こんなときにやってしまったこと…

今夜、ダンナと実生子が2人揃ってぜんそくの発作を起こしたから、病院に連れて行った。

普通小児科の処置は、親が見ることができない。

今日行った救急でも外で待っているようにと言われた。

数分後、実生子が痙攣の発作を起こした…

テオフィリン製剤を打たれたんだ。と一発で分かった。

「テオフィリン使いましたか?」説明に来たドクターに聞いた。

「何か痙攣の既往歴がありましたか?」焦って返された。

「おまえ、ぶっ殺してやる!」ダンナが口を挟んできた。

「なんで確認してから使わねぇんだよ、おまえ、うちのムスメに何かあったらほんとに殺すぞ!」

周りのギャラリー、唖然…

「すいませんでした。」

「ドクター辞めなよ。アタシもアンタと同業だけど、そんなミスしたことないから。責任欠如、能力不足なんじゃない?アタシたちがドクターじゃなかったら、簡単に言いくるめたでしょ?責任取ってよ。でもうちのムスメには触らないで。他のオンコール呼ぶか、救命医に処置させて。」

アタシも耐えられなかった。

「本当にすいません。」

もう、だから嫌なんだよね頭がよろしくない大学の付属病院。

連れて来たのが間違いだったの。ごめんね、みおたん。

慶応に行けばよかった。今日は、ダンナも診てもらいたかったから、小児病院には行かなかった。

みおたん、今回は入院せずに済んでほしいなぁ。

「おまえみたいなやつが医者なんて、悲しいね。涙が出ちゃう。」最後にダンナが言い捨てた。

おバカ大学が生み出したおバカなドクターは、百害あって一利なし。

医療ミスで訴えたい気持ち、山々だけど、助かってくれたらそれでいい。

早く起きろぉー、みおたん。

ダンナが点滴しながらムスメの看病してます。災難ね。

早く転院したいけど、転院さしてくんない。こんなの外にばれちゃまずいもんね。