親指
人差指
中指
藥指
小指
子供でも知つてゐる指の名前です。
謂れとしては・・・
『親指』 一番太いから元は『大指(おほゆび)』だつた樣です。
『人差指』 人を差すから。
『中指』 眞ん中にあるから。
『藥指』 藥を混ぜる(調合)時に使ふから。紅をつける時にも使ふので別名『紅差指(べにさしゆび)』
『小指』 一番小さいから。
・・・と、こんな感じでせう。
ちなみに『藥指』
五指の中で一番動かしにくいので汚れてゐないから、藥の調合に使つてゐました。
また、藥指で藥の調合をしてゐる樣子を表すと『富山縣』と云ふ手話になります。
富山は藥の行商で有名ですからね。
さて今回は「薬」
正字では「藥」
「藥」 艸部 十五畫
音:ヤク
意味:くすり、くすりす
「薬」は略字です。草冠は四畫(十を二つ書く)が正字です。元が「艸」ですからね。
「幺」を點二つにしたのは「樂(楽)」も同じです。
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