2009年07月25日

友愛社会の実現と勤労感謝の日の趣旨

民主党の鳩山代表は遊説先で、一貫して友愛社会の実現を説いています。

 

6月25日の静岡での演説

 
 鳩山代表は、「人の幸せを自分の幸せと感じられるような社会をつくりたい」との思いを語り、自身が掲げる「友愛」社会の実現によって、「日本人が本来持っていた人を思いやる精神を取り戻し、一人ひとりの居場所がある、人の役に立っていると感じられる社会をつくりたい」と重ねて訴えた。


 また、弱い者の立場に立つのが政治だとして、人の不幸をなくす政治を目指すとも主張。「思いやりの社会を静岡から発信させてほしい。友愛のモデルをつくっていただきたい」と求めた。

http://www.dpj.or.jp/news/?num=16361

 

「友愛社会」の実現を難しく考えてはいけないと私は思います。「友愛」とは、人間誰もが持っている普遍的な心根である「思いやりの心」「分かち合いの心」であり、「友愛社会」とは「人間愛社会」につながるものです。これまでの政権が目指してきた「競争至上主義社会」「成果主義社会」「自己責任社会」を方向転換し、人と人が協力し合い、「豊かさ」と「富」を分かち合う「共生社会」を目指そうというのが、鳩山代表が実現を目指す「友愛社会」なのです。

 

「友愛社会」の実現は決して難しいことではありません。ものの見方、考え方を少し変えればいいだけです。

それでは、何をどのように変えるのかですが、これも至ってシンプルです。働くことで人は「豊かさ」「富」を得られますが、その働き方に対する考え方を変えるのです・

 

勤労感謝の日の趣旨

「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」 

意味するところは、労使の関係を超え、相手を思いやり、「豊かさ」や「富」を分かち合いましょうということだと私は理解しています。 
業種や労働形態がどうであろうとも、日本人自身が宣言したこの勤労感謝の日の精神を、日本人一人ひとりが取り戻すことができれば、鳩山代表が目指す「友愛社会」の実現は難しくないと私は思いますが、皆さんはどのように考えられるでしょうか。