18日午前、千葉市の団地で61歳の女性が殺害された事件で、女性の二女が今月、警察にストーカー被害の相談をしていたことが分かりました。二女の行方はわかっておらず、警察は関連を調べています。
この事件は18日午前9時半ごろ、千葉市花見川区にある団地の階段の踊り場で、3階に住む洋服店店員、豊田愛子さん(61)が首を切られて死亡しているのが見つかったものです。
警察は殺人事件として捜査していますが、豊田さんの首などには刃物のようなもので切られたあとが複数あったことがわかりました。
また、事件当時、現場周辺から若い男が若い女性の手を引っ張り走り去る姿が複数目撃されていたことが、住民らへの取材で新たにわかりました。
「若い男が若い女の子を羽交い締めにして引きずっていった」
「『助けて、助けて』という声は6、7回聞いた。声もしなくなってから(男女)2人で3階から降りてきた。(男は)女性を引っ張るような感じで行った。駆けだして」(近所の人)
豊田さんは22歳の二女と二人暮らしで、二女は今月、警察にストーカー被害の相談をしていたということです。
現在、二女の行方がわからなくなっていることから、警察は事件との関連を調べています。(19日00:10)