全日本キックが24日、後楽園ホールで、6月22日に金田敏男前連盟会長が「公正証書原本不実記録・同行使」の疑いで逮捕されて以来、実質的に初めての興行「Krush」を行った。事件後に金田氏を前職から解任した宮田充代表代行が、K-1を運営するFEGの協力を得て立ち上げた「Krush実行委員会」を主催として開催にこぎつけた。
宮田氏は開会前にリング上であいさつ。騒動を謝罪するとともに「後楽園ホールとFEGさまの協力に感謝します。来場ありがとうございました」と話した。今後の全日本キックについては「まずはチケットを売り出している8月の大会をすべてやり終えたい。それから話し合って、9月までにきちんとした新体制の発表をしたい」と語った。