 |
2009年7月24日(金) 19:15 |
|
 |
児島湖の汚れを気球で調査
環境基準を超える水の汚れが続く児島湖で、あるものを使った調査が行われました。 そのあるものとは気球。 気球観測と水質検査で児島湖の現状を知ってもらおうという広島大学の研究です。
気球に広島大学大学院の助教や学生らが、一眼レフカメラを設置します。 山陽放送学術文化財団の助成を受けて行われている、児島湖の空からの調査です。 気球観測による水質調査は、全国でも例のない珍しい方法だということです。 気球は船の上から150メートルの高さまで上げられ、自動的にカメラで撮影が行われます。 一方、船の上では決められたポイントで、水の透明度や植物プランクトンの量などを調べる水質検査が行われます。 気球に設置されたカメラは特殊な方法で撮影されており、パソコンでデータ解析が行われます。 今後も調査を続けて、湖の汚れた場所が分かるような地図を作成していく方針です。 作野助教らは、今年10月にも児島湖で調査を行う予定だということです。
|
|