岡山放送局

2009年7月24日 13時55分更新

美作市被害 県も支援検討へ


美作市で発生した竜巻とみられる突風による被害について岡山県は今後、被害を受けた住民への助成金の支給や低利の融資なども視野に支援策を検討していくことになりました。

これは24日の定例会見で石井知事が明らかにしたものです。

美作市で発生した竜巻と見られる突風による被害額は、市のまとめでおよそ3億7000万円に上るものと見られています。

24日の定例会見で石井知事は、「突風によって大きな被害を受けた住宅の再建や改修を念頭に美作市の支援策に応じた県の対応を考えていきたい」述べて、美作市と連携しながら今後、住民への助成金の支給や低利の融資などを視野に支援策を検討していく考えを示しました。

また、石井知事は、農地に飛び散った木や瓦などを撤去する費用についても美作市から支援を要請されたことを明らかにした上で、「活用できる国の支援制度がないか関係機関と協議している」と述べて、農地の復旧へ向けた何らかの支援も考えていく方針を示しました。