パナソニックは24日、同社製アルカリ乾電池「エボルタ」の持久力をPRするため、単3形の同電池2本で動く三輪車型ロボット「エボルタ号」を開発し、仏ルマン24時間耐久レースで使用されるサーキットで、8月5日に走行実験を行うと発表した。24時間の完走を目指し、「遠隔操作された車両型ロボットの最長走行距離」としてギネス世界記録の取得も狙う。
エボルタ号は先導車の赤外線を感知して、時速1・3キロ前後で自動走行する。昨年5月、グランドキャニオンのがけに張ったロープを登り切った実験に次ぐ第2弾で、結果は専用ホームページで公表する。【和田憲二】
毎日新聞 2009年7月25日 東京朝刊