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「北朝鮮のテロ支援国家再指定を」 米上院可決
このニュースのトピックス:オバマ米大統領
【ワシントン=有元隆志】米上院は22日の本会議で、オバマ政権に対して、北朝鮮のテロ支援国家再指定を検討するよう求める意見を2010会計年度国防予算権限法案に付帯する修正案を賛成多数(66対31)で可決した。法的な拘束力はないものの、北朝鮮に対する議会の厳しい見方を反映しているといえる。
ケリー上院外交委員長が提出した修正案では、北朝鮮を「北東アジア地域と世界の平和と安全にとって脅威」と指摘した。そのうえで、オバマ政権に対して、テロ支援国家再指定を検討するよう求めるとともに、北朝鮮がテロ支援を行っているか、大量破壊兵器を拡散しているかについて、30日以内に議会に報告するよう求めている。
ブッシュ前政権は昨年10月、北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除した。しかし、北朝鮮は寧辺にある核施設の検証に応じなかっただけでなく、弾道ミサイル発射や核実験など挑発行為を繰り返している。
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