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[1281] 鈴木宗男氏にまで、慌てて有罪・実刑を出すことは無いだろう。だが何をするか分からない。
副島隆彦
2009/07/23(Thu) 21:57:41
副島隆彦です。 まさか鈴木宗男(すずきむねお)氏にまで、今のこの時期に、最高裁が、慌てて有罪・実刑を出すことは無いだろう。

だが、民主党政権誕生の恐怖心に駆られて、汚染最高裁・バイキン判事どもが、何をするか分かったものではない。私たちは注視すべきである。 副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

●「民主党が恐れる鈴木宗男 最高裁判決」(日刊ゲンダイ)

日刊ゲンダイ 2009年7月15日 掲載

衆院選の波乱要因

 8月30日 に決まった総選挙。もはや政権交代が確実視されているが、民主党が密かに恐れているのが、「新党大地」を率いる鈴木宗男(61)の最高裁判決だという。

 つい先日、外務省分析官だった佐藤優(49)の懲役2年6月、執行猶予4年という最高裁判決が確定したばかり。斡旋収賄罪に問われ、1、2審で実刑判決を受けた鈴木宗男も現在、上告中だ。

 もし選挙前にそのまま有罪判決が確定したら、収監されてしまう。そうなったら、北海道の選挙が激変するのは確実だ。

 「北海道9区の鳩山由紀夫が民主党の代表に就いたこともあり、地元は『北海道から総理大臣を』と盛り上がっている。自民党は最悪の場合、小選挙区は0勝12敗の全滅といわれています。町村信孝、中川昭一、武部勤……皆あぶない。

 民主党が強いのは、鳩山効果もあるが、なんといっても地域政党『新党大地』との選挙協力が見込めるからです。地元の宗男人気は圧倒的。前回の郵政選挙でも、比例ブロックで43万票も獲得している。一選挙区あたり3万6000票です。

 しかし、もし最高裁判決が選挙前に出たら、民主党がアテにしていた票が消えてしまう。まさか、最高裁がそんな政治的なことをするとは思いませんが……」(地元関係者)

 総選挙まであと50日間もあるだけに、何が起きても不思議ではない。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝
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[1280] ワハハ、 ゲラゲラ
副島隆彦
2009/07/21(Tue) 21:20:41
副島隆彦です。 ワハハ、ゲラゲラ。 副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

●「月面着陸「捏造」論争に終止符? アポロ足跡を撮影」

朝日新聞 2009年7月18日19時33分


アポロ11号の月着陸船(中央の右に影が伸びた部分)=NASA提供

 米航空宇宙局(NASA)は月面に残っている宇宙船アポロの着陸船の残骸(ざんがい)と宇宙飛行士の足跡を、6月に打ち上げた月探査機LROが撮影できたとして、画像を17日公開した。

 帰還のための発射台となった台座で、月面に着いた6機のうち5機分を公開。機体の形ははっきりわからないが、機体の影が写っている。残る1機も近く撮れそうだという。足跡は14号の飛行士のもので、引きずって歩いたような線状の跡が写っている。

 初の月面着陸から20日で40周年となるアポロ計画には「飛行士が月面に立てた旗が、大気がないのに、はためいて見える。NASAの捏造(ねつぞう)」と主張する人もいて、米国内ではいまも論争が続いている。

 NASAは今回の発表で論争に直接触れてはいないが、「これらの画像はアポロ計画の大きな成果を明らかにした」と強調している。高性能カメラを備えた、日本の月探査機「かぐや」も着陸船の撮影を試みたが、発見できなかった。(ジョンソン宇宙センター〈米テキサス州〉=東山正宜、ワシントン=勝田敏彦)

(転載貼り付け終わり)
http://www.asahi.com/science/update/0718/TKY200907180217.html

副島隆彦拝
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[1279] 8月30日の総選挙に向けて そして植草一秀氏の無事を見守る運動を。
副島隆彦
2009/07/20(Mon) 10:47:55
副島隆彦です。 私は、昨日まで一週間、カザフスタン(アフガニスタンではありません)に、調査旅行に行っていました。たくさんのことを学びました。ナザルバエフ大統領という優れた指導者に率いられた、1991年に独立した若い国です。

 1500万人の人口ですが、国民一人あたり年収が1万ドルある、立派な国です。 ソビエト崩壊後、300万人のロシア人が帰って行った。そのあとを、カザフ人が何もないところから、ロシア人と争うことをしないで、平和の国を必死で努力して作った国でした。 「帝国の崩壊に伴う、帝国軍の自主的名撤退に伴う、平和的な独立、自立国家の建設」は、私、副島隆彦にとって、属国論の主唱者として、大変、勉強になりました。事実を知ったときには、感動的でさえありました。

