●放送の反響は・・・
始まってすぐに来ました。
一番印象に残っているのは、アムロじゃなく敵役のシャアに人気があったことです。この作品ではキャラクターが良く死ぬんですが、シャアだけは殺しちゃいかんと、富野監督に直談判したんですよ。12話で一旦姿を消したシャアでしたが、
26話の再登場の時には相当盛り上がったものです。
●ガンダムブームの勢いは・・・
放送が終了しても反響がものすごいので、ガンダムのイベントをやろうということになり、ガンダムファンの集いというのをやりました。
日本全国から多くの人が集まりました。
また、その頃始まった再放送は17〜18%を推移し、加熱していったんです。
●名古屋テレビにとってガンダムとは・・・
名古屋テレビのアニメ制作は「ザンボット3」から数えて25年目になるわけですが、ガンダムがなかったらこれほど続かなかったと思うし、いつまでもこの局の誇るべき“ビッグネーム”なんです。
●キャラクターの魅力・・・
明るい女の子フラウ・ボウ、ミニタリースタイルのマチルダ・アジャン、魅惑の少女ララア など、華麗な女性キャラクターの登場もこの番組の魅力です。また、ガンダムやホワイトベースのメカデザイン、これらを理知的、神秘的に構成した富野演出。
第1話から第43話までの全作品を一度ジックリ見ることをおすすめします。必ず新しい発見をするでしょう。
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