今年放送30周年を迎えたアニメ「機動戦士ガンダム」の記念イベントが各地で開かれている。7月11日には東京・お台場の「潮風公園」(東京都品川区)に高さ18メートルの“実物大”ガンダム立像が公開された。24~26日には、第1シリーズを制作した「名古屋テレビ(現メーテレ)」の主催で、「生誕30周年祭in名古屋 ガンダム THE FIRST~未来創造の世紀へ~」が開かれ、“実物大”のシャア専用ザクの頭部が登場。8月21~23日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「GUNDAM BIG EXPO」が開かれる。
「機動戦士ガンダム」は79年に放送されたロボットアニメ。スペースコロニーが建設され、増えすぎた人類が宇宙へ移住するようになった未来、「ジオン公国」と「地球連邦」の戦争が発生し、少年アムロは連邦が開発した秘密兵器「ガンダム」に偶然乗り込み、戦争へと巻き込まれる。戦争の不条理を描いたストーリーとガンダムなどリアルな設定のモビルスーツが話題となり、幅広い世代の人気を集め、モビルスーツのプラモデルは「ガンプラ」と呼ばれて、社会現象的なヒットを記録した。