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中国、ロシアと対テロ演習 ウイグル独立派けん制も

 【北京=尾崎実】中国国営の新華社によると、テロ対策を目的にした中国とロシアの合同軍事演習「平和の使命2009」が22日、ロシア・ハバロフスクで始まった。両国から陸軍、空軍を主力とする兵士各1300人が参加。26日までの5日間、ロシア極東地域や中国東北地方で実戦訓練を展開する。

 中国では5日、新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで大規模暴動が発生したばかり。中国当局は暴動を「テロ勢力などが画策した暴力犯罪事件」と断定しており、イスラム原理主義勢力の台頭に悩むロシアとの連携強化で、ウイグル独立派の動きをけん制する狙いもある。

 演習は22日午前、中国人民解放軍の陳炳徳総参謀長とロシア軍のマカロフ参謀総長が訓令を出し、正式に開始。テロリストが立てこもった建物を装甲車で包囲し、人質を救出する作戦などを実施した。(00:46)

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