2007年7月現在メモリージャグラーの入手が困難になり、 PSU形式でのセーブデータを気軽に扱えなくなってきました。 当サイトでもどこで入手できるのかという問い合わせが時々あります。 そこで今回はメモリージャグラーを使わずにセーブデータを PSU形式で抽出する方法をいくつか挙げてみたいと思います。 なお、ある程度の知識が必要となりますので注意。あとこの記事は文字が多いです(汗) とりあえずリストにすると以下の手段があります。(勿論他の手段もたくさんあります)
メモリージャグラーと完全互換があるのはメモリーアダプターのみですが、 どの方法で得たPSUもほとんどのソフトで問題ありません。 ちなみに私がメモリージャグラー故障時に使っていたのはmemccppです。 ですがお手軽なのはUSBメモリを使うLbFを使った方法でしょう。(後者はPS3でも可能かもしれません) 今回はLbFを用いた方法を紹介していきたいと思います。 (注意:USBメモリによっては相性が悪く使用できない場合があります) さて、LbFはLaunchELFというファイラーの改造版でこちらで配布されています。 ダウンロードしてみれば分かるかと思いますが、 拡張子はELFでこれをPS2で起動するための環境が必要となってきます。 これにもいろいろ手段はあるのですが、今回は幾つか手順を紹介します。 では話を始める前にひとつ確認しておくことがあります。 それは使っているPS2の型番です。 型番によって使える方法が異なりますので注意してください。 それでは手順を紹介します。 @メモリージャグラーやマックスドライブでLbF起動用のファイルをインストールする。 対応 : SCPH-10000〜SCPH-50000(SCPH-50000は一部不可) AHDLoaderでLbFを起動する。 対応 : SCPH-30000〜SCPH-55000(ハードディスクが接続可能な型番) HDLoaderまたはHDAdvanceはヤフオク等で入手可能です。 B???? ← このページにある程度のアクセスが出てきたら更新します。 対応 : すべてのPS2?(薄型の最新版は不可?) 使用したい手順(クリックして選択してください) メモリージャグラー&マックスドライブ / HDLoader / ???? |
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起動に成功すると下のような画面になります。 まずはPSUの保存先をUSBメモリに設定するためにSELECTを押してCONFIGを開きます。 |
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CONFIGを開いたらMISC SETTING → EXPORT DIR → mass:/と選択していきます。 現在のパスがmass:/になったらStartボタンを押して保存先を確定してください。 |
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EXPORT DIRがmass:/になっているのが確認できると思います。 これでPSUファイルをエクスポートしたときにUSBメモリに保存されるようになります。 |
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次に目的であるPSUファイルのエクスポートに移ります。 トップの画面から○ボタンを押してFileBrowserを起動してください。 |
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FileBrowserを起動した後、メモリーカードを選択します。 mc0:/がスロット1、mc1:/がスロット2です。 下の画像はスロット1のメモリーカードを選択後の画面です。 |
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上の画像の下部を見れば分かりますが、 L1ボタンを押すことでゲームタイトルで表示することが可能となります。 保存したいセーブデータのところまで行ってR1ボタンでMenuを開いてください。 |
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あとはExport psuを選択するだけです。 OKかCANCELかを聞かれますが勿論OKをしてください(笑) USBメモリ内に無事PSUファイルができていたら成功です。 なお、Import psuはPSUファイルをメモリーカードに展開する機能です。 PSUファイルのところに行き、mc0:/かmc1:/の展開先を選択することで取り込めます。 (HDLoaderにより起動した人) メモリージャグラー&マックスドライブで紹介したようにメモカブートで起動したい場合は こちらをメモリーカードに展開してリストにあるPS1ソフトで起動してみましょう。 ただし、型番はSCPH-10000〜SCPH-50000(SCPH-50000は一部不可)のみ対応です。 |