感すら感じました。
多分この衣装の帯だけ抜き出して見れば、誰一人問題は感じないでしょう。
しかし、この国辱と言っても過言ではない衣装に疑問を感じず
それが日本代表を名乗ることを阻止もせず、大切な帯を差し出したという事が。日本人として、まして伝統産業に関わる方の行為だというのが、信じがたく、悲しくてなりません。
どうか、あの衣装が世界の舞台に立つことを止めて下さい。
それがむりなら、せめて帯だけでも着用拒否してください。
日本の大切な文化が踏み躙られるのを、それを世界に配信されるのを
私は見たくはありません。
あの帯は、外面も内面も、日本中が誇れる姿のなかでこそ映えるものです。
どうかどうか、日本が、そしてあの帯が汚されるのを阻止してください!
Posted by 帯が可哀想。。。 at 2009年07月25日 03:11
私も衣装全体を見た時は唖然としました。でも素敵な帯だなと思いました。振袖などを、着せてもらった時に、毎回異なる帯の結びにワクワクしたことを思い出しました。ベースが下品すぎるのが、すべてをマイナスにしていますが、もっとよいベースであれば、着物本来の良さと、斬新さがうまくかみ合ったのでは、と、勝手に思っています。
いろいら批判されているかたもいらっしゃいますが、短納期の中、無償でクライアントの求めるものを作り上げることはさぞかし大変だったと思います。
次は良いクライアント様に巡り会えますよう…



Posted by roro at 2009年07月25日 03:19
帯は素晴らしいです。
浅野さんの作品に掛ける真摯な想いは伝わってきます。
しかし、どうしても股間が写っていると嫌悪感を感じます。
せっかくの帯が台無しで残念です。
ナショナルコスチュームとか舞台衣装とか言っても下品です。

Posted by S at 2009年07月25日 04:41
日本人の心である着物を凌辱されたような、
全ての日本女性を侮辱されたような、
なんというか。。屈辱感を感じる絵面ですね
伝統的な着物から
品性と知性と恥じらいを引いて
何かを足すとあのような格好になるのでしょうが
足された何かに価値があるとお思いですか?
西洋社会の価値観に媚びて、日本的美意識を捨て、
どんどん卑しい国になっていくような
悲しい気分になりました。鬱。
Posted by なぜ誰も止めなかったのか? at 2009年07月25日 05:03
ミシン縫製の革着物や水色の襦袢(裏地?)、ただ重ねただけのなどぎつい色の衿、むき出し蛍光ピンク下着。これらだけでも不快な驚きを覚えましたが、更に驚いたのは帯揚げが「葬」の黒、帯締めが「婚」でしばしば使われる金銀という取り合わせ。
また、演出とわかっていながらも下着一枚の股間を晒し、大股で自信を振りかざし歩くモデルの立ち居振る舞いにも疑問を感じざるを得ませんでした。

下品と言わざるを得ない姿です。

その中にあっても、一際美しく映える帯で、少なくともこの帯だけはとても良い物なのだろうと思いました。しかしそれも引き擦って歩いているのです。残念としか言いようがありません。
Posted by 舟 at 2009年07月25日 05:43
1
酷すぎる衣装だな。
下品以外の何者でもない。
デザインやめろよ。
日本の恥さらし。
Posted by 評論家 at 2009年07月25日 05:46
このような事をお願いするのは、浅野さんにとってもご迷惑かとは思いますが、義志さんに連絡を取ることは出来ないでしょうか?

我々がどれ程コメントを入れても、それが果たして義志さんの心にまで届くかどうかは分かりませんが、共に仕事をされた浅野さんの言葉なら届くかもしれません。

それに浅野さんにとっても今回の仕事はまだ終わったわけではないと思います。ショーが終わるまでは…。
もしも多少でも悔いる思いがあるのでしたら、まだやれる事があるのではないかと思います。

もし、まだ時間的に間に合うのなら、手直しは出来ないものかと…何とかギリギリまで手を尽くしてもらえないかと…
これは私だけでなく、きっと多くの日本人がそう願っていると思います。

不躾なお願いをしている事は重々承知しております。それでも書かずにはいられませんでした。日本人として。
Posted by kiki at 2009年07月25日 11:03
亡くなった母は 着物を選ぶより先に 帯を選んでいました(値段見ずに一番高いもの)。
自然と 着物も素晴らしいものを選んでいました。

今回のことは 残念でしたが 帯だけは 私の目から見ても 最高級のものだと思いました。

Posted by 幸 at 2009年07月25日 12:39
私は機械系の技術開発に携わる者なので、
作る側の熱意と努力はよく理解できます。
が、しかし、
それは多々にして受け手側との乖離を招くこともまた事実です。

作る側が努力するのは当たり前。
その努力の結果を批判されたからと言って、
「我々はこれほど努力した。だから満足している。」
と言葉に出してしまうのはいかがなものかと思います。
作り手は出来上がった物の評価が全てです。

この反応が今回の努力の結果です。
次に期待します。
Posted by at 2009年07月25日 13:12
衣裳を見てここまでの嫌悪感を持ったのは初めてでしたので書き込みます。

着物のかたち、というのは合理的に、裁断から縫い合わせまで完成されています。
形に制約があるために、帯や帯締めとの色合わせに凝り、更には織りに凝り、染めに凝り、刺繍に凝り・・・。そうして極上の生地が生み出され、生み出す技術が受け継がれてきた、それこそが日本が世界に誇るの着物文化ではないでしょうか。

ナショナルコスチュームとするならば、外国人がどう感じるか、などと媚びたりせず堂々と日本の伝統で勝負するか、或いは真実斬新な衣裳で勝負するかに絞っていくべきだと思いますが。

陳腐な着物もどき(ニセモノ)に美麗な帯(ホンモノ)は不似合いです。
関係者が品性下劣なものに対してNo!と言えないことは残念でなりません。
Posted by ひたすら残念 at 2009年07月25日 13:57
皆さんが口々に、
「帯はすばらしい」
と評価されているので何度も見返しましたが、下品にかっぴろげられた
股ぐらに視線を奪われます。
確かにすばらしい物なんでしょう。
しかし、モニター程度では安物の工業製品の帯も、手の込んだ伝統工芸品
の帯も見分けがつきません。
実際の話、和装に詳しくない私には、通販で売ってる帯とどう違うのか、
写真や動画では解りません。
わずか数分間のステージ登場で、帯を観て下さる方がいるんでしょうかね。
ピンクの三角痴態とガーターベルトの方がインパクト強いですし。

発情した猿のような衣装が日本代表とは。
これが新しい日本の和装なら、和装など滅びても構わないんじゃないかと
思いました。
Posted by jiji at 2009年07月25日 14:35

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