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【年金問題】

年金制度を一元化 民主党が改革案を発表

2009年6月26日

 民主党は25日、公的年金制度の改革案を発表した。会社員の厚生年金、公務員の共済年金、自営業者らの国民年金を一元化。所得に応じて支払う保険料で賄う「所得比例年金」と消費税を財源とする「最低保障年金」の2本立ての仕組みとする。次期衆院選のマニフェストに盛り込む。最低保障年金は満額で7万円。所得が一定以上の人は所得に応じて最低保障年金額が減らされる。減額される所得のラインは示していない。

 所得比例年金の保険料は15%で、会社員の場合はこれを労使で折半。給付水準については「現行制度と同等、もしくはそれを若干上回る」としている。

 最低保障年金は消費税で賄うとしているが、必要な額は明らかにしていない。 

 

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