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今週の記事1本

こちらでは、カトリック新聞に掲載されている記事を、毎号につき1本お読みいただけます。

日本プロテスタント宣教150周年
横浜で記念大会開催
「主にあってひとつ」
延べ16000人が祝う


 7月8日と9日、日本プロテスタント宣教150周年の記念大会が神奈川・パシフィコ横浜で催された。主催は同記念実行委員会。
  実行委員長は、日本基督教団の山北宣久牧師(東京・聖ヶ丘教会主任)、ウェスレアン・ホーリネス教団の峯野龍弘牧師(東京・淀橋教会主管)、大和カルバリーチャペル(超教派/神奈川県)主任の大川従道牧師の3人が務め、日本聖書協会(渡部信総主事)が事務局を担当した。
  開催テーマは、「キリストにあってひとつ―主イエスの証(あか)し人(びと)として―」。各教派の特徴を生かした礼拝、式典にさまざまな教派の人たちが集い、宣教への誓いを新たにした。
  初日は夕刻から開幕。ダンスやゴスペルによるフェスティバルと開会礼拝が行われた。フェスティバルでは、テコンドー選手の岡本依子さんがテコンドーチームと共にパフォーマンスを披露し、「証し」として、自身の信仰を分かち合った。礼拝では、日本のキリスト教史を紹介した「ザビエルから今日まで」の上映や、101歳で現役の大嶋常治牧師ほか、国内外の牧師や信者が来場者に証しなどを行った。
  大川牧師は、教会内のさまざまな問題を目にしながらも、神に回帰することの重要性を強調し、宣教に向けた1人1人の意識変革を呼び掛けた。最後に来場者全員が席から立ち上がり、主を賛美した=写真。
  閉祭後、「主にあって一つと感じました!」と語るのは、救世軍江東小隊(東京)所属の樋口愛子さん。萩生田明さん(56/日本基督教団、千葉県・土気(とけ)あすみが丘教会)は、一緒に来た妻、娘、義理の姉と会場前でも「日本の宗教、宣教のために家族で祈っていこうと祈りました」と笑顔で話していた。
  2日目の記念式典では、聖書朗読、祈祷、賛美などを行い、長崎教区の見三明大司教も祝辞を述べた。基調講演・パネルディスカッションに続く派遣礼拝では、若手の牧師が証しし、最後に、会衆皆が「主の祈り」で神を賛美し、次の50年間の宣教に向けて決意を新たにした。
  大会前の7日には記念晩さん会(同委員会主催)が都内ホテルで催され、国内外からキリスト教関係者らが参列。岡田武夫大司教(東京教区)も参加した。3日間で、延べ16000人が来場した。
  日本聖公会はことし9月、都内で宣教150周年記念の催しを予定している。 






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