 カザフスタンは、ユーロ・アジア(ユーラシア)のど真ん中の国です。 日本の7倍の200万平方メートルの広い国土があります。 
この国の 若い大臣(本当は長官と言うべきか)たちにも、お会いできました。会員ページのほうに、報告文をどんどん書きますのでお待ちください。

 日本に帰ってきたら、選挙一色かな、と思ったら、大手の新聞、テレビは、ほとんど報道していないことが分かりました。NHKまでが、ひどい片より報道をしている。 アメリカの手先であるメディアの大手は、官僚ども と併せて、自分たちの、これまでの、偏向報道の悪業(あくぎょう)が山ほどあるものだから、今も、これからも、民主党政権の破壊に向かって、つけ狙い続ける気だ。

 このあと必ず、追い詰められて凶暴化するであろう、自民党の暴力団と、官僚・警察たちが、今の日本国民の宝物である、民主党の首脳・幹部や、候補者たちに、どのような、謀略攻撃を仕掛けて来るか、分かったものではない。

 本当に、彼らは、あと40日間の間に、悪あがきに似た、いろいろの不正な攻撃をかけて来るでしょう。それに負けないだけの真剣な防御作りをしなければいけないと思います。

 毎日新聞と、共同通信(地方紙、ブロック紙と呼ばれる。筆頭が、中日新聞=東京新聞)が、かろうじて、真実を伝えようとしている。

 鳩山由紀夫・民主党は、足元をすくわれること無く、着実に、まじめに、国民に訴えて、支持を広げなければならないと思う。私も、民主党の若い、主に落選している候補者たちのところを、応援に回りたいと思います。

いや、そういうことをやっている時期ではありません。
 我らが植草一秀(うえくさかずひで)氏が収監されたあとの刑務所での2ヶ月間の 無事を見守る運動 と、最高裁の裁判官どもで、小泉によって選ばれた、新任の、そして植草弾圧裁判を行った者たちへの、国民審査での不信任の×(ばつ)をつける(選挙の投票用紙と同時に配られる) 国民運動 を、私たちは、起こさなければならないと思います。今、その準備をしています。お待ちください。

 以下に、私が先ほど集めた、この一週間の動きの主な政治記事を載せます。自民党が、内紛を起こして、自壊(じかい)しつつあることがよく分かります。 副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

● 「毎日新聞世論調査 民主56%、自民23% 衆院選勝利望む党」

2009年7月19日  毎日新聞

毎日新聞が18、19日に実施した全国世論調査の主な調査結果

 毎日新聞は18、19日、全国世論調査を実施した。次期衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかを尋ねた質問では、民主党との回答が56% と前回調査(6月13、14日)より3ポイント増え、自民党の23%(前回比4ポイント減) を大きく引き離した。

 政党支持率は民主が36%(前回比2ポイント増)で過去最高を更新し、自民は18%(同2ポイント減)で昨年9月の麻生政権発足以来、最低に落ち込んだ。12日投票の東京都議選で大勝した民主党が全国的に勢いを増している状況が鮮明になった。

 麻生内閣の支持率は17%で、前回比2ポイント下落。 不支持率は7ポイント増の67%だった。2月の調査で11%まで落ちた支持率は、3月の小沢一郎民主党前代表の秘書による違法献金事件摘発を機に上昇したが、鳩山由紀夫民主党代表の就任後に下落に転じ前回調査から20%台を割り込んでいる。

 麻生太郎首相と鳩山代表のどちらが首相にふさわしいかの質問では、鳩山代表が28%(前回比4ポイント減)で麻生首相の11%(同4ポイント減)を上回り「どちらもふさわしくない」が57%(同11ポイント増)と半数を超えた。

 鳩山氏については献金虚偽記載問題で「説明責任を果たしていない」との回答が75%を占め、この問題の対応が鳩山氏への期待を減らしたとみられる。

 今、衆院選が実施されたら比例代表でどの政党に投票するかも質問した。民主党との回答が45%で、自民党の18%を大きく上回ってトップ。同じ質問をした3月の調査から民主党が17ポイント増えたのに対し、自民党は2ポイント減。

