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違法捜査の賠償認める=「許容範囲超え職質」−東京地裁

7月22日21時11分配信 時事通信

 任意の職務質問を長時間続けるなど、警視庁の違法な捜査で現行犯逮捕されたのは不当として、男性らが東京都を相手に計約930万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は22日、違法捜査を認め、計約97万円の支払いを命じた。
 畠山稔裁判長は、警察官が男性の乗った車を取り囲み、約3時間半にわたり所持品検査を求めたことについて、「任意捜査として許容される範囲を逸脱している」と指摘。立ち去ろうとして車を接触させた公務執行妨害罪は成立せず、逮捕は不当だったと判断した。
 逮捕後の捜索で車内から大麻が押収されたが、違法な証拠収集で、大麻に証拠能力はないとした。 

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最終更新:7月22日21時16分

時事通信

 

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