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くぅ「葛城流神道、九鬼空、参りますっ!! 撥っ」 シュゴッ!! 札を構え一気に空を凪ぐと、その軌跡に従って大気の刃が妖魅に向かう。 そして。 悪霊「ぐぎゅあんっ!」 おおよそ狙い通りに飛んだ真空の刃はそのまま、青白い塊を両断した。 |
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イーシャ「左道(サドウ)、魔道に進みて堕ちし者共、神威宿りし我が力にて、あるべき姿に戻るがよいっ!」 悪霊「ギュギュギュギュ!!」 イーシャ「鎧袖一触、乾坤・一擲ッ!! まいるっ!!!」 ガキンッ! 宣言した直後、イーシャの周囲の大気がゆがみ、巨大な金属隗が出現する。 イーシャ「鋳物の神、伊斯許理度売命より賜りし、神鉄より生み出せし神剣・ミズチの神威を思い知れっ!!」 |
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くぅ「さあ石姫さま? ボクといっしょに遊ぼ?」 イーシャ「う……くっ?」 今ではほとんどその機能を失った神衣の露出した部分に絡みついてきたブニブニとした肉の感触。 そしてスグ耳元で囁かれた甘く蕩けて耳の中に直接流れ込んでくるような声に思わずうめく。 くぅ「うふ……うふふ……」 イーシャ「く、くぅっ。正気にもどれっ!」 すでに手足の根元まで拘束され、身動きを封じられた少女神はその醜い肉蔦を操る巫女の方を向く。 イーシャ「な……に……?」 刹那、その視線が向いた先で収まったその顔にイーシャの表情が引きつる。 イーシャ「く……くぅ……オヌシ、その姿は……」 先ほど一瞬だけ見えたあの姿。 くぅ「うふふ……」 イーシャ「うそ……であろう?」 血に浸ったかのように赤くギラついた長い髪。 そのスキマから覗く淫欲に漬かりきり淀んだ瞳。 そしてもう一つ、今イーシャを拘束する少女の額からは1対の”角”が生えていた。 くぅ「ん? コレ? アハハ♪ エッチなことばっかり考えてたらニョキニョキって生えてきちゃったんだよぉ?」 |
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レイファン「霊子で構成された怪異には、強力な電流による攻撃が一番効果があるの」 つまりあのゴツイ塊は、小規模の雷を起こすカラクリらしい。 レイファン「はああぁあっ!!」 蝙蝠「ギャンッ!」 レイファンの腕がしなるたび、蝙蝠の怪異は苦悶の声をあげ、身もだえする。 レイファン「急々如律令っ!」 加えて、霊符を放って自分のスキを完全にカバーしている。 霊力はくぅ程じゃないが、対怪異の戦闘は手馴れていることがよく分かる。 |
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ジュルル…… 蝙蝠が女導師のたわわに実った乳房と、内股にヌラヌラ……と指を這わしはじめる。 レイファン「やっ! やめなさいっ!」 ヌブヌブとしたゼラチン質の指の感触に、生理的な嫌悪感が込みあがる。 蝙蝠「クキキキ……ッ!」 レイファン「こ……の、はなせっ!!」 ついには罵声をこぼし、身をひねる女導師。 しかし、骨に油紙をまいた程度の細い腕にも関わらず蝙蝠の膂力(りょりょく)はすさまじい。 ジュググ……ッ レイファン「あぅ……くぅ……んんっ。や……め、そんなに強くつかんだら、いた……い」 レイファンの動きを制するように拘束を強めた怪異の指が柔肌に食い込み、その体液を白い肌にねしくっていく。 ニジュリュウ…… レイファン「くふぁ……んっ。気持ち悪い……んんっ、それにコレ……」 胸を揉みしだく手を覆う粘液から漂う異臭に、思わず顔をゆがめる。 レイファン「くさい……んくぅ……この匂いって……くっ?」 その粘液が不意に、レイファンの鼻先にたれた。 |
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