 ほかの政党の支持率は公明党5%▽共産党4%▽社民党1%▽国民新党1%▽支持政党なし32%−−などだった。【坂口裕彦】


● 「比例は民主36%、自民15% 民主中心政権がトップ 」

東京新聞 2009年7月19日  

 共同通信社が18、19の両日、衆院選への有権者の関心度や政党支持の傾向を探るために実施した全国電話世論調査(第1回トレンド調査)で、比例代表の投票先政党で民主党が36・2%に上り、15・6%だった自民党の2倍以上に達した。前回2005年衆院選の第1回トレンド調査では自民党が31・5%、民主党15・2%だったが、完全に逆転した。

 ただ「まだ決めていない」の回答が34・7%あり、情勢が変化する可能性もある。

 望ましい政権の枠組みも「民主党中心」が39・3%。「政界再編による新しい枠組み」(20・8%)、「自民党と民主党の大連立による政権」(16・7%)が続き、「自民党中心」は14・8%にとどまった。

 投票に行くかどうかは、「必ず行く」が75・4%で、「できるだけ行く」の21・1%と合わせ96・5%が投票の意向を示した。衆院選に「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」の合計は82・8%。郵政選挙の前回とほぼ同レベルで、関心の高さをうかがわせた。

 投票の際に重視する課題は「年金や医療など社会保障」(40・9%)、「景気や雇用」(30・7%)に集中した。

 比例代表の投票先は民主、自民両党に続き、公明党4・2%、共産党3・4%、社民党1・2%、国民新党0・1%の順。「小選挙区でどの政党の候補に投票するか」も、民主党が34・1%で自民党16・1%を引き離した。

 支持政党が「ない」と答えた無党派層に「あえて支持するとすればどの政党か」と質問したところ、民主党支持が43・1%、自民党支持は18・0%だった。

 麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表の「どちらが首相にふさわしいか」は、鳩山代表が48・4%で、麻生首相は21・0%。内閣支持率は20・6%だった。


● 「自民:長崎幸太郎議員の支持者ら集団離党届 公認得られず」

毎日新聞 2009年7月19日 

 次期衆院選で自民党の公認を得られずに離党し、無所属で山梨2区から立候補する予定の長崎幸太郎衆院議員=比例代表南関東ブロック=の支持者らが、同選挙区を中心とする地域の党員約3600人分の離党届を同党山梨県連へ提出した。

 42年間にわたって党員という同県富士河口湖町河口の町議、駒谷隆利さん(62)は「(長崎氏が)山梨2区の支部長であるのに公認を得られなかったことや一部の党の上層部の勝手な行動に飽き飽きした」と話した。

 同県連の前島茂松会長代行は「(約3600人のうち)実際に党費を納めている党員は800人程度で、大きな影響はない」と話し、離党届を受理する方針。長崎氏は支持者の離党について「自分を応援してくれるという意思表示。党には、なぜ集団離党が起きたかを考えてほしい」と述べた。


● 「鳩山邦夫氏が反麻生に接触 新党?平沼氏らとも会談」

産経新聞 2009年7月16日

 日本郵政社長人事問題で更迭された自民党の鳩山邦夫前総務相が16日、党内外のキーマンと相次いで接触し、活発な動きをみせた。
 
 鳩山氏は16日、都内の個人事務所で与謝野馨(よさのかおる)財務相と会談し、「衆院選に勝てる道をどう探っていくか。麻生太郎首相の下で1つになっても勝てない」との認識で一致したと強調した。

 これに先立ち、鳩山氏は都内で無所属の平沼赳夫(ひらぬまたけお)元経済産業相、渡辺喜美(わたなべよしみ)前行政改革担当相とも会談し、今後の連携について話し合ったという。「離党も選択肢」と公言する鳩山氏は、反麻生勢力が求める両院議員総会の開会要求にも署名。

 戸井田徹衆院議員ら側近の「鳩山5人衆」も署名しており、「鳩山新党結成か?」との憶測も呼んでいる。


●「「公認外し、刺客立てる」中川、与謝野 裏切りの報酬 」

産経新聞 2009年7月17日

 自民党執行部が両院議員総会を見送る方針を固めたことで、「麻生降ろし」 は不発に終わった。

 党執行部は両院議員総会開催を求める署名に応じた議員の公認外しや選挙資金の圧縮、閣僚罷免という報復も視野に入れているとの声もある。彼らの“裏切りの報酬”は−。

 「オイ!何の権限があって写真を撮っているんだ」 
16日午前、党本部を訪れた中川秀直(なかがわひでなお)、加藤紘一(かとうこういち)の両元幹事長らが、細田博之(そのだひろゆき)幹事長に両院議員総会開催を求める署名を渡そうとした瞬間、石原伸晃(いしはらのぶてる)幹事長代理の怒号が響いた。 同行した秘書がカメラを構えたことをとがめたのだが、党執行部の怒りがにじみ出た形だ。

