2009年 7月 24日 ＪＡ岡山の男性職員が約５０００万着服 △▼ ＪＡ岡山灘埼支所の男性職員が顧客の貯金など約５０００万円を着服したとしてＪＡはこの男性職員を懲戒解雇処分にしました。懲戒解雇されたのはＪＡ岡山灘埼支所に勤務していた渉外担当の３４才の男性職員です。ＪＡ岡山によりますとこの男性職員は２０００年から今月までの９年間にわたり、顧客の貯金や共済の掛け金など約５０００万円を着服していたものです。被害にあった顧客の大半は親族や友人で、無断でキャッシュカードを発行し現金を引き出すなどしていました。今月初めの内部監査で着服が発覚したものでこの男性職員は「ギャンブルや飲食などの遊興費などに使った」と話しているということです。被害額については全額弁済されていますがＪＡ岡山では業務上横領の罪で警察に告訴する方針です。 突風被害の美作市に岡山県が財政支援表明 ▲▼ 竜巻とみられる突風の被害を受けた美作市に対し、岡山県は、住宅の再建や改修を支援することを決めました。今日の会見で岡山県の石井知事は、「昨日、被災地に入り被害の大きさを認識した」と話し、今後、美作市が打ち出す対策を財政支援する考えを明らかにしました。美作市では、住宅と倉庫、あわせて１１８棟が突風の被害を受け、被害総額は約３億７０００万円に上っています。県ではすでに、住宅が全壊した２世帯に災害見舞金５万円を贈っています。また石井知事は、衆議院選挙の各政党のマニフェストを評価する全国知事会の取り組みに参加する考えを示し、地方分権がより良く進むよう、競争を促したいと話しました。 連続強盗事件で男に懲役７年の判決 ▲▼ 津山市や美作市のコンビニなどで起きた連続強盗事件で強盗傷害などの罪に問われている男に岡山地方裁判所は２４日、懲役７年の実刑判決を言い渡しました。判決を受けたのは美作市北山の無職、柳田正義被告（２７）です。判決によりますと柳田被告は去年５月２６日、美作市のコンビニで刃物で店員を脅して現金５万円を奪うなど去年４月から１２月にかけて起こした４件の事件で強盗傷害などの罪に問われています。岡山地裁の高山光明裁判長は「わずか８カ月の間に次々と犯行に及んでおり、常習性と著しい規範意識の欠如が認められる」と述べました。その上で「今は反省し更生の意欲がある」として柳田被告に懲役９年の求刑に対し、懲役７年の実刑判決を言い渡しました。 Ｏ−１５７など大腸菌感染症警報 ▲▼ ０ー１５７などの腸管出血性大腸菌に感染する患者が増えているとして岡山県は２４日、警報を発令し注意を呼びかけています。警報は、今月に入ってからＯー１５７などの腸管出血性大腸菌に感染した患者の数が３０人を超えたのを受け発令されたものです。大腸菌は気温や湿度が上がると増殖しやすく感染すると腹痛や下痢などの症状がでます。県では平成２００１年度からこの警報を発令していますが今回は過去２番目に早い発令となっています。今年に入ってからの患者の数は６５人で、このうち１０才未満の子供が４割近くを占めています。県では、手洗いの励行や調理の際の加熱など感染予防を呼びかけています。 おかやま桃太郎まつり　今年の概要 ▲▼ 来月１日に開幕する岡山の真夏の祭典、おかやま桃太郎まつりの開催概要が発表されました。今年で９回目を迎えるおかやま桃太郎まつりは来月１日から２日間、岡山市の市役所筋や表町商店街などを会場に開催されます。初日の１日、土曜日は午後７時半から１時間、恒例の納涼花火大会が開かれ、４２００発の花火が岡山の夏の夜空を彩ります。また、奇抜な衣装やメークで踊る「うらじゃ」は２日間通して行われ、過去最多となる１３９の踊り連、約６２００人が参加する予定です。主催者側では２日間で約８０万人の人出を見込んでいます。ＯＨＫでは２日午後２時から「うらじゃ」の模様を会場から生中継する特別番組を放送します。 地上デジタル推進ＰＲイベント ▲▽ 地上デジタル放送の完全移行まであと２年となる２４日、地デジの普及推進を呼びかけるイベントが岡山市で行われました。ＪＲ岡山駅の地下改札口前では地デジ大使を務めるＯＨＫなどテレビ局のアナウンサー４人がチラシとウェットティッシュを配って地デジ移行の準備を呼びかけました。２０１１年７月２４日までに地上デジタル放送へ完全移行しますが、総務省が、今年３月に行った調査ではデジタル対応受信機の世帯普及率は岡山県が５８．６％香川県が６１．３％となっています。岡山・香川地上デジタル放送推進協議会は、早めの準備を呼びかけています。