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知事選は自主投票へ/民主県連
2009年07月24日
民主県連は23日、投開票日が衆院選と同日の知事選について、前回に引き続き「自主投票」にする方向で最終調整に入った。連合茨城などから、現職の橋本昌氏を支持するよう強い要請があったものの、5選を目指す橋本氏への支援をよしとしない党本部の意向や、衆院選に勝利することを優先させる狙いがある。(中村真理)
県連幹部によると、知事選の独自候補擁立をあきらめ、県連内で自主投票の確認を進めているという。
県連に対しては、橋本氏を推薦する連合が「足並みをそろえるべきだ」と再三、同調を求めていた。ただ、民主党本部は4選以上の候補者への推薦を原則禁止していることや、特定政党の支持を求めていない橋本氏側の意向も考慮し、連合に完全に沿うことは難しいと判断した。
また、橋本氏が4選を目指した前回選挙でも、民主は独自候補の擁立を見送って自主投票にした経緯がある。今回、橋本氏が再選されれば、全国で唯一の「5選知事」を誕生させたとの批判にもつながりかねず、民主内には抵抗もあった。県連幹部は朝日新聞の取材に、「総選挙が最優先。総選挙にプラスかどうかの判断だ」と説明。党本部も了解する見込みだという。
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