 中川、加藤、武部勤(たけべつとむ)各元幹事長の狙いは、「両院議員総会→総裁選前倒し→麻生太郎首相退陣。さらに中川、加藤両氏は自分が総裁になること」(ベテラン議員) だったとされる。しかし、この夢はついえたと言っても過言ではない。

 党幹部の1人は 「(反乱軍が)これ以上、党内を乱す動きをするなら覚悟がある。党と別に独自のマニフェストを掲げると言っているが、本当にそんなことをすれば公認を外し、刺客を立てることも検討する」と打ち明ける。

 一方で、自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相、平沼赳夫元経産相と、首相とたもとを分かった鳩山邦夫前総務相が16日に会談し、新党含みの動きも加速。それだけに「もはや中川氏らは離党して渡辺氏が目指している新党に合流するしかないのでは」(幹部)との憶測も流れている。


● 「麻生出て来い!首相擁護派も両院総会開催に署名」

産経新聞 2009年7月16日

 「麻生出て来い!」。 自民党内で15日、麻生太郎首相(68)の衆院解散方針に反対し、両院議員総会の開催を求める動きが電撃拡大。中川秀直元幹事長(65)ら中心メンバーは、署名が開催に必要な党所属国会議員の3分の1(128人)以上を集めた。

 さらに“首相擁護派”の現役閣僚、与謝野馨財務相(70)が署名、石破茂(いしばしげる)農相(52)も「署名した」と記者団に述べるなど、党内対立はいよいよ激化の様相を見せ始めた。

 「麻生首相のもとでは総選挙は戦えない」 首相退陣を求める中川氏ら「反麻生勢力」は15日夜までに、「両院議員総会」の開催に必要な党所属国会議員の3分の1(128人)以上の署名を集めた。

 16日午前に党執行部に手渡し週内の開催を要求する。署名には与謝野、石破両氏も参加。両氏は15日午後、官邸に首相を訪ね開催するよう促した。「麻生降ろし」はまさに風雲急の展開だ。

 党内の亀裂拡大を懸念する執行部は、総裁選前倒しを決めることもできる正式な議決機関である両院総会の開催には否定的で、これに代わる“ガス抜き”の場を設定する方向。解散・総選挙を前に自民党内の攻防は激しさを増してきた。

 首相は党内の退陣論に「内閣不信任案は否決された。党内から出席した全員の信任をいただいた」と記者団に辞任しない考えを強調。政府高官は「首相は21日の解散を考えている」と述べた。


● 「中川秀氏ら反麻生グループ 133人の署名提出 」

産経新聞 2009年7月16日

 麻生太郎首相の衆院解散方針に反対する自民党の中川秀直元幹事長らは、16日午前、細田博之幹事長を党本部に訪ね、党所属国会議員の3分の1を上回る133人の署名を手渡し、週内に両院議員総会を開くよう申し入れた。

 署名には現職閣僚の与謝野馨財務相、石破茂農水相のほか、鳩山邦夫前総務相らが含まれている。会談で中川氏は「衆院解散前に正式の両院総会を週内に開催してほしい」と要請。細田氏は「承った。早急に検討する」と述べた。

 両院総会の開催には党所属国会議員の3分の1(128人)以上の署名が必要。署名集めは中川氏のほか加藤紘一、武部勤両元幹事長らが中心となり、第2派閥の津島派も協力した。両院総会が実現すれば、中川氏らは衆院選勝利には人心一新が必要と主張し、総裁選前倒しを求めるとみられる。

 麻生首相は21日にも衆院解散を断行する意向だが、その場合解散の閣議決定に署名しない閣僚が出る可能性もある。

● (副島隆彦注記。今度の衆議院の解散は、おそらく、以下の新聞記事で、加藤紘一氏の命名する「与党ボケ解散」などというようなおもしろくない名前ではなくて、麻生太郎のおじいさんの吉田茂が、野党議員(西尾末広だったか)の質問に対して「バカヤロー」と答えて起きた、「バカヤロー解散」ではなくて、自民党内で アホ太郎とか、バカ太郎と公然と呼ばれるようになっている麻生首相の名前から、「バカヤロー解散」ではなくて「バカタロウ解散」と呼ばれているようだ。やはり、この「バカ太郎解散」が一番、現状にぴったりの命名だろう。が、メディアは、これを受け容れないだろう。それでも国民の多くがそう呼んで広がれば、そうなる。 副島隆彦注記終わり)

