県警生活安全企画課とたつの署は15日、元教え子につきまとったとして、大阪府貝塚市教委の英語指導助手で豪州国籍のショットン・ジェス・エドワード容疑者(32)=大阪府高石市羽衣1=をストーカー規制法違反などの疑いで逮捕し、神戸地検龍野支部に送検したと発表した。
容疑は、6月21~22日、以前勤めていた県内の学校で知り合い、好意を寄せていたたつの市在住の女子大生(22)の携帯電話にメールを繰り返し送り、返信や電話を強要した疑い。たつの署は女性から相談を受けてエドワード容疑者に警告したが、その後もメールを送り続けたため、同24日に逮捕したという。
貝塚市教委などによると、エドワード容疑者は03年に来日。愛知県の人材派遣会社を通じ、09年4月から逮捕されるまで中学校で英語を教えていたという。貝塚市教委は「研修に力を入れて再発防止に努めるとともに、派遣会社にも教育の徹底を求めたい」としている。【山川淳平】
〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2009年7月16日 地方版