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民主党の政策「ぶれたって言いたくなる」23日の首相(2/3ページ)

2009年7月23日21時32分

 【民主党の政策集】

 ――次に、マニフェストについて、民主党は今日、マニフェストの基になる政策集をまとめた。安全保障でこれまで反対してきたインド洋での海上自衛隊による給油活動には触れず、海賊対策のために自衛隊を派遣することも認めるとするなど、現実路線への転換も目立つ。それについてどういう風に考えるか。

 「まず、インデックスであってマニフェストではありませんね」

 ――(マニフェストの)基となるものと聞いている。

 「インデックスは毎年出していると思いますが、マニフェストは毎年出しますか?」

 ――選挙向けに出すもの。

 「ちがいますから、従ってインデックスは基ではなくて、インデックスはインデックスですね。あの、きちんとしとかないと、毎年これは出しておられると、私の記憶では、インデックスってのは出しておられますと思いますんで、インデックスはマニフェストではない。まずこれだけは、はっきりしといて頂きたいと思います。そのうえで、いま、なんですって、インド洋なんとかに、なったのは現実的対応になったという表現でしたけど、わたしは違うと思いますね。少なくともあれだけ国会で論議したんですよ。そして、論議の間中、ずっと反対だったんですよ。あれだけやって、これは、そこを船を運航している人たち含めて、みんな多くの人たちが、これはぜひといって、ソマリア沖の海賊の方、それからテロ対策として、これはぜひということを国連に参加している、いわゆるあのインド洋沖で頑張っている人たちに対して、あれだけ反対しといて、選挙直前になったら変わられるんですか? 私はその方が理解が出来ませんね」

 ―― 一方、その……。

 「(遮り)僕は、ただそ、その内容を読んでいませんから、ほんとにどの程度どういう表現になってんのかは、わから、わからんから、あなたの話だけで聞くと、あれだけ国会で反対して、選挙が近くになったら現実的になった。ぶれたってのはそういうことじゃないのかね、と言いたくなるけどね」

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