「解散:命名も後ろ向き 与党ボケ解散、しょうがない解散…」

毎日新聞 2009年7月18日 

 麻生太郎首相が21日に衆院を解散するのを前に、与野党から解散のネーミングを巡る発言が相次いでいる。自民党の命名は大半が後ろ向きなイメージで、求心力の衰えた首相のもとで、衆院選への展望が開けない政権の現状を反映している。

 「麻生降ろし」に動いた自民党の加藤紘一元幹事長は18日、民放番組で「与党ボケ解散」と命名。「両院議員総会を開かず、議員懇談会を非公開でやる。『大丈夫、次また与党政権がある』と思うのは違う」と、党執行部の危機感のなさを指摘した。中川秀直元幹事長も別の民放番組で「『予告解散』というか、党内では『しょうがない解散』だと言う人もいる。やや異例だ」と語った。

 東京都議選など一連の地方選挙で敗北した麻生政権は窮地に追い込まれている。反転攻勢の材料も乏しく、党三役の一人は「今回は『やりたくない解散』だな」と嘆く。党内からは「がけっぷち解散」「バンザイ解散」などの声も聞こえる。

 一方、勢いづく民主党。鳩山由紀夫代表は17日、記者団に「まさに『政権交代解散』なので、真摯(しんし)な思いでマニフェスト選挙を戦いたい」と自信をのぞかせた。

 小泉純一郎首相(当時)が郵政民営化の是非を問うた05年は「郵政解散」。麻生首相の祖父・吉田茂は「バカヤロー解散」(53年)で知られる。首相は21日の記者会見で衆院選への決意を表明するが、政府高官は「景気回復とか安心社会実現とか……。サプライズはない」と悲観的だ。


●「兵庫8区、田中氏出馬で全国屈指の与野党激戦地に 」

2009年7月17日 産経新聞

 新党日本代表の 田中康夫・参院議員(53)が 次期衆院選で、民主党の支援を受け、参院から“民主空白区”の兵庫8区(尼崎市) に くら替え出馬する意向を17日、表明した。 

 同区の立候補予定者たちは「想定の範囲内」と比較的冷静な反応をみせるが、知名度抜群の田中氏の参戦で、政権交代を占う全国屈指の与野党激戦となるのは必至だ。地元では、早くも静かな火花が飛び交っている。

 同区の民主党候補をめぐっては昨秋、当時の小沢一郎代表が「決まっているが、今は言わない。衝撃的に発表したい」 と発言。それ以降、田中氏や同県出身のプロ野球ヤクルト元監督、古田敦也氏、果ては小沢元代表の出馬とさまざまな著名人の名前が浮上した。それだけに、ようやく“対戦相手”が視界に入ったことで、各陣営の臨戦ムードは一気に高まっている。

 田中氏との激突が予想される公明現職の冬柴鉄三(ふゆしばてつぞう)元国土交通相(73)の陣営は 「どなたが出てこられようとも過去7期の実績を市民に訴え、理解を求めていくだけ」と表面上は悠然とした構え。

 だが、与党への逆風が強まる中、冬柴氏自身が「多選と高齢もあり、これまでで一番厳しい選挙」と警戒を強めている。公明党県本部の野口裕幹事長は「向こうが空中戦なら、こっちは地上戦。田中氏には確かに知名度はあるが、地域に密着し、かかわり続けてきた自負が冬柴にはある」と早くも対抗意識むき出し。「(衆院が)解散したら地元に直行してもらい、地べたをはいずり回ってもらう」と気合を入れた。

 また、幸福新人の角出智一氏(43)も「硬直した議席に刺激を与えることはいいこと」と歓迎。共産新人の庄本悦子氏(54)、社民新人の市来伴子氏(31)とも「予想の範囲内。これまで通り全力でやるだけ」と強調した。

 一方、複雑なのが、冬柴氏に挑む立場の民主党県連だ。同区の候補者擁立は「党本部預かり」となっていたため、田中氏出馬の経緯には全くのノータッチだったからだ。県連は18日に選対会議と役員会を開催するが、「事務所探しや人の準備も含め、本部から何の依頼も相談もない」 と黒田一美・選対委員長。「田中氏に決まったとしても、新党日本から人が来るだろうし…。こちらからは動きようがない」と今ひとつ煮え切らない様子だった。

(副島隆彦注記。小沢一郎からの、このような強力な側面支援で、田中康夫氏が、当選するだろう。これが小沢戦略の強(こわ)さだ。ついでに、もうひとり、私としては、ついでに受かって欲しい人がいます。)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝
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