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8人の力結集 優勝旗を狙う

2009年07月24日

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百人一首の札を払う粂原君(右)と本間君=高崎市新保田中町の中央中等教育学校

 29日〜8月2日に三重県で開かれる第33回全国高等学校総合文化祭三重大会(みえ総文)で、小倉百人一首かるた部門には、中央中等教育学校、共愛学園、前橋東、前橋、前橋女子の計8選手が県代表で出場する。

 百人一首は1対1で向かい合い、上の句が読み上げられると瞬時に札を取る。記憶力、敏捷(びん・しょう)力、集中力が必要となる競技だ。総文でのルールは、8人のうち5人が順番に対戦し、先に3勝したチームが勝つ。団体戦のだいご味について、群馬代表の主将を務める中央中等の粂原(くめ・はら)圭太郎君(3年)は「個人戦にはない声かけがあり、優勝した時には人数分の喜びがある」という。

 粂原君は、総文出場3年目。同校には百人一首部はなく、同学年6人の生徒が自主的に集まって練習している。3年生になり受験勉強で忙しくなるなか、6月の全国大会県予選と総文に向けて練習に取り組んできた。

 粂原君に誘われ高校1年から百人一首を始めた本間裕介君(3年)も代表チームに加わった。「決勝には自分は出られないかもしれないが、予選に出られたら全力で勝ちたい」と語った。

 群馬代表は昨年、東京に敗退し、8強入りを逃した。粂原君は「今年こそは群馬に優勝旗を持って帰りたい。主将として相手を圧倒して自分が勝つことで、仲間を安心させたい」と自信も見せた。

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