2009年7月24日
モビルスーツ「ザク」の実物大の頭部が展示され、来場客は盛んにカメラを向けていた=24日午前、名古屋市港区、岩下毅撮影
ロボットアニメの代表作「機動戦士ガンダム」登場から今年で30周年を迎えたことを記念したイベント「ガンダム THE FIRST〜未来創造の世紀へ〜」が24日、名古屋市港区のポートメッセなごやで開幕した。
「ガンダム」は、メ〜テレ(名古屋テレビ)制作で生まれ、79年4月から第1シリーズ全43話が全国放送された。これまでに計12シリーズが制作され、関連のプラモデルが累計で約5億4千万個売れるブームを起こした。
今回のイベントもメ〜テレが主催。アニメの登場人物の衣装を着たタレントの及川光博さんらがテープカットした後、徹夜組を含む4千人以上のファンが午前10時の開場と同時に入場し、実物大のロボット「シャア専用ザク」の頭部やガンダムの操縦席、同局が所蔵している制作当時の録音台本などの貴重な資料の展示に見入った。
イベントは26日まで。開場時間は24日と25日は午前10時〜午後8時30分、26日は午前9時〜午後6時。当日入場料は高校生以上2200円、小中学生